iPhoneの電池性能を調べる方法! 劣化状態を確認してバッテリー交換や改善対策をしよう [iOS]

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同じ機種を長期間使っていると、バッテリーが劣化して電池がみるみる減ってしまいます。

電池持ちが悪い要因として、設定に問題がある場合と、そもそも本体の電池性能が酷く劣化している場合とがあり、後者に該当するとバッテリー交換や機種変更が必要となります。

そこで本記事では、iPhoneの現状の電池性能を調べる方法を紹介します。

バッテリーの劣化状態を確認して、今後の対策の参考にして下さい。

photo by ぱくたそフリー素材

 

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iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて

iPhoneの電池には「リチウムイオンバッテリー」が搭載されており、バッテリーの経年劣化が進むと下記のような症状が発生します。

  1. 充電できる最大容量が低下する
  2. 最大瞬時給電能力が低下する

1は、新品時と比較してバッテリー容量の基準が落ちるため、100%まで充電してもバッテリー残量が減少するペースが速くなり、何度も充電が必要となります。

2は、バッテリーの電力供給力(ピーク電力)が落ちるため、システム全体の継続的な動作が難しくなると、デバイス保護を目的に突然のシャットダウンを招きます。

参考 Apple – リチウムイオンバッテリーの詳細

Appleは”2”を防止するために「パフォーマンス管理機能」をiPhoneに導入しています。

これは、iPhoneで突然のシャットダウンを防止するため、意図的にパフォーマンスを低下させる機能のことです。

パフォーマンスを低下させれば、電力供給力の落ちたバッテリーでもシステム全体の継続的な動作を維持できるためシャットダウンを防止できる、という仕組みです。

2017年冬にAppleがこの機能をユーザーに内緒で導入していたニュースは話題になりました。

「パフォーマンス管理機能」の対象となるiPhoneは限定的で、iPhone 6以降の機種が該当します。

  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone 6S
  • iPhone 6S Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus

具体的なパフォーマンス低下の例です。

(正常なiPhoneと比較して)

  • アプリの起動に時間がかかる
  • バックライトが暗くなる
  • スピーカーの音量が小さくなる

以上の通り、iPhoneのバッテリーが劣化すると繰り返し充電が必要となるほか、パフォーマンスまで落ちるため、バッテリー交換や機種変更を検討すべきです。

本記事では、iOSバージョンごとの電池性能を調べる方法を順番に解説します。

  • iOS 11.3以降:「設定」よりバッテリー状態を確認する(詳細)
  • iOS 10.2.1以降:「設定」よりバッテリー状態を確認する(簡易)
  • iOS 10.2.1以前:アプリよりバッテリー状態を確認する

iPhoneのiOSバージョンが分からなければ、関連記事【iPhoneのiOSバージョンを調べる方法まとめ! 最新のソフトウェアアップデートを確認しよう】を参照下さい。

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「設定」よりバッテリー状態を確認する方法

iOS 10.2.1以降のiPhoneであれば、「設定」よりバッテリー状態を確認できます。

さらにiOS 11.3以降であればより詳細な情報を調べることが可能となりました。

以降では、両OSバージョンに分けて手順を解説しています。

iPhone(iOS 11.3以降)の手順

iOS 11.3よりバッテリー状態を確認できる標準機能が搭載されました。

「設定」→「バッテリー」より「バッテリーの状態」へ進み、

現在のバッテリー状態として「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」を確認できます。

最大容量

「最大容量」は新品時と比較したバッテリー容量の基準を示します。

購入時点のバッテリー最大容量は”100%”ですが、劣化が進むとこの値が低下し、1回あたりの充電で使用できる時間が短くなります。

Apple公式アナウンスによると、iPhoneのバッテリーは通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを500回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大”80%”を維持するよう設計されています。

充電サイクルの詳細はApple公式サイトにて解説されています。

ピークパフォーマンス性能

「ピークパフォーマンス性能」は記事冒頭で解説した「パフォーマンス管理機能」の状態によってメッセージが異なります。

パフォーマンス管理機能が無効の場合

バッテリーが劣化しておらず、パフォーマンス管理機能が無効の状態なら下記メッセージが表示されます。

  • お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。

もしiPhoneの動作が重く困っているなら、パフォーマンス管理機能以外の要因があると考えれます。

パフォーマンス管理機能が有効の場合

バッテリーが劣化しているため、パフォーマンス管理機能が有効の状態なら下記メッセージが表示されます。

  • このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。
  • この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。

表示される「無効にする」をタップすると、強制的にパフォーマンス管理機能を無効化できます。

その場合、以下のメッセージが表示されます。

  • このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。
  • パフォーマンス管理による保護を手動で無効にしています。

この後、iPhoneが再び突然シャットダウンするとパフォーマンス管理機能が強制的に再適用されます。

ただその際も、機能を手動で無効化するオプションは選択できます。

バッテリーが劣化している場合

バッテリーが著しく劣化している場合、パフォーマンス管理機能が有効になるほか、追加メッセージも表示されます。

  • お使いのバッテリーは著しく劣化しています。
  • Apple正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。

このメッセージが表示された場合でも、iPhoneの安全性に問題があるわけではありません。

ただ、充電の持ちやパフォーマンスが一層落ちるため、バッテリー交換や機種変更を積極的に検討すべきでしょう。

バッテリーの状態が不明な場合

もしiOSがデバイスのバッテリーの状態を判定できない場合は、以下のメッセージが表示されます。

  • このiPhoneでは、バッテリーの状態を判定できません。
  • バッテリーに関するサービスは、Apple正規サービスプロバイダが対応します。

原因として、バッテリーが正しく取り付けられていないか、バッテリー部品が不明である場合が考えられます。

iPhone(iOS 10.2.1以降)の手順

iOS 10.2.1よりバッテリー交換時期を確認できる標準機能が搭載されました。

iOSの診断機能により、バッテリーの交換が必要と診断された場合、「設定」→「バッテリー」にて下記メッセージが表示されます。

  • iPhoneのバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります

バッテリーが劣化しているので、本記事で解説したような突然のシャットダウンやパフォーマンスの低下が発生する可能性があります。

参考 Appleサポート – 「iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」と表示される場合

 

アプリよりバッテリー状態を確認する方法

もっと古い世代のiPhoneでは、サードパーティ製アプリ「Battery Life」がオススメです。

アプリを起動すると、現在のバッテリー消耗状況をチェックできます。

例えば5年近く使っているiPhone 5で試したところ、バッテリーの消耗状況は「非常に高い」という診断結果が出ました。

iPhone 5で診断した結果例。

確かに電池の減りが速いと感じていたので、納得の結果です。

また左上メニューより「RAWデータ」へ進むと、より詳細なバッテリー情報を確認できます。

「容量」が新品時と比較したバッテリー容量の基準を示します。

新品のiPhone 5と比較してバッテリー容量が約3割減となっていた。

サードパーティ製アプリによる診断となるため、あくまで参考程度の情報ですが、バッテリー交換の目安にできそうです。

 

〆:バッテリー状況を確認して電池交換の目安としよう!

以上、iPhoneの電池性能を調べる方法! 劣化状態を確認してバッテリー交換や改善対策をしよう [iOS] の説明でした。

「最近、iPhoneの電池持ちが悪いかな?」と感じたら、今回紹介した設定を確認してバッテリー交換の目安として下さい。

今回紹介した方法でバッテリーの劣化を確認できた場合、Appleサポートのバッテリー交換より受付しましょう。

2018年12月末までの間、通常は8,800円のバッテリー交換が3,200円で受けられます。

対象はiPhone 6以降のシリーズで、バッテリー劣化の程度に関わらず交換可能です(交換は1台につき1回まで)。

最近、電池の減りが速かったり、パフォーマンスの低下を感じる場合、ぜひ検討下さい。

なおバッテリー交換は「修理」の一種となるため、iPhoneは初期化されます。

申込の前にデータのバックアップをしておきましょう。

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参考 Appleサポート – iPhoneのバッテリーとパフォーマンス

参考 Apple – バッテリーのサービスとリサイクル

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