海外旅行や出張中など、外国で現地通貨を為替換算したい時、どうしてますか?
最近はスマートフォン向け為替換算専用アプリもありますし、ブラウザ検索しても答えは出てきますが、なるべく海外でデータ通信を避けたい、サードパーティ製アプリは入れたくない、というニーズもあるでしょう。
そこで本記事では、iOS標準の「Spotlight検索」機能を使って為替換算する方法を紹介します。
ほとんどデータ通信を必要としないため、オフラインになりがちな海外からでもカンタンに利用できるオススメの機能ですよ。
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Spotlight検索で為替換算する方法
Spotlight検索を起動する
まずはいつもの手順で「Spotlight検索」の画面を表示しましょう。
ホーム画面で左へスワイプしていくと、Spotlight検索画面となります。
この検索画面より指定コマンドを入力することで、外貨を日本円に換算したり、日本円を外貨に換算したりすることができます。
下記より何パターンか代表的な例を使って、その方法を解説しています。
パターン①:外貨から円に換算する
まず、任意の外貨から円に換算する場合、「数字」+「外貨単位」を検索バーに入力するだけで、円換算された数字が表示されます。
例えば、アメリカドルなら、「ドル」という記入で認識しますし、「$」記号でも認識して円換算してくれます。
その他、「ユーロ」・「中国元」・「タイ・バーツ」など主要通貨はどれも対応。
さらに、同じドルでも、「香港ドル」や「シンガポールドル」にも対応しています。
ただマイナーな通貨は自動換算されず、ブラウザ上の検索結果が表示されるか、何も出ないか、となります。

例えば「ラオス・キープ」などマイナーな通貨では表示できない。
パターン②:円から米国ドルに換算する
続いて、円から米国ドルへ換算する場合、「数字」+「円」と入力すれば自動的に米国ドルへ換算されます。もちろん、「¥」記号も認識します。
パターン③:円から米国ドル以外の外貨に換算する
最後が、円から米国ドル以外の外貨に換算する場合、「円通貨」+「から〇〇」(〇〇は外貨単位)と入力することで、任意の外貨換算がされます。
先の①・②に比べ、若干面倒な入力ができますが、Spotlight検索画面上で換算できるので、他の方法に比べラクチンなはず。
補足①:オフラインでも換算できる?
ちなみに、オフライン環境下で試したところ、どのパターンでも換算できました。
おそらく、バックグラウンドで定期的に為替情報を収集し、オフラインになったら最後の為替情報を元に換算していると思われます。
海外ではWi-Fiやモバイルデータ通信を利用できない環境に置かれることも多いため、便利な特徴です。
補足②:株価アプリでも為替換算できる!
また同様の機能はiOS標準の「株価」アプリでも実現することができます。
Spotlight検索の場合と同じく、指定コードを検索することで外国通貨の価値を確認でき、オフラインでも通信を行った最後時点の為替情報を表示できます。
関連記事
[iOS] 株価アプリで為替換算をする方法! オフラインでも外国通貨の価値を確認できる [iPhone]
2つとも機能は似ていますが、それぞれメリット / デメリットがあります。
【Spotlight検索】
メリット:「数字」+「外貨単位」で検索できるので「外国通貨コード」を覚える必要ナシ
デメリット:調べたい都度 検索の入力処理が必要なので面倒
【株価アプリ】
メリット:一度対象の外貨を登録してしまえば以後検索の必要ナシ
デメリット:最初の登録の際に「外国通貨コード」が必要なので調べるのが面倒
従って、調べる頻度の高い通貨は株価アプリに登録しておいて、たまに確認したい程度であればSpotlight検索を使うと便利でしょう。
〆:海外旅行や出張時のお供にぜひ!
以上、[iOS] Spotlight検索で為替換算する方法! オフラインでも外国通貨の価値を確認できる [iPhone] の説明でした。
旅行やビジネスで海外に行くと欠かせないのが為替の計算ですが、iPhoneを持っていれば標準機能の「Spotlight検索」でカンタンにできちゃいます。
海外訪問が多い方は、ぜひお試しあれ。
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