[iOS] iPhoneを海外旅行や出張で使用する際の豆知識! 用途別に適切な設定で高額請求を防ぐ方法

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最近ではiPhoneを持って海外旅行や出張へ行く人が増えています。

基本的に日本の大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で契約したiPhoneならそのままの設定で海外でも使えるケースが多いですが、国内と同じ感覚でいると思わぬ高額請求(パケ死)となるリスクがあります。

そこで本記事では、海外でiPhoneを使用する際の豆知識を紹介します。

「電話の使用」と「データ通信の使用」有無のパターン別に、オススメの設定を解説しているので、ぜひご覧あれ。

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海外でiPhoneを使用する際の豆知識

 

準備:海外で使用する機能を整理する

海外でiPhoneを使用する際の高額請求を回避するには、まず自分がどの機能を使用したいか整理することから始めます。

発生する料金の種類を用途別に整理すると、

海外で電話を使う / 使わない

海外でモバイルデータ通信を使う / 使わない

海外でWi-Fiを使う / 使わない

に大別されます。

それぞれカンタンに解説します。

海外で電話を使う / 使わない

ここでの「電話」とはiPhoneで契約している090携帯番号を使った通話の発信 / 着信を指しており、LINEやfacebook等の通話機能(=IP電話系サービス)は含まれません。

最近ではSNSアプリが普及しているため、海外渡航中に電話を使う機会は多くないでしょうが、緊急時の連絡手段としてiPhoneで電話をかける・受ける手順は知っておくべきです。

また海外独特の注意事項として、日本国内の電話料金は「発信」者側のみ課金されますが、海外では「発信」はもちろん「着信」者側も課金される特徴があります。課金単位は国によって様々ですが決して安価ではありません。

海外でモバイルデータ通信を使う / 使わない

ここでの「モバイルデータ通信」とは携帯事業者のネットワークを使った通信のことで、別名「パケット通信」とも呼ばれます。

日本国内でも、自宅や会社、カフェではWi-Fiを使い、移動中や旅行先ではモバイルデータ通信を使う、というパターンも多いでしょう。

海外でもホテルや駐在所のみならず、移動中もインターネットへ接続したいなら「海外でモバイルデータ通信を使う」となります。

ただモバイルデータ通信はWi-Fiと比較して利用範囲の広さに魅力がありますが、課金単位は高めに設定されており、各キャリアで用意される「海外パケット定額サービス」に加入しても1日あたり2,000円前後かかったり、すぐ速度制限にかかったりしがちです。

そのため高額請求を避けるのであれば、なるべく海外ではWi-Fiだけでインターネットを使用するのが理想となります。

海外でWi-Fiを使う / 使わない

日本国内でもWi-Fiを使用する機会が増えていますが、海外でも滞在するホテルや使用する駅や空港など、様々な場所でWi-Fiが提供されており、無料で使える場所も多いです。

先述した通り、海外で「モバイルデータ通信」を使うのは高額請求に繋がりがちなので、インターネットを使うならWi-Fiを使えるスポットを見つけるのが重要となります。

 

使用したい機能別の設定方法

例えばボクの場合、普段から090携帯番号を使う機会も少なく、また事前にWi-Fiが使えるスポットを調べておくため、海外渡航時は下記のような使い方をしています。

海外で電話を「使わない」

海外でモバイルデータ通信を「使わない」

海外でWi-Fiを「使う」

このように、それぞれどの機能を使いたいか整理した上で、「使う / 使わない」のパターン別に下記よりiPhoneで設定する手順を説明します。

記事中では、iPhone 8 Plus(iOS 11.0.3)を例に説明しています。

①:電話や通信を一切使わない

海外渡航中にiPhoneの電話機能や通信機能を一切使用しない下記パターンの場合、

海外で電話を「使わない」

海外でモバイルデータ通信を「使わない」

海外でWi-Fiを「使わない」

単純に「機内モード」を有効にするだけで設定は完了です。

コントロールセンターよりアイコンをタップしてオンにするか、「設定」を開き「機内モード」トグルをオンにすればOK。

この状態だと、電話の発信 / 着信やモバイルデータ通信の使用はもちろん、Wi-Fiも自動でオフとなるため、高額料金は一切発生しませんしセキュリティ面でも安心できる設定です。

②:電話や通信は使わないがWi-Fiのみ使いたい

海外渡航中にiPhoneの電話機能やモバイルデータ通信機能を使用しない一方、料金のかからないWi-Fi機能のみ使いたい下記パターンの場合、

海外で電話を「使わない」

海外でモバイルデータ通信を「使わない」

海外でWi-Fiを「使う」

「機内モード」を有効にした上で、Wi-Fiのみオンにすれば設定は完了です。

コントロールセンターより両アイコンをタップしてオンにするか、「設定」を開き「機内モード」トグルをオンにすればOK。

この状態だと、電話の発信 / 着信やモバイルデータ通信の使用は禁止する一方、ホテルや空港のWi-Fiは使用できるため、無料Wi-Fiを使うのであれば料金を抑えつつ海外でもインターネットを楽しめるオススメの設定です。

③:電話は使わないが通信機能は国内同様に使いたい

海外渡航中にiPhoneの電話機能は使用しない一方、国内滞在中と同様にモバイルデータ通信機能やWi-Fi機能を使いたい下記パターンの場合、

海外で電話を「使わない」

海外でモバイルデータ通信を「使う」

海外でWi-Fiを「使う」

Wi-Fiをオンにしつつ、「設定」の「モバイルデータ通信」より「通信のオプション」を開きます。ここで、「モバイルデータ通信」トグルがオンになっていることも確認します。

次に「データローミング」トグルをオンにし、最後に「4Gをオンにする」項目より「データ通信のみ」にチェックを入れれば設定は完了です。

この状態なら国内同様にWi-Fiとモバイルデータ通信で、どこにいてもインターネットを楽しむことが可能です。

一方、Wi-Fiに接続されない時はモバイルデータ通信が機能するため、加入中の料金プランによっては高額請求となるリスクがあります。

④:電話のみ使い通信は使わない

海外渡航中にiPhoneの電話機能は使用する一方、モバイルデータ通信機能やWi-Fi機能を使わない下記パターンの場合、

海外で電話を「使う」

海外でモバイルデータ通信を「使わない」

海外でWi-Fiを「使わない」

Wi-Fiをオフにしつつ、「設定」の「モバイルデータ通信」より「通信のオプション」を開き、

「データローミング」がオフになっていることを確認します。

一方、海外渡航中にiPhoneの電話機能とWi-Fi機能を使用し、通信はモバイルデータ通信機能のみ禁止する下記パターンの場合、

海外で電話を「使う」

海外でモバイルデータ通信を「使わない」

海外でWi-Fiを「使う」

先ほど同様に「データローミング」がオフになっていることを確認しつつ、Wi-Fiを有効にすればOK。

この設定なら、090携帯番号でいつでも電話を着信できる一方、高額請求になりがちな「モバイルデータ通信」を使用しないため、安心してiPhoneを使用できます。

 

その他:チェックしておくべき事項

以上の設定以外にも思わぬ高額請求を回避するために、確認しておくべき事項がいくつかあります。

その①:契約中のプランをチェックする

そもそもお使いのiPhoneが海外でそのまま使える料金プランの契約になっているか確認が必要です。

例えばドコモ版iPhoneの場合、海外で通話・通信をするために「WORLD WING」というオプションに加入しておく必要があります。

基本的に、最初に携帯を契約した際にデフォルトで加入するパターンが多いため、すでに契約しているはずですが、念のため、渡航前に契約状態を確認しておくことをオススメします。

また、もし海外でモバイルデータ通信を使用するなら、各携帯キャリアで提供される「海外パケット定額サービス」への加入がオススメです。

参考 ドコモ – 海外パケ・ホーダイ / 海外1dayパケ

参考 au – 海外ダブル定額 / 世界データ定額

参考 ソフトバンク – 海外パケットし放題 / アメリカ放題

その②:個別アプリごとモバイルデータ通信を停止する

iPhoneは自動アップデートやデータの同期のため、意図しない通信が発生する可能性があります。

そのため、重要性の低いアプリについては個別に「モバイルデータ通信」を使わない設定にすることで、Wi-Fiでのみ通信が行われるようになります。

関連記事

[iOS] 個別アプリごとLTE(4G)を禁止する方法! iPhoneの指定機能でモバイルデータ通信を自動でオフに

また「Googleマップ」を現地で使いたい場合、予め地図情報をダウンロードしておくことで、オフライン状態でも地図を確認できるため、「モバイルデータ通信」を節約できます。

関連記事

海外旅行でもう迷わない! Google Mapで現地の地図をダウンロードしてオフライン利用する方法

 

〆:海外でもiPhoneを快適かつ安心して使おう!

以上、[iOS] iPhoneを海外旅行や出張で使用する際の豆知識! 用途別に適切な設定で高額請求を防ぐ方法 の説明でした。

普段から慣れ親しんでいるiPhoneを海外でも快適に使いこなすことで、より海外旅行や出張が充実したものになります。

一方、料金体系や設定手順を誤って理解していると思わぬ高額請求となるリスクもあるため、ぜひ本記事を参考にして下さい。

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