Androidでスクリーンショットを撮影する場合アプリの導入は不要ですが、

Android自体を操作する必要があるため、故障していると実行できません。
そこで本記事では、USBケーブルで接続したAndroidの画面を撮影できるMac向けユーティリティ「Android Tool for Mac」を紹介します。
Android側でボタンが壊れていたり画面タップの認識に不具合がある場合に便利ですよ。
Android Tool for Mac – 使い方
Mac側に「Android Tool for Mac」を用意します。
ダウンロード GitHub – Android Tool for Mac
ダウンロードできたら、アプリケーションフォルダに移し起動しましょう。
インストーラーはMacのセキュリティ設定によってはそのまま開けないので、「システム環境設定」より許可して下さい。
詳細は関連記事【Mac「開発元が未確認のため開けません」を解決する方法! Apple Storeにないアプリを実行しよう】で解説しています。

次にAndroid側でUSBデバッグを有効にして下さい。
事前に「開発者向けオプション」を表示した上で、

「設定」→「開発者向けオプション」より、「USBデバッグ」をオンにすればOK。
より詳細な手順やUSBデバッグの特徴・リスクについては、関連記事【AndroidでUSBデバッグを有効にする方法! 設定を解除する手順やリスクを解説】で解説しています。

後は、AndroidとMacをUSBケーブルで接続して下さい。
「Android Tool for Mac」の画面上で接続したAndroid機種が表示されればOKです。
もしデバイス名が表示されない場合、メニューバー内「Tools」より「Refresh device list」を実行してみて下さい。
さっそくユーティリティ「Android Tool for Mac」を使ってみましょう。
記事中では大きく「Android画面の撮影」と「Androidへapkをインストール」の2点を說明します。
Androidの画面キャプチャや録画を行う
1つ目が、Androidの画面撮影をMacから行う方法です。
まず「Android Tool for Mac」画面の「カメラ」アイコンをクリックすると、
Mac上で下記ディレクトリにフォルダが作成され、その中に撮影したキャプチャ画像が保存されます。
~/Desktop/AndroidTool
また同様に「ビデオ」アイコンをクリックすると、
先ほどと同じディレクトリ内に録画した動画ファイルが保存されます。
保存先のディレクトリはメニューバー「AndroidTool」内の「Preferences」より変更もできます。
Androidへapkをインストールする
2つ目が、MacからAndroidへアプリをインストールする方法です。
用意したapkファイルを「Android Tool for Mac」画面へドラッグ&ドロップするだけでOK。
Mac側で取得したアプリがあれば、直接インストールできて便利です。
補足:そのほかMacからAndroidを撮影する方法まとめ
「MacからAndroidのスクリーンショット撮影をする方法」としては、ほかにもAndroidの画面をMac上に映す(ミラーリングする)アプリを使うことで実現できます。
例えば「AirMore」というアプリなら、ワイヤレスに遠隔でAndroid画面をMacへ投影できるので、そのまま画面キャプチャすることができます。

また、「Vysor」というアプリは本記事で紹介した「Android Tool for Mac」と同じくUSBケーブルが必要となりますが、画面撮影のみならず、ミラーリングした画面上でホームボタンや戻るボタンをクリックできたり、画面ロックや音量変更まで遠隔操作が可能です。

Macで実現したい操作内容によって、ぜひこれらアプリも使ってみて下さい。
〆:画面撮影の使い勝手はトップクラス!
以上、MacからAndroidのスクリーンショット撮影をする方法! PC上で画面キャプチャや録画もできる の說明でした。
「MacからAndroidのスクリーンショット撮影をする」だけにこだわるなら、本記事で紹介した「Android Tool for Mac」は最も使い勝手に優れたアプリだと感じます。
Macと一緒にAndroidを操作する機会が多いなら、ぜひお試しあれ。
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