Androidのブラウザで検索をしたり、メモアプリで文章を入力する際、文字の入力カーソル移動がうまくできず、イライラした経験はないでしょうか?
利用するキーボードアプリによっては、仮想キーボード上でカーソル移動ボタンが表示される場合もありますが、打ち間違えのリスクは相変わらずあるため、できればPCのように物理キーでカーソルを制御できたら便利ですよね。
そこで本記事では、スマートフォンの音量キーで入力カーソルを操作できるようになるAndroid向け無料アプリ「Cursor Control」を紹介します。
タッチパネル上でのカーソル移動にストレスが溜まっている方は、ぜひご覧あれ。
photo by Jared Tarbell
Cursor Controlの使い方
今回紹介する「Cursor Control」アプリの使い方と特徴を、下記より解説します。
手順①:アプリを入手する
まず、Androidに「Cursor Control」をインストールします。
アプリトップ画面で「サービスを開始」トグルをタップして有効にすると、初期設定としてユーザー補助より権限付与が求められます。
画面に従って設定をしましょう。
手順②:アプリを使いこなす – 基本
続いて音量キーによるカーソル移動を有効にするアプリを設定します。
アプリトップ画面より「サービスを開始」トグルがオンになっていることを確認後、右下「+(プラス)」ボタンよりAndroidにインストールされたアプリ一覧を開き、カーソル移動を有効にしたいアプリにチェックを入れます。

例えば、Google Chromeで有効にする。
実際に試してみましょう。設定したアプリ上で入力カーソルが音量キーで左右に移動したら成功です(音量↑上キーで右へ、↓下キーで左へ移動します)。
音量キーを一度押すとカーソルが左右に1文字分移動する他、長押しで速く移動もできます。
Androidの機種によっては、スクリーンショット(画面キャプチャ)撮影に音量キーを使用しますが、カーソル移動を有効にしたアプリ上でも、スクリーンショットは撮影できます。

また、無料版の場合、最大8個まで音量キーによるカーソル移動を有効にするアプリを選択でき、それ以上の場合は有料版(160円)の購入が必要です。
手順③:アプリを使いこなす – 応用
トップ画面右上メニューの「設定」より、さらに細かいカスタマイズが可能です。
下記よりその一部を解説します。
カーソル移動の方向を逆にする
デフォルトでは、音量↑上キーで右へ、↓下キーで左へ移動しますが、これを「カーソル方向」項目より逆にすることができます。
ミュージック再生中は機能を無効にする
カーソル移動を有効にしたアプリ上では、バックグラウンドで音楽を再生していても音量キーを押すとカーソル移動が優先され、本来の音量変更を利用することはできません。
そこで「オーディオ再生時に無効にする」にチェックを入れることで、ミュージック再生中は音量変更が優先的に実施され、「Cursor Control」アプリのカーソル移動は無効とできます。
補足:そのほか物理ボタンを活用するアプリまとめ
今回紹介したアプリ以外にも、Androidの物理ボタンやセンサー機能を有効活用するアプリ等はたくさん存在します。
例えば、「ボリュームキーランチャー」というアプリを使えば、Androidのボリュームアップ / ダウンキーに対し様々な機能を付与できます。

また、「Torchie」というアプリを使えば、Androidのボリュームアップ / ダウンキーでカメラのフラッシュライトを点灯 / 消灯できるようになります。

それ以外にもAndroidの物理ボタンやセンサー機能を有効活用する情報を、関連記事【Androidの物理ボタンやセンサー機能を有効活用する豆知識まとめ! タッチパネル不要で操作できる】で解説しています。

〆:快適に文字入力カーソルを移動しよう!
以上、[Android] 音量キーで文字入力カーソルを操作する方法! ボリューム物理ボタンで位置移動を快適に の說明でした。
タッチパネル上での入力カーソルの移動が面倒だと感じている方は、ぜひ「Cursor Control」アプリを使って快適な操作を実現してはいかがでしょうか。
ぜひ、お試しあれ。
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