Android Oreoはバージョン8.1より、設定している壁紙に合わせてクイック設定のテーマカラーが自動で変更されるようになりました。
具体的には、明るめの壁紙であれば「ライトテーマ」が、暗めの壁紙なら「ダークテーマ」が自動適用されます。
が、好みによっては、「明るめの壁紙でダークテーマにしたい」・「暗めの壁紙でライトテーマにしたい」というニーズもあるでしょう。
そこで本記事では、Android 8.1より実装されたクイック設定のテーマカラーを、壁紙に依存せず自由に変更する方法を紹介します。
壁紙とクイック設定の配色をカスタマイズしたい方は、ぜひご覧あれ。
前提:Android 8.1の仕様変更について
Android Oreoはバージョン8.1より、設定している壁紙に合わせてクイック設定のテーマカラーが自動で変更されるようになりました。
明るめの壁紙を設定していると、クイック設定の背景は”白”が基調の「ライトテーマ」となり、
暗めの壁紙を設定していると、クイック設定の背景は”黒”が基調の「ダークテーマ」となります。
この「明るめの壁紙」・「暗めの壁紙」は、Androidシステムが自動判定しているため、例えば「明るめの壁紙でダークテーマにしたい」というカスタマイズは用意されていません。
が、今回紹介するアプリ「LWP+」を使うことで、設定している壁紙の色に依存せず、自由にクイック設定のテーマカラーを変更できるようになります。
さっそく下記より解説します。
LWP+の使い方
まずAndroidに「LWP+」をインストールします。
アプリを起動し、「Set as current live wallpaper」より「壁紙を設定」を選択。
「LWP+」でデフォルトの「黒一色」の壁紙が設定されます。
次に「Choose background image」より内部ストレージやクラウド(例:Googleフォト / Dropbox)から設定したい壁紙画像を選択します。
「Portrait(縦画面)」と「Landscape(横画面)」とで、壁紙としたい画像部分を切り取ります。
ホーム画面へ戻り、設定した壁紙を確認します。
ここからが本アプリの肝となる機能です。
「OS colors」項目にて「Use custom colors」を有効にした後で色を指定すると、現在設定している壁紙に関わらず、クイック設定のテーマカラーを調整することができます。
例えば「Primary color」を”白系”の色にしてみます。
すると本来「暗めの壁紙」と判定されクイック設定は「ダークテーマ」が適用される画像でも、強制的にクイック設定を「ライトテーマ」と変更できます。
今回は「暗めの壁紙」を例としましたが、「明るめの壁紙でダークテーマにしたい」というケースでも流れは同様です。
補足:
クイック設定のタイルを独自にカスタマイズする方法まとめ
本記事は「クイック設定のテーマカラー」が主旨ですが、他にも「クイック設定の機能(タイル)」を自由にカスタマイズする様々な豆知識が存在します。
例えば「Nougat / Oreo Quick Settings」というアプリを使えば、標準では用意されていないタイルを追加可能です。

他にもクイック設定のタイルをカスタマイズする豆知識は、関連記事【Androidでクイック設定のタイルをカスタマイズする方法まとめ! 好きな機能や外観を追加しよう】で解説しています。

夜間もっと健康に優しいスマホ画面へ変える方法まとめ
今回紹介した方法で、夜間は「ダークテーマ」として目への負担を軽減できますが、本ブログでは他にも、Android使用にあたり「目の疲れやスマホ中毒を和らげる」ワザを色々と紹介しています。
例えば、ディスプレイ画面を白黒モノクロへ変化させることで、常にスマートフォンのことを考えてしまう「スマホ中毒」を軽減できる可能性があります。

Nexus 6Pをモノクロ画面とした例。

詳細は関連記事【Androidでナイトモード機能を極める方法まとめ! 夜間は目に優しいダークなスマホ画面へ変えよう】で解説しています。

〆:クイック設定のテーマカラーを自由に決めよう!
以上、[Android 8.1] クイック設定のテーマカラーを自由に変更する方法! ライト/ダークの背景色を選択しよう の説明でした。
今回紹介した「LWP+」を使えば、現在設定している壁紙の色に関わらず、クイック設定のテーマカラーを自由に調整できます。
Android 8.1以降にアップデートした方は、ぜひお試しあれ。
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