「マテリアルデザイン」という言葉をご存知でしょうか?
Google社が提唱したユーザーエクスペリエンスデザインの体系で、近年ITサービス全般で急速に普及している一方、スマートフォンのアプリデザインにおいては、未対応のアイコンも依然として多くあります。
そこで本記事では、アプリのアイコンをマテリアルデザイン風に変更できるAndroid向けアイコンパック「Materialize」を紹介します。
「マテリアルデザイン」にこだわらずAndroid向けアイコンパックをお探しであれば、別記事でオススメアプリをまとめています。ぜひご覧あれ。
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photo by Team Dalog
Materialize – アイコンをマテリアルデザイン風に変更
マテリアルデザインとは?
マテリアルデザインは、Google社が提唱したユーザーエクスペリエンスデザインの体系で、およびそれを実現する開発技術や手法、デザイン、試みなどの包括的呼称を指しています。
その特徴として、現実世界のルール(例:影や奥行き)を採用することで、ユーザーにとって直感的な操作を実現できるデザインのことです。
参考 Google – マテリアルデザインのガイドライン(英語)
本記事で紹介するアプリ「Materialize」では、Androidにインストールしているアプリのアイコンを自動的にマテリアルデザイン風に変更することができます。
下記よりインストール方法やその使い方を説明します。
手順①:アプリを入手する
まず、Androidに「Materialize」をインストールします。
Android 要件:5.0 以上
価格:無料
手順②:アイコンをマテリアルデザイン風に変更する
インストールできたら、さっそく起動します。
Android上のアプリ一覧が表示されるので、デザインを変更したいアプリを選択します。
続いて、デザインの「形」・「大きさ」・「色」の3種類を自由にカスタマイズできるので、好みのデザインにします。
調整ができたら、右下にある「ADD TO HOME」をタップ。すると、ホーム画面に作成したアプリのアイコンが表示されます。
下記の通り、同じアプリでもデザインは微妙に調整できます。
例えば、丸い形が好きなら全てのアプリアイコンを「丸」に変更するなど、ホーム画面のアプリアイコンに統一感を出すこともできます。
Google系アプリやプリインアプリの変更について
ちなみに、初期設定のままだと、Google系アプリやプリインストールアプリはアプリ一覧に表示されません。
これは「どちらも元々マテリアルデザインとなっている(はず)であるため」というのが理由のよう。
ただ、「アプリアイコンを全て丸に統一したい!」などの目的で、これらのアプリもカスタマイズするニーズも当然あります。
そこで、「Materialize」を起動し、画面右上アイコンをタップ後、「Show system apps」にチェックを入れ、ポップアップも「SHOW SYSTEM APPS」を選びます。すると、以後アプリ一覧にGoogle系アプリやプリインストールアプリも表示されるようになります。
後は他のアプリ同様に、アイコンの形をカスタマイズできます。

例えばChromeのアイコンを四角い形にすることもできる。
〆:イマドキのアイコンに変更できてオススメ
以上、Materialize – Androidアプリのアイコンをマテリアルデザイン風に変更できるアイコンパック の説明でした。
「Materialize」は調整できる項目が少ないからこそ、誰でもカンタンに操作してアイコンをカスタマイズできるのでオススメです。
「マテリアルデザイン風アイコンにしたい!」・「アプリに統一感をもたせたい!」という方は、ぜひお試しあれ。
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