ボクはスマートウォッチ「Wear OS by Google(旧称:Android Wear)」の一種「Moto 360」を3年以上使用しています。
ただスマートウォッチには次の欠点があり、通常だと使い方に制約が出てきます。
- スマートウォッチ1台につき管理(ペアリング)できるスマートフォンは1台まで
- ペアリングできるスマートフォン側のOSバージョンに制限あり
そこで本記事では、これら2つの欠点をスマートフォンの自動化アプリとして有名な「IFTTT」を応用することで解決する方法を紹介します。
普段スマートウォッチを使っていて、同様の悩みをお抱えの方は、ぜひご覧あれ。
photo by Kārlis Dambrāns
IFTTT – スマートウォッチの弱点を克服する設定方法
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複数台のスマホ通知を1台のスマートウォッチで管理する
「IFTTT」を使って複数端末の通知を1台に統一することで、擬似的に複数台のスマートフォン通知を1台のスマートウォッチで確認することが可能になります。
例えば、IFTTTで「もしスマホ②に不在着信があれば」→「スマホ①にGmailを送信」と設定すれば、スマホ②に着信があった後、スマホ①にその旨を告げるGmailが届きます。
そして、スマートウォッチでは、スマホ①に届いたGmailをチェックできるため、「あ、スマホ②に不在着信があったんだな」とスマートウォッチ上で確認ができます。
複雑でちょっと分かりづらいですね・・・。
この方法の欠点は、リアルタイムにスマホ②に着信中の電話は通知できない特徴があります。
あくまで、不在着信があった旨を後から確認ができる手法です。
OSバージョンの古いスマホ通知をスマートウォッチで管理する
基本的な仕組みは先ほどと同様です。
OSバージョンがスマートウォッチに対応していなくとも、IFTTTと最新OSを搭載するスマートフォンを中継することで、擬似的にスマートウォッチへ通知することが可能です。
この例ではAndroidで説明していますが、iOS(iPhone / iPad)でも同様で、IFTTTがAndroidにもiOSにも対応している以上、同じ仕組で解決できます。
参考:IFTTTはいろいろ応用できる
今回紹介した「IFTTT」はいろいろと応用できます。
複数端末の通知を1台に統一する方法
スマートフォンやタブレットを2台以上持っている場合、「IFTTT」を使えばあらゆる通知を1台に統一できます。
詳細は関連記事【IFTTT – 複数端末の通知を1台に統一できる! 2台持ち必須の無料自動化アプリ [レシピ/使い方]】で解説しています。
Apple WatchでAndroidの通知を確認する方法
もしiPhoneとAndroidを2台持ちしている方なら、「IFTTT」を使ってApple WatchでAndroidの通知を確認できます。
詳細は関連記事【Apple WatchでAndroidの通知を確認する方法! iPhoneと2台持ちならIFTTTで対応できる】で解説しています。
〆:IFTTTでスマートウォッチの弱点を克服しよう!
以上、1台のスマートウォッチでOSバージョンが古い複数台のスマートフォン通知を確認する方法 の説明でした。
「IFTTT」アプリを使えば、「複数台にアプリや端末が対応してない!」や「古いバージョンに対応してない」といった壁を超えることができます。
スマートウォッチで今回のような悩みを抱えている方は、ぜひお試しあれ。
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