スマートウォッチの代表格が「Apple Watch」と「Android Wear」ですよね。
かつてはそれぞれ、Apple WatchはiPhoneのみ、Android WearはAndroidのみ管理(=ペアリング)可能という仕様でしたが、2015年秋頃、Android WearはiPhoneにも対応しました(OSバージョン制限あり)。
参考 gihyo.jp – Android WearがiPhoneでも利用可能に
が、2017年6月現在、未だにApple WatchはAndroidに未対応のまま。Apple Watch保有者で、スマートフォンはAndroidにしたいけど、iPhoneにせざる得ない・・・、という方もきっといるはず。
そこで本記事では、擬似的ではありますが「IFTTT」アプリを使って、Apple WatchでもAndroidの通知を確認できる方法を紹介します。
条件が限定的であるため、誰でも使える手法ではありませんが、ぜひご覧あれ。
photo by Yasunobu Ikeda
Apple WatchでAndroidの通知を確認する方法
前提条件
本記事で紹介する方法では、次の3つの条件があります。
- Apple Watch / Android / iPhoneを3つとも所有していること
- iOS 9以上を搭載したiPhone 5以降のiPhoneであること
- Android 4.0.3以上を搭載したAndroidであること
普段からiPhoneとAndroidを2台持ちしており、かつApple Watchを身に着けている、という方が対象になります。
以上を満たしていれば、Apple WatchでもAndroidの通知を確認できます。
IFTTT – Androidの通知をApple Watchで確認する設定
「IFTTT」アプリを利用します。
IFTTT
IFTTT無料posted withアプリーチ
アプリの基本的な使い方は、関連記事【IFTTT – 複数端末の通知を1台に統一できる! 2台持ち必須の無料自動化アプリ [レシピ/使い方]】で解説しています。
今回は、Androidに届いた通知をIFTTT経由で一度iPhoneへ送ることで、Apple Watchで通知確認が可能になります。
間にIFTTTとiPhoneを中継することで、OSの壁を突破してAndroidの通知をApple Watchでも確認できるようになります。
補足:IFTTT – スマートウォッチの弱点を克服する設定方法
今回紹介した「IFTTT」を使えば、スマートウォッチの弱点である次の2点を克服できます。
- スマートウォッチ1台につき管理(ペアリング)できるスマートフォンは1台まで
- ペアリングできるスマートフォン側のOSバージョンに制限あり
例えば、「IFTTT」を使って複数端末の通知を1台に統一することで、擬似的に複数台のスマートフォン通知を1台のスマートウォッチで確認することが可能になります。
詳細は関連記事【1台のスマートウォッチでOSバージョンが古い複数台のスマートフォン通知を確認する方法】で解説しています。
〆:AndroidとiPhone2台持ちならアリ!
以上、Apple WatchでAndroidの通知を確認する方法! iPhoneと2台持ちならIFTTTで対応できる の説明でした。
「常にiPhoneを携帯する必要がある」というデメリットがありますが、Apple Watchの弱点を克服できます。
普段からAndroidとiPhoneを2台持ちしている方は、ぜひお試し下さい。
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