なぜスマートウォッチの普及が遅いか、理由を考えてみた

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ボクは約1年間、スマートウォッチであるAndroid Wear、Moto 360を愛用しています。

主な利用用途として、通知確認や遠隔操作などができる点に魅力を感じていますが、一方で不満点もありました。

ただ、不満点を周囲に共有してもあまり反応がありません。

なぜなら、そもそもスマートウォッチを所有している人があまりに少ないからです(悲)。ネット上ではスマートウォッチ関連の記事をちらほら目にしますが、家族や友人で持っている人は、ボクの周囲では0人・・・。

今回は、なぜスマートウォッチの普及が進んでいないのか、実際に使用している人間からの目線で考えてみました。

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理由①:「必要不可欠」なモノじゃない

スマホは「必要」だった

数年前よりスマホが爆発的に普及している理由はなぜか、というと、単純に「ないと不便だから」です。

個人なら「友達がLINEを使っているのに、自分はガラケーだから使えない」→「スマホ欲しい!」など、例えば、電話・メールから、SNSへコミュニケーションの手段が変化したことが要因の1つでしょう。

法人なら「営業が社外に出ているときも、グループウェアを利用させたい」→「スマホ導入しよう!」など、業務効率化が主な要因となる場合が多い印象です。

どちらも共通して、今までのガラケーではなく、スマホではないと実現不可能なニーズを満たすことができるから、が理由に挙げられます。

スマートウォッチには必要性を感じない人が多い

ではスマートウォッチはどうでしょう。

ボクが日々Moto 360を利用していると、周囲からネタにされて会話の話題に挙がることも少なくないです。その中で決まって聞かれるのが、「で、結局スマートウォッチって何ができるの?」という点。

ボクは、いかにスマートウォッチで通知管理できることが素晴らしいか、いかにスマートウォッチでスマホを遠隔操作できることが便利か、などを力説しますが、返される反応が「えw、それってスマホでもできるじゃん」という一言。

もう何度もこのやりとりをしていますが、その度に、「スマートウォッチでしかできないことってほとんどないな」、という点を再認識させられています・・・(泣)。

結局、メインがスマホで、スマートウォッチはその補完でしかない

以上に加え、スマートウォッチの機能性にも問題があります。

Apple WatchもAndroid Wearも、スマホにBluetoothで接続させることでその真価を発揮しますが、逆に言うと、スマホがないと、できることがあまりに少なくなります。

ぱっと思い当たる中では、時間の確認と、ストップウォッチ機能の利用、などでしょうか。あれ、これって普通のデジタル時計と変わらないんじゃ・・・(泣)。

上記にも挙げた通り、結局スマホでもできることを、わざわざスマートウォッチでやっているので、スマートウォッチが主役になる使い方がないのです。

理由②:モデルチェンジ周期を考えると、高い買い物になる

スマホは2年周期で買い換えるのが一般的だった

iPhoneがその代表格ですが、スマホの場合、携帯キャリアの端末購入サポートが手厚いため、「実質0円!」や「MNP一括0円!」など、毎月の通信費さえ払えば、端末代の負担がほぼないようなものでした(最近は総務省の方針により、慣習が崩れつつありますが)。

大抵の契約だと、2年で端末の分割払いが終了し、新しい端末が購入できるようになります。このタイミングで機種を継続して利用しても、新しいスマホを購入しても、毎月の負担額にさほど変化がなければ、当然多くの人は新しいモデルへチェンジするでしょう。

スマートウォッチを「高価な時計」と考えるか、「スマートデバイス」と考えるか

Apple Watchも、Android Wearも、一番安い価格帯でも1万円は超えます。ハイエンドモデルになると10万円以上するデバイスも。

ここで、スマートウォッチを「ちょっと高価な時計を買うつもり」と捉えるなら、これくらいの出費はあまり違和感はないはず。社会人が着けているような高価な時計は、それ以上の価格帯であるものも少なくありませんし。

が、もし「スマートウォッチは、2-3年おきに買い換えるもの」、と言われたらどうでしょう。「はぁ?数万円もする時計なら5-6年は使えよ!」と感じるなら、スマートウォッチを購入することはオススメできないです。

なぜなら、まだまだスマートウォッチは登場したばかりである、未熟なデバイスであり、改善しなければならない余地が多分に含まれています。時計であるにも関わらず、毎日充電しないと電池は持ちませんし、画面の操作性も、カクついたり、思うように操作できないこともしばしば。

かつてスマートフォン、特にAndroidもそのような時代があり、某携帯ショップでは、あまりに故障が多いAndroidスマホに対し、客からクレームが押し寄せられた苦い経験もありました。

が、上記に記載した通り、2年毎にモデルチェンジできる商習慣だったため、次第に機能は向上し、解決していきました。

では、スマートウォッチはどうでしょうか。かつてのスマホ同様、まだまだ未熟な時期であるため、2-3年おきに買い換えるのが理想ですが、スマホとは異なり、端末購入サポートはありません。

そのため、2-3年おきに新しいモデルにチェンジするのが理想ではありますが、スマートウォッチを「高級時計」と捉えていると、かなり抵抗があるはずです。

一方で、「スマートウォッチは新しいスマートデバイスだ」と考える人からすると、2-3年で買い換えるのは心理的なハードルが低いと感じるのではないでしょうか。

ただ問題は、そんな「高級な時計」でない腕時計を購入する物好き(ガジェットオタク)は多数派ではない、という点に尽きます・・・。

スマートウォッチの機能性向上を待つしかないのか

理由①も②も、スマートウォッチが今後進化することで、次第に解決できる点でもあります。

スマートウォッチにしかできない機能が搭載されれば、「必要不可欠」なデバイスになりますし、今のスマホのように成熟したデバイスになれば、2-3年でモデルチェンジする必要性も薄れます。

かつては、今回紹介した理由の他、対応OSの問題についても、普及の障壁と言われていましたが、昨年(2015年秋頃)より、Android WearとiOSの組み合わせが実現できるようになりました。

このように、徐々にスマートウォッチも進化をしていますが、まだまだ今回紹介した2点を払拭できるほどの実力を正直備えてはいないと、実際に利用しているボクは感じます。

以前未来のスマートウォッチについて、記事にしましたが、ここで紹介したような機能が搭載されれば、「スマートウォッチ欲しいなぁ」という人も増えるのではないかと思います。

スマートウォッチで家の鍵を空けたり、コンビニで買い物できたら便利ですもんね〜。

そんな未来が来ることを祈って、今日もボクはMoto 360を装着しています笑。

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『なぜスマートウォッチの普及が遅いか、理由を考えてみた』へのコメント

  1. 名前:naias 投稿日:2016/10/01(土) 13:52:07 ID:088ff09a5 返信

    いや〜私も同意見です≡┏( ^o^)┛私もスマートウォッチのユーザーですが、正直、時間確認とアラームとストップウォッチ機能しか使っていません。アップル製品のスマートウォッチではありませんが、3機種ほど所持してます。私もスマートウォッチというものに非常に憧れていますが、私の周囲に持っている人は一人もいません。多分これからも普及は難しいかもしれませんね〜(´・・`)

    • 名前:おるくす 投稿日:2016/10/02(日) 17:17:05 ID:1c2cc60f0 返信

      >> naiasさん
      コメントありがとうございます。やはり周囲に持っている人、いないですよね・・・笑