Nintendo Switch 2(任天堂スイッチ2)では通常、インターネットブラウザ機能は使用できません。
参考 Switchよくあるご質問 – インターネットブラウザーを使うことはできますか?
が、DNS(Domain Name System)のインターネット設定を変えれば、ブラウザを起動できるようになります。
本記事では、その手順を用いてSwitch 2でブラウザ機能を使う方法を紹介します。
Google検索などインターネットで遊ぶことができるので、暇つぶしに最適ですよ。
Switch 2でブラウザ機能を使う方法
Switch 2本体の「DNS設定」を指定内容へ変更すれば、ブラウザ機能を使えるようになります。
- 手順①DNS設定を手動へ切替える
- 手順②ブラウジングできるか検証する
任天堂より公式に用意された機能ではなく、仕様の抜け穴を活用した方法です。
完全なブラウザ機能とはならず様々な制約があるため、あくまでネタ要素としてご覧あれ。
手順①:DNS設定を手動へ切替える
Switch 2のホームより
設定を開き、インターネット 項目より インターネット設定 へ進みます。

ホームの 設定 を開く

インターネット → インターネット設定
Switch 2で利用しているSSID(ネットワーク名)を選び、設定の変更 へ。

設定の変更
設定項目一覧より DNS設定 を開き、デフォルトの”自動”から”手動”へ切り替えます。

DNS設定 を”手動”へ
優先DNS を開くとDNS入力画面となるので、下記に変えてください。
045.055.142.122

優先DNS を開く

045.055.142.122 と入力
DNSが変わっていることを確認の上、保存する で準備完了です。

保存する

OK
手順②:ブラウジングできるか検証する
設定を変更したネットワークで、 このネットワークに接続 を実行します。

このネットワークに接続
「Switch 2本体」から「アクセスポイント」までは接続できます。
ただ、その先の「インターネット」へ接続できず、下記メッセージが表示されるので OK を選びます。
このネットワークを使うには、手続きが必要です。

本体 → アクセスポイント は接続できる

アクセスポイント → インターネット は接続できない
「BrowseDNS」という画面が出るので、Search Enginesから、CSE Google を選びます。
なお画面操作は、Switch 2本体の十字キー、タッチパネルなどでカーソル移動・選択できます。

赤枠の CSE Google を選択
Google検索の画面が表示されるので、入力カーソルより検索機能を使ってみましょう。

Google検索の画面(簡易ページ)

あっとはっく(当ブログ名)で検索してみる
検索結果もおおむねパソコンの画面と同様です。
本ブログも表示できました。

検索結果の画面

本ブログも表示できた
参考:スイッチ2のインターネット検索に関するアレコレ
Switch 2のブラウザ機能について、細かい情報を補足します。
- 説明①Switch 2のブラウザでうまく表示できないサイトについて
- 説明②Switch 2のブラウザ機能を終了する方法(DNS設定を元に戻すのを忘れずに)
- 説明③Switch 2のDNS変更後に表示されるエラー原因と解決策
Switch 2のブラウザでうまく表示できないサイトについて
一般的なウェブサイトであればおおむね表示に問題はありませんが、動画再生サイトや地図サイトなど、より複雑な仕組みとなるページは正常に動作しません。
例えば「YouTube」の場合、トップページは表示できましたが、肝心の動画再生は次のエラーが表示され、失敗しました。
エラーコード:2809-1212 この機能はご利用いただけません。

YouTubeトップページは表示できる

動画は再生できない
また「Googleマップ」も地図表示はできましたが、拡大・縮小機能がうまく動作しませんでした。
ただスポット検索は可能だったため、外出時に活躍するかもしれません。

ページサイズに関するエラーが出る

東京駅のスポット検索をした例
Switch 2のブラウザ機能を終了する方法(DNS設定を元に戻すのを忘れずに)
ブラウザ機能を終了するにはSwitch 2の「X」ボタンを押し、「この画面を終了します。」で 終了する を選択します。

X おわる

終了する
また重要な点として、ブラウザ機能の使用が終了したら、DNS設定を元の”自動”状態に戻すのを必ず、忘れないようにしてください。

元の”自動”に戻す
設定を戻したネットワークで、 このネットワークに接続 を実行して、本体→アクセスポイント→インターネットと接続できればOKです。

本体 → アクセスポイント → インターネット と接続できた
ちなみに、一度入力したDNSの手動設定の内容は、”自動”へ戻した後も記憶されています。
再びブラウザ機能を使いたいときは、DNSを”手動”へ切り替えるだけですぐにブラウジングできるようになっています。
Switch 2のDNS変更後に表示されるエラー原因と解決策
DNSを変更した後、下記メッセージで OK と進めば、ブラウザへアクセスできるはずです。
このネットワークを使うには、手続きが必要です。

表示されるメッセージ
ただ次のメッセージが表示されて、リトライ を試しても先に進めない症状があります。
エラーコード:2809-1006 ページが表示できませんでした。

表示されるエラーメッセージ
これはSwitchBru DNSサーバーが一時的に落ちている可能性があるため、復旧までしばらく待てば改善します。
参考 Switchよくあるご質問 – 【Switch】エラーコード「2810-1006」が表示されました。どうしたらいいですか?
また以下メッセージが出るケースも確認していますが、こちらも少し時間をおいてから接続すると改善されました。
エラーコード:2110-2963 IPアドレスを取得できませんでした。 しばらく待って、やりなおしてください。
参考 Switchよくあるご質問 – 【Switch】エラーコード「2110-2963」が表示されました。どうしたらいいですか?

表示されるエラーメッセージ
〆:Switch 2でブラウジングを楽しもう!
以上、Switch 2でインターネットブラウザ機能を起動する方法! 任天堂スイッチ2のGoogle検索で好きなサイトへアクセスしよう の説明でした。
今回紹介した内容はあくまで非公式の裏ワザとなるため、将来的に使えなくなる可能性もある点はご注意を。
ぜひ、お試しあれ。
コメント