この記事では、Nintendo SwitchのコントローラーJoy-Con(ジョイコン)をMacに接続する方法を解説します。
外部ゲームパッドとしての利用はもちろん、キーボードやマウスの代わりに、左手デバイスとして操作することも可能ですよ。
関連記事 SwitchのJoy-ConをWindowsのゲームパッドとして使う方法
SwitchのJoy-Conをゲームパッドにする方法
Mac側でBluetooth機器検出するため、Joy-Conをペアリングモードへ変更します。
左右のJoy-Conそれぞれの側面には、「シンクロボタン」と呼ばれる物理ボタンが存在します。
シンクロボタンを長押しすると、緑色のLEDが左右に流れるペアリングモードになります。
左右のJoy-Conを同時接続することも可能なので、それぞれのJoy-Conをペアリングモードにすれば準備OKです。
MacのBluetooth設定を開き、近くのデバイス一覧にJoy-Conが表示されるので 接続 します。
これでMacにJoy-Conを接続できました。
あとは遊びたいゲームで、コントローラーのボタン設定などすれば準備OK。
ちなみにSteamでは公式設定として、左右のJoy-Conのペア設定が用意されています。
Joy-Conペアを連結 をオンにすれば、1台のコントローラーとして認識できます。
Joy-Conを別のデバイス(スイッチ本体など)に接続したい場合、ペアリングを解除しましょう。
Bluetooth一覧からタップして、このデバイスのペアリングを解除 します。
SwitchのJoy-Conをキーボードやマウス代わりにする方法
JoyKeyMapperというアプリを使えば、Joy-Conのボタンやスティックに好きな機能を割り当て可能です。
インストール後、メニューバーにアイコンが表示されます。
設定を開くと、接続中のJoy-Conが表示されます。
各ボタン・スティックに、キーボード/マウス操作を配置できます。
たとえばJoy-Con (L)の−ボタンに、補助キー Shift + Command 、キー 3 を配置すれば、−ボタンを押すだけでスクリーンショット撮影できます。
さらにmacOS標準のAutomatorと組み合わせれば、「任意アプリの起動」など高度なアクションを割り当てできます。
アプリケーション一覧から起動して、新規書類 → クイックアクション と進みます。
割り当てたいアクションを探します。
今回は「任意のアプリを起動」したいので、”アプリ”と検索して「アプリケーションを起動」を見つけました。
これを右下にドラッグ&ドロップします。
プルダウンメニューから対象のアプリを指定します。
command + S で、名前をつけて保存すればOK。
次にシステム設定を開き、「キーボード」の キーボードショートカット へ進みます。
「サービス」一覧の「一般」に、Automatorで作成・保存したアクションが表示されます。
アクションをダブルクリックすると、ショートカットキーの入力待機になるので、好きなキーの組み合わせを入力しましょう。
たとえば、control + shift + option + P とします。
最後にJoyKeyMapperで、同じショートカットキーを割り当てるだけ。
たとえばJoy-Con (L)のキャプチャーボタンに配置すれば、ボタンを押すだけで指定アプリを起動できます。
ちなみにJoyKeyMapperのレビューをみると、スティックの斜め移動ができないため、「3D系ゲームの操作性に難がある」コメントがあります。
GitHubではJoyMapperSiliconという類似アプリがあり、上記の点を解決しているようです。
ボクは検証できていませんが、興味がある方は、お試しあれ。
〆:ジョイコンでMacを操作しよう!
以上、SwitchのJoy-ConをMacのゲームパッドとして使う方法! スイッチのジョイコンを無線コントローラーにしよう の説明でした。
もしSwitchを持っていて、Macで使えるゲームパッドをお探しなら、今回紹介したJoy-Conを活用する方法を試してみてください。
うまく設定することで、十分ゲームパッドとして活躍できるはずです。
またボタン配置をカスタマイズすることで、サブのキーボードやマウスとして応用することも可能です。
ご参考あれ。
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