SMBCポイントパックのメリット/デメリットまとめ! 三井住友銀行の残高別金利型普通預金とは?

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雑記

三井住友銀行は、2016年10月21日よりATMの手数料が改悪され、利用口座の預金残高に関わらず、コンビニ等ATMで100円(消費税別 / 回)かかる仕様変更がありました。

が、「SMBCポイントパック」という契約をすれば、所定の条件を満たしている場合、手数料は引き続き無料にできます。

そこで本記事では、「SMBCポイントパック」の概要説明から、この契約のメリット・デメリット、さらには実際の登録手順までまとめてみました。

三井住友銀行のATM手数料を無料にする方法をお探しの方は、ぜひどうぞ。

Photo by Josh Appel on Unsplash

 

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SMBCポイントパックとは?

この項目では「SMBCポイントパック」の基本と、メリット・デメリットを解説します。

SMBCポイントパック→主にATM手数料が無料になるサービス

「SMBCポイントパック」を契約すれば、次のような特典を受けれます。

  • 特典①:三井住友銀行および三菱UFJ銀行でATM時間外手数料が無料
  • 特典②:コンビニ等でATM時間外手数料・ATM利用手数料が「月3回まで」無料
  • 特典③:各種取引でSMBCポイントが貯まる、使える

特に「ATM手数料が無料」という点が大変魅力的なサービスです。

より詳細な特典情報は後述しています(コチラをタップしてジャンプ)。

特段のデメリットはないため、三井住友銀行の利用者なら必須となる契約でしょう。

「SMBCポイントパック」を契約するにあたり、次の2点を理解する必要があります。

  • 「SMBCポイントパック」に加入する条件
  • 「SMBCポイントパック」の特典を受ける条件
単純にSMBCポイントパックへ加入しただけでは、特典を受けれない点がミソです。

以降より、それぞれ解説します。

SMBCポイントパックに加入する条件と残高別金利型普通預金とは?

加入条件は次の2点です。

  • 口座(残高別金利型普通預金)に申し込むこと
  • インターネットバンキング(SMBCダイレクト)に申し込むこと

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)は有名ですが、「残高別金利型普通預金」は聞き慣れないワードです。

一般的な普通預金との違いは「残高に対する適用金利が異なる」という点で、預金残高が30万円以上であれば、段階的に金利が上昇します。

普通預金(標準金利) 残高別金利型普通預金
1,000万円以上 0.001% 0.001%
30万円以上 0.001%
30万円未満 0.001%

ただ2019年11月4日現在、どの段階でも適用金利は0.001%であり、普通預金の金利も同じなため、差異はありません。

今は低金利の時代ですが、今後の経済情勢によっては違いが出るかもしれません。が、現時点で普通預金と比較した残高別金利型普通預金のデメリットはありません。

SMBCポイントパックの特典を受ける条件

特典条件は次の5点”いずれか”を満たせばOKです。

条件 判定タイミング
給与受取または年金受取口座となっている 当月
指定クレジットカードの引落口座となっている 当月
30万円以上の預金残高がある 当月末
Web通帳の契約をしている 当月末
SMBCデビットの契約をしている 当月末
2019年11月時点の情報です。条件は定期的に見直しされるため、最新情報は公式HPをご確認下さい。
15歳~24歳であれば、上記条件を満たさずとも特典を受けることが可能です。

SMBCポイントパックのメリット→ATM手数料が無料/ポイントが貯まる

主なメリットは次の2点です。

  • 各種ATM手数料が無料となる
  • 各種取引でSMBCポイントが貯まる、使える

それぞれカンタンに解説します。

各種ATM手数料が無料となる

具体的に、ATM手数料が無料となる対象は下記通り。

無料になる回数 無料の対象になるATM 無料になる手数料
何回でも 三井住友銀行の本支店ATM
三菱UFJ銀行の店舗外ATM
ATM時間外手数料
※100円/回
月3回まで イーネットATM
ローソン銀行ATM
セブン銀行ATM
ATM利用・時間外手数料
※100円/回

各種取引でSMBCポイントが貯まる、使える

SMBCポイント」という独自ポイントが貯まるようになります。

が、いくら貯まっても交換先は、三井住友カードのポイント・プログラム「ワールドプレゼント」のポイント”のみ”となり、利便性がよくありません。

参考 三井住友カード – ポイントサービス「ワールドプレゼント」

以前であれば振込手数料などに充当できましたが、2018年4月のサービス改定後は不可となりました。

参考 三井住友銀行 – SMBCポイントパックのサービス内容改定のお知らせ

「SMBCポイント」の主な貯め方です。

  • SMBCデビットを利用する
  • SMBCダイレクトにログインする
  • 三井住友銀行の本支店ATMを利用する

ただ(繰り返しになりますが)、結局は三井住友カード「ワールドプレゼント」にしか交換できないため、メリットを享受できるケースは少ないです。

大多数の人にとって「SMBCポイントパック」を契約する目的は、「ATM手数料が無料」という点でしょう。

2019年11月時点の情報です。条件は定期的に見直しされるため、最新情報は公式HPをご確認下さい。

SMBCポイントパックのデメリット→特になし

「SMBCポイントパック」は無料で契約でき、普通預金と比較して金利条件も悪くないため、特段のデメリットは存在しません。

強いて言えば、潜在的なリスクとして下記2点があります。

  • 将来的にSMBCポイントパックで年会費が必要となる(かもしれない)
  • 将来的に普通預金と比較して金利条件が悪化する(かもしれない)

今後の経済情勢にも影響を受ける点であるため、将来のことは分かりません。が、とりあえず現時点で目立ったデメリットはありません。

SMBCポイントパックでよくある疑問

疑問 回答
契約にお金はかかる? 発生しない
通帳はどうなる? 今までの通帳をそのまま使える
口座番号や支店番号はどうなる? そのまま変わらない

それぞれカンタンに解説します。

契約にお金はかかる?→発生しない

「SMBCポイントパック」の契約自体に、利用手数料や年間会員費などは発生しません。

通帳はどうなる?→今までの通帳をそのまま使える

「SMBCポイントパック」に切替をしても、今まで使っていた通帳はそのままとなります。

ただし特典を受ける条件の1つに「Web通帳の契約をしている」があるため、条件を満たすとそもそも通帳はなくなります。

通帳がなくなるデメリットとして、公的機関での手続きの際、証明用のため通帳の持参が求められる場合があります。

口座番号や支店番号はどうなる?→そのまま変わらない

「SMBCポイントパック」の加入条件である「残高別金利型普通預金」へ切り替えても、口座番号や支店は今まで通り変わりません。

結論:三井住友銀行がメイン口座ならSMBCポイントパックにすべき

「SMBCポイントパック」の加入条件である下記2点は、大してハードルではありません。

  • 口座(残高別金利型普通預金)に申し込むこと
  • インターネットバンキング(SMBCダイレクト)に申し込むこと

また特典を受ける条件についても、三井住友銀行をメイン口座としていれば、5条件のうち下記2条件は自然に満たせるでしょう。

  • 給与受取または年金受取口座となっている
  • 30万円以上の預金残高がある

従って、普段から三井住友銀行を使っていれば、特段のデメリットなく各種ATM手数料が無料となるため、おすすめできるサービスとなります。

 

SMBCポイントパックの登録方法

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)から登録ができます。

サイト 三井住友銀行 – SMBCポイントパックへの切替

初めてインターネットバンキングを使う方は、まずは上記リンクより登録を済ませて下さい。

また登録手続きは、平日のみ受付となります。

SMBCポイントパック登録の時間外手続き時に表示されるエラー

時間外に手続きしようとしても「お取り扱いできません」と表示される。

実際に「SMBCポイントパック」へ登録してみましょう。

SMBCポイントパックへ登録する流れ
  • 手順①
    SMBCダイレクト上の登録ページへアクセスする
  • 手順②
    SMBCポイントパックへ口座切替を実施する
  • 手順③
    特典条件を満たしているか確認する

手順①:SMBCダイレクト上の登録ページへアクセスする

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)でログインし、トップから 商品・サービス一覧 へ進み、

SMBCダイレクト上の登録ページへアクセスする手順1

SMBCポイントパック を選びます。

SMBCダイレクト上の登録ページへアクセスする手順2

手順②:SMBCポイントパックへ口座切替を実施する

表示される画面で SMBCポイントパックお申込 をクリックします。

SMBCポイントパックへ口座切替を実施する手順1

「SMBCポイントパック」の注意事項が表示されるため、確認欄にチェックを入れ、次へ進みます。

SMBCポイントパックへ口座切替を実施する手順2

「登録済みの住所の変更がないか」・「Web通帳を利用するか」・「ライフイベントサービスを利用するか」などの選択をし、次へ。

SMBCポイントパックへ口座切替を実施する手順3

最後に内容を確認し、申込へ。

SMBCポイントパックへ口座切替を実施する手順4

以上で、「SMBCポイントパック」へ口座が切り替わります。

手順③:特典条件を満たしているか確認する

「SMBCポイントパック」の特典を受ける条件を満たしているか確認します。

再びインターネットバンキング(SMBCダイレクト)でログインし、トップから 商品・サービス一覧 へ進み、SMBCポイントパック を選びます。

特典条件を満たしているか確認する手順1

各種ATM手数料が無料となっていればOKです。

特典条件を満たしているか確認する手順2

参考:SMBCポイントパックを解約する方法

何らかの事情で「SMBCポイントパック」を辞めたい場合、三井住友銀行の窓口で手続きが必要となります。

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)の「SMBCポイントパック」ページ上にも次の内容が記載されています。

SMBCポイントパックおよびSMBCファーストパックのご解約は店頭のみのお取扱となります。

SMBCポイントパックを解約する方法

 

〆:SMBCポイントパックでATM手数料を無料にしよう!

以上、SMBCポイントパックのメリット/デメリットまとめ! 三井住友銀行の残高別金利型普通預金とは? の說明でした。

「SMBCポイントパック」は特段のデメリットがないため、三井住友銀行をメイン口座として利用しているなら、ぜひとも切り替えが推奨されます。

ATM手数料に悩んでいた方は、ぜひご参考あれ。

参考 三井住友銀行 – SMBCポイントパック

参考 三井住友銀行 – よくあるご質問(SMBCポイントパックとは何ですか?)

参考 三井住友銀行 – サービス・商品説明(残高別金利型普通預金)

参考 三井住友銀行 – 適用金利(普通預金)

参考 三井住友銀行 – 適用金利(残高別金利型普通預金)

参考 三井住友銀行 – SMBCポイントパックの貯め方・使い方

雑記
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あっとはっく

コメント

  1. より:

    ポイントパックを解約お願い出来ますか?

    • あっとはっく管理人 おるくす より:

      何らかの事情で「SMBCポイントパック」を辞めたい場合、三井住友銀行の窓口で手続きが必要となります。
      ※記事中にも本件について追記しました

  2.   より:

    確かに現時点ではSMBCポイントパック自体に年間会員費は発生しませんが、規約には利用料に関する記載があったため、窓口に確認したところ、現時点では無料であるが、将来的に渡って利用料が発生しないとは言い切れないとの回答でした。

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