Macの通知音(警告音)をご存知でしょうか?
許可されていない操作を行おうとしたり、ユーザの入力を要求したり、必要な情報が不足しているときに、通知メッセージが画面に表示され、通知音が再生されます。
この通知音、実は自由にカスタマイズすることができます。
そこで本記事では、Macの基本的な通知(警告)音の変更方法から、新たに自分で用意した音を通知(警告)音として設定する方法まで紹介します。
サードパーティ製アプリをインストールする必要もなく、本体の標準機能だけで完結できるのでぜひご覧あれ。
photo by Quentin Meulepas
Macで通知音を変更する方法!
基本的な通知(警告)音の変更方法について
まず、Macにおける基本的な通知(警告)音の変更方法を説明します。
ステータスバーに表示される音量アイコンを option を押しながらクリックし、「”サウンド”環境設定」を選択します。
後は、「サウンドエフェクト」内にある「通知音を選択」から、お好みの音を設定すれば、通知(警告)音の変更ができます。
ただ、初期設定では、選択できる音が限定されています。
そこで、以下より、自分で用意した音を通知(警告)音として設定する手順を説明します。
手順①:設定したい音(サウンド)を用意する
まずは、設定したい音を用意します。
すでに持っていれば問題ありませんが、まだ音がない場合は、自分で作るか、ネット上にあるフリーのBGM音をダウンロードしましょう。
フリーBGMを提供するサイトは数多くありますので、ネットで検索して好きな音を用意して下さい。
サイト ポケットサウンド
手順②:音ファイルの拡張子を「aiff」へ変換する
「mp3」など、用意した音ファイルの拡張子が「aiff」になっていない場合、拡張子を変換する必要があります。
変換方法は様々ありますが、Macの場合だとiTunesを使った方法がお手軽でオススメです。
まずiTunesを開き、環境設定へ。
次に、「一般」にある「読み込み設定…」をクリックし、
「読み込み方法」を「AIFFエンコーダ」へ変更します。
後は、iTunesで拡張子を変換したい音源を開き、当該音源を選択した状態で、「ファイル」→「変換」→「AIFFバージョンを作成」をクリック。
すると、拡張子が「aiff」となった同名のファイルが作成されるので、これをデスクトップなどローカルへ保存すればOK。
手順③:音ファイルの指定フォルダへ格納する
最後に、Mac内 指定フォルダへ「aiff」音源ファイルを移動させます。
Finder上で、 command + shift + G を同時押しし、下記ディレクトリを入力して移動します。
~/Library/Sounds/
そして、「ライブラリ」内「Sounds」フォルダへ音源ファイルを格納すれば完了です。
手順④:用意した音源を通知(警告)音へ設定する
後は先ほど同様の手順で、「”サウンド”環境設定」から「サウンドエフェクト」内にある「通知音を選択」へ進むと、用意した音源を選べるようになっています。
〆:自分だけの通知(警告)音を設定しよう
以上、[Mac] 通知音を変更する方法! 警告時に鳴るサウンドを好きな音源へ変える設定手順 の説明でした。
「aiff」ファイルさえ用意できれば、長いBGMでも通知(警告)音として設定可能です(うるさいですが・・・)。
本記事を参考に、自分だけのMac 通知(警告)音を設定してみて下さい。
コメント