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この記事では、Mac標準のAutomatorで作成したファイルの保存先を解説します。
作ったワークフローを削除したい場合、保存場所がわかりづらいため、個人的なメモとして残しておきます。
Automatorで作ったワークフローの保存先
Automatorでは、8種類のワークフローから作成できますが、それぞれ保存場所が異なります。
保存先のまとめです。
ワークフローの種類 | 保存先 |
---|---|
ワークフロー | 任意 ※初期設定はiCloud DriveのAutomatorフォルダ |
アプリケーション | |
クイックアクション | /Users/ユーザー名/Library/Services |
プリントプラグイン | /Users/ユーザー名/Library/PDF Services |
フォルダアクション | /Users/ユーザー名/Library/Workflows/Applications |
カレンダーアラーム | |
イメージキャプチャプラグイン | |
音声入力コマンド | /Users/ユーザー名/Library/Speech/Speakable Items |
いくつかのワークフローで、次の場所が保存先となっています。
/Users/ユーザー名/Library
ただ「ライブラリ」は隠しフォルダのため、デフォルトでは見えないかもしれません。
その場合、⌘ + shift + . キー同時押しで、表示/非表示を切り替え可能です。
関連記事 Macで隠しフォルダを表示する方法
ワークフローごと、それぞれ解説します。
ワークフロー/アプリケーション
種類「ワークフロー」・「アプリケーション」で作成した場合の保存先です。
初期設定では、iCloud DriveのAutomatorフォルダが指定されています。
特に変更していなければ、この場所に保存されています。
iCloud Driveは、Finderのサイドバーから開くことができます。
もしiCloud Driveが表示されない場合、設定から追加しましょう。
クイックアクション
種類「クイックアクション」で作成した場合の保存先です。
保存先を選択できないため、いつも同じ場所に保存されます。
次の場所に保存されます。
/Users/ユーザー名/Library/Services
慣れていれば、フォルダを直接指定するやり方が早いです。
ショートカットキー command + shift + G で「フォルダへ移動」機能を開いて、以下のコピペします。
~/Library/Services
これでクイックアクションの保存先を直接開けます。
プリントプラグイン
種類「プリントプラグイン」で作成した場合の保存先です。
保存先を選択できないため、いつも同じ場所に保存されます。
次の場所に保存されます。
/Users/ユーザー名/Library/PDF Services
慣れていれば、フォルダを直接指定するやり方が早いです。
ショートカットキー command + shift + G で「フォルダへ移動」機能を開いて、以下のコピペします。
~/Library/PDF Services
これでプリントプラグインの保存先を直接開けます。
フォルダアクション/カレンダーアラーム/イメージキャプチャプラグイン
種類「フォルダアクション」・「カレンダーアラーム」・「イメージキャプチャプラグイン」で作成した場合の保存先です。
いずれも保存先を選択できないため、いつも同じ場所に保存されます。
次の場所に保存されます。
/Users/ユーザー名/Library/Workflows/Applications
「Applications」フォルダ内にある3つのフォルダが、各種の保存先となります。
フォルダ名 | ワークフローの種類 |
---|---|
Folder Actions | フォルダアクションの保存先 |
Calendar | カレンダーアラームの保存先 |
Image Capture | イメージキャプチャプラグインの保存先 |
慣れていれば、フォルダを直接指定するやり方が早いです。
ショートカットキー command + shift + G で「フォルダへ移動」機能を開いて、以下のコピペします。
~/Library/Workflows/Applications
これで3つのワークフロー種別の保存先を直接開けます。
音声入力コマンド
種類「音声入力コマンド」で作成した場合の保存先です。
保存先を選択できないため、いつも同じ場所に保存されます。
次の場所に保存されます。
/Users/ユーザー名/Library/Speech/Speakable Items
慣れていれば、フォルダを直接指定するやり方が早いです。
ショートカットキー command + shift + G で「フォルダへ移動」機能を開いて、以下のコピペします。
~/Library/Speech/Speakable Items
これで音声入力コマンドの保存先を直接開けます。
〆:いらないワークフローを整理しよう!
以上、MacでAutomatorの保存場所を確認する方法! アクション保存先を表示して削除しよう の説明でした。
作ったワークフローはAutomator上では消せず、保存したファイルを直接削除する必要がありますが、場所がわかりづらいです。
ぜひ、ご参考ください。
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