MacでAndroid File Transferが使えない原因! OpenMTPでPixel端末を接続できない問題を解決しよう

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本記事では、MacでAndroid File Transferが使えない問題と、その解決策を紹介します。

近年のmacOS(Ventura / Sonoma以降)、かつPixelシリーズの組み合わせで発生する可能性が高く、困っていればどうぞ。

 

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Android File Transferで認識できない問題について

AndroidとMacをUSB接続してファイル転送する場合、専用ソフトとしてAndroid File TransferのアイコンAndroid File Transferが必要です。

関連記事 Android File Transferの使い方

ただ、正しい手順を踏んでも以下メッセージが出て、接続に失敗するケースがあります。

端末に接続できませんでした
端末を再接続または再起動してください。
Android File Transferで認識できない問題について

端末に接続できませんでした

手元にあるAndroidの3機種(Xperia/Galaxy/Pixel)を、OSバージョンの異なる2台のMacに接続した結果です。

Androidの機種 macOS Sonoma macOS Monterey
Xperiaシリーズ
(Xperia 10 II)
Galaxyシリーズ
(Galaxy A54)
Pixelシリーズ
(Pixel 7a)

ネットの声をみても、近年のmacOS(Ventura / Sonoma以降)、かつPixelシリーズの組み合わせで発生する可能性が高いようです。

解決策として、まずは以下をお試しください。

  • Android側やMac側を再起動、再接続する
  • Android側のUSB設定が「ファイル転送」になってるか再確認する
  • Mac側で起動中のクラウド系サービス(Googleドライブ、Dropboxなど)を終了する

それでも改善しない場合、別ソフトOpenMTPのアイコンOpenMTPがオススメです。

以下より使い方を解説します。

 

OpenMTPの使い方

OpenMTPのアイコンOpenMTPをダウンロードします。

Macには以下2種類があり、ダウンロードするリンクが異なります。

お使いのMacがどちらに該当するか、確認してください。

  • Appleシリコン搭載のMac
  • Intelプロセッサ搭載のMac
OpenMTPの使い方1

OpenMTPをダウンロード

Appleシリコンは、2020年後期に発売された一部のモデルから導入されています。

メニューの このMacについて で表示される内容で、判別できます。

▼Appleシリコン搭載のMac

Appleシリコン搭載のMacを判別する説明

Appleシリコンの場合、チップ名称が表示される。

▼Intelプロセッサ搭載のMac

Intelプロセッサ搭載のMacを判別する説明

Intelの場合、プロセッサ名称が表示される。

ダウンロードした.dmgファイルを展開し、ドラッグ&ドロップでアプリケーションフォルダへ移します。

OpenMTPの使い方2

アプリケーションフォルダへドラッグ&ドロップ。

OpenMTPのアイコンOpenMTPを起動します。

以下メッセージが出る場合、右クリックメニューから 開く を選ぶと開けます。

“OpenMTP”は、開発元を検証できないため開けません。

関連記事 Mac「開発元を検証できないため開けません」を解決する方法

OpenMTPの使い方3

開発元を検証できないため開けません。

OpenMTPの使い方4

右クリックメニューから開く

OpenMTPの使い方5

開ける

次にスマートフォンとMacをUSBケーブルで繋ぎます。

このとき、スマートフォンの画面ロックは解除してください。

Android側で通知が表示されるので、通知をタップしてUSB接続用途を「ファイル転送」に切り替えます。

OpenMTPの使い方6

Pixel 7aの例。USB接続用途の通知をタップする

OpenMTPの使い方7

「充電のみ」から(左)、「ファイル転送」に切り替える(右)。

なお一部機種は「アクセスを許可しますか?」等のメッセージが出る場合があります。

許可をすれば、自動的にUSB接続用途「ファイル転送」がオンになります。

OpenMTPの使い方8

Xperia 10 IIの例。USB接続すると、アクセス許可のメッセージが出る。

これでOpenMTPのアイコンOpenMTPでスマートフォンが認識されます。

画面の左側にMac本体の内部ストレージ、右側にAndroidの内部ストレージが表示されます。

OpenMTPの使い方9

左にMac、右にAndroidの内部ストレージが並ぶ。

うまく認識できず以下画面が表示される場合、記載される案内にそって対応しましょう。

OpenMTPの使い方10

認識できない場合の画面。右側に表示される内容を試す。

以下、簡単な日本語訳です。

  • Googleドライブ、Android File Transfer、Dropbox、OneDrive、プレビューを終了する
  • Androidの画面ロックを解除する
  • Android側のUSB設定を「ファイル転送」に切り替える
  • 一部機種(Galaxy/Xperia…etc)は画面に表示される「端末のデータへのアクセス」を許可する
Android File Transferが残ったままだと、USB接続したとき自動起動してしまうので、アンインストール推奨です。

いずれも試してみたあと、OpenMTP画面内にあるRefreshアイコンをクリックするのを忘れずに。

OpenMTPの使い方11

赤枠のRefreshアイコンをクリックする

ちなみにボクの環境だと、プレビューアプリのアイコンプレビューアプリが悪さをしてるようで、終了するとAndroidを認識できました。

OpenMTPのアイコンOpenMTPでは、様々なファイル操作が可能です。

基本的にAndroid File TransferのアイコンAndroid File Transferと同じことができます。

  • Mac⇔Android間でファイルを転送する
  • Android内のファイル削除/フォルダ作成する
  • Androidに挿したSDカードを操作する

MacとAndroid間のファイル移動は、ドラッグ&ドロップで実行できます。

Androidのフォルダ構成として、画像・動画類は「DCIM」・「Pictures」・「Movies」、ダウンロードしたファイルは「Download」に入ってる場合が多いです。

関連記事 Androidのフォルダ構成について

 

〆:OpenMTPでファイル管理しよう!

以上、MacでAndroid File Transferが使えない原因! OpenMTPでPixel端末を接続できない問題を解決しよう の説明でした。

Android File TransferのアイコンAndroid File TransferはGoogle公式ソフトですが、今後も改善は期待できない可能性が高いです。

MacとAndroidをUSB接続する機会が多いなら、OpenMTPのアイコンOpenMTPへの乗り換えを検討ください。

関連記事 WindowsでAndroidとUSB接続する方法

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