この記事では、Hyper-Vの仮想環境上で、USB接続したスマートフォンを表示する方法を解説します。
USBデバイスの検証用途でHyper-Vを使いたい場合、知ってると便利ですよ。
Hyper-Vの仮想上でUSB接続したスマホを表示する方法
記事中では、以下の定義で説明します。
- パソコン本体のWindows:ホストOS
- 仮想上で動かすWindows:ゲストOS
通常スマートフォンをUSB接続すると、ホストOS側で表示されるのに対して、ゲストOS側では認識されません。
▼ホストOS
▼ゲストOS
これはHyper-V起動時の設定を変えることで、解決します。
まずHyper-Vの仮想環境を再起動して、接続画面で オプションの表示 をします。
このタイミングで、スマートフォンはUSB接続しておいてください。
「ローカルリソース」タブの 詳細 で、USB接続中のスマートフォン機種名にチェックを入れます。
画面を戻り、接続 でHyper-Vが再起動します。
これでゲストOS側で、USB接続したスマートフォンを表示できます。
〆:USBパススルーしよう!
以上、Hyper-Vの仮想環境でUSB接続したスマホを認識する方法! 仮想マシンでUSBパススルーしよう の説明でした。
スマートフォンに限らず、USBメモリ系をゲストOSで表示したシーンで役立ちますよ。
お試しあれ。
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