この記事では、PSPにLCFWを導入する方法を解説します。
PSPを改造するとき、前提となる作業なので、ぜひご参考ください。
前提:LCFWとは?メリット・デメリット
LCFW(Light Custom Firmware)は、PSPファームウェアの改造です。
主な特徴です。
PSPで何らかの改造をしたい場合、LCFW(CFW)の導入が前提となるケースが多いです。
一方、ファームウェアの改造は公式で用意された機能ではなく、様々なリスクがあります。
PSPにLCFWを導入する方法
作業に必要なものです。
- PSP本体
- メモリースティック
- パソコン
- USBケーブル
PSPの起動が久しぶりだと、バッテリーが膨張して使用できないことがあります(ボクはそうでした。。。)
新しいバッテリーを用意しましょう。
USBケーブルは、パソコンと接続するとき使います。
まず現在のソフトウェアバージョンを確認します。
設定 → 本体設定 → 本体情報 からチェックしましょう。
確認したソフトウェアバージョンに応じたLCFW LMEを、以下ダウンロードリンクから入手してください。
対応バージョン | LCFWのダウンロードリンク |
---|---|
6.61 | release_661lme2.3.zip |
6.60 | release_660lme2.3.zip |
6.39 | release_639lme10.3.zip |
バージョンが古い場合、アップデートしましょう。
ダウンロードしたZipファイルを展開すると、次の場所に「installer」・「launcher」の2フォルダがあるのでコピーします。
release_661lme\PSP\GAME
パソコンとPSPをUSBケーブルで接続して、PSP内部の以下場所を開き、コピーした「installer」・「launcher」を貼り付けます。
PSP\GAME
ここからはUSBケーブルを取り外して、PSP側の操作です。
ゲーム → メモリースティック と進み、LME Installerを実行します。
黒背景に英字がズラッと表示されます。
以下メッセージにしたがい、X ボタンを押します。
Press X to install modules.
インストールがはじまり、完了すると自動的に再起動がかかります。
元の画面が表示されますが、この時点ではまだ未完了です。
ゲーム → メモリースティック と進み、今度はLME Launcherを実行します。
黒背景に英字が少し出たあと、自動的に再起動がかかります。
これでLCFWの導入ができました。
ソフトウェアバージョンを確認してみてください。
「6.61 LME-2.3」のように”LME”と付いていればOKです。
参考:よくある質問
3つ紹介します。
- Q. ソフトウェアアップデートの手順がわからない
- Q. いつの間にかLCFWから元のファームウェアに戻ってる
- Q. LME Launcherを実行するとリカバリーモードに入ってしまう
Q. ソフトウェアアップデートの手順がわからない
紹介するLCFW LMEは以下のバージョンに対応しています。
- 6.61
- 6.60
- 6.39
バージョンが古い場合、アップデートしましょう。
設定 → システムアップデート → インターネット経由でアップデート と選択します。
最新バージョンが見つかれば、アップデートできます。
Q. いつの間にかLCFWから元のファームウェアに戻ってる
PSP本体の電源を落とすと、LCFWではない、元のファームウェアに戻ります。
これは仕様なので、毎回そうなります。
再びLCFWを適用したい場合、その都度、LME Launcherを実行する必要があります。
Q. LME Launcherを実行するとリカバリーモードに入ってしまう
すでにLCFWが適用された状態で、LME Launcherを実行すると、Recovery Menuが表示されます。
Exit を選択して再起動しましょう。
バージョン名を確認して、すでにLCFWが適用中であるか確認します。
〆:リスクを承知でPSPのCFW化を楽しもう!
以上、PSPにLCFWを導入する方法! PSP-3000にLCFW LMEを設定しよう の説明でした。
必要な手順も多く、ハードルは高めの内容となっています。
が、一度成功すれば様々な改造が可能となるので、PSPのCFW化を検討中の方はぜひご参考ください。
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