ボクは社会人となり一人暮らしをスタートしたタイミングから約2年間、自宅のネット環境として「フレッツ光」を利用してきましたが、今月に入り「WiMAX」へ乗り換えました。
人によってWiMAXの魅力は様々ですが、ボクの場合5つの理由があり、フレッツ光から乗り換えをしました。
本記事では、その内容について紹介します。
WiMAX契約とフレッツ光解約時の注意ポイントもまとめているので、ぜひご参考あれ。
フレッツ光を辞めてWiMAXへ乗り換えた理由
フレッツ光からWiMAXへ変更した5つの理由です。
- WiMAXに乗り換えた方が安い
- 単身&サラリーマン→自宅に誰もいない時間が多い
- WiMAXの速度制限は許容範囲内
- スマートフォンのデータ量節約にもなる
- 引越が近い&今後も都市部に在住予定
WiMAXに乗り換えた方が安い
WiMAXを始めネット系サービスは定期的に乗り換えをした方がトータルコストが安いです。
携帯電話も同様の商習慣となっていますが、日本では定期的にキャリアを変更した方が、トータルの利用コストが安く抑えられる傾向にあり、WiMAXについても同様でした。
特にGMOとくとくBB経由で申し込むと、(当時は)最大33,000円ものキャッシュバックがもらえました。2年間で割っても、月額1,375円の割引となります。
現在、フレッツ光でOCNプロバイダ料込で4,000円台後半の支払いのため、解約金の出ない2年間経ったタイミングで乗り換えた方がお得となりました。
単身&サラリーマン→自宅に誰もいない時間が多い
一人暮らしのため自宅にいない時間が多い場合、固定側より可搬型のネット契約の方が効率的です。
平日の大半の時間は仕事のため自宅を空ける場合、家族や同棲相手もいないと、その時間帯は固定回線を利用する人間がゼロになります。
学生や社会人の単身者にモバイルルーターがオススメな理由がまさしくこれですよね。
WiMAXなどのルーターなら、外出中でも利用ができ、かつその間自宅でネット環境がなくなっても誰も困りません。
WiMAXの速度制限は許容範囲内
WiMAXはギガ放題プランでも、3日間で10GB以上利用時に速度制限がかかります。
が、制限中も概ね1Mbps出るため、劇的に使いにくくなるわけではありません。
また、単純に月間使い放題のサービスなら、MVNOのU-mobileという選択肢もありましたが、コチラは速度評価が悪く、心配だったため除外としました。
「上限を気にせずネットを使え、かつ速度も許容範囲内」という条件だと、ボクにとってWiMAXが最適解だったのです。
スマートフォンのデータ量節約にもなる
WiMAXなら外出時も持ち運びできるため、スマートフォンのデータ通信量も節約できます。
もしスマートフォンで月間のデータ制限に達する機会が多いなら、このメリットは大きいでしょう。
引越が近い&今後も都市部に在住予定
将来的な引越予定が近く、かつ今後も都市部に在住予定なら、WiMAXなどのルータータイプがラクです。
フレッツ光だと引越の手続きが煩雑になりがちな一方、WiMAXなら工事も不要となるため、どこへ引っ越してもすぐに使えます。
また都市部であれば、電波的に問題ないことが多いです。
参考:フレッツ光を契約していた理由
過去、一人暮らしを始めた際もWiMAXサービスはありましたが、下記3点を理由に当時はフレッツ光を選択しました。
- WiMAXだと自宅に電波が届かなかった
- フレッツ光なら家電量販店の商品券が3万円ほど付いてきた
- フレッツ光に憧れがあった
参考までに紹介します。
WiMAXだと自宅に電波が届かなかった
致命的な理由として、自宅の中だとWiMAXの電波が悪く、ほぼ使えない状態でした。
WiMAXは2週間ほどのレンタルサービスがあり、無料で試すことができるため、事前に検証した結果、諦めることになりました。
フレッツ光なら家電量販店の商品券が3万円ほど付いてきた
当時は人生初の一人暮らしスタート時期だったため、家電を買い揃える必要がありました。そんな時、「フレッツ光を契約すると、家電量販店の商品券が3万円付いてきます」というキャンペーンが。
フレッツ光に憧れがあった
とても主観的な理由ですが、漠然と当時はフレッツ光のサービスに憧れがありました。
実家にいる時はネット回線が遅かったため、「フレッツ光なら爆速なんだろーなぁ〜」と学生時代から憧れており、社会人になって一人暮らしを始めたら、フレッツ光にしよう、と決めていました。
が、結果的に、多少速くはなりましたが、感動するほどでもなく・・・(ボクの自宅環境や使い方にも要因があるかもしれませんが)。
WiMAX契約とフレッツ光解約の注意点まとめ
実際にWiMAXの新規契約と、フレッツ光の解約手続きをする上で、チェックしておくべきポイントを紹介します。
WiMAXの乗り換えで注意したい3つの点
次の3点をチェックしましょう。
- エリアに問題はないか
- プロバイダ選定に問題はないか
- プロバイダの契約内容を忘れずに
エリアに問題はないか
利用予定の場所がWiMAXのサービスエリアに含まれているか確認しましょう。
具体的には、次の2点を実施下さい。
- 公式サイトからエリア内か確認する
- 無料のお試し期間でエリア内か確認する
公式サイトからエリア内か確認する
WiMAXの公式サイトでは、住所を入力すればその地域がWiMAX対応地域が確認ができます。
まずはここで、自分の地域で使えるか目安を付けましょう。特に地方在住の方は、そもそもエリア外であるリスクが高いです。
また、上記サイトでエリア内だと確認できてもまだ安心するのは早いです。WiMAXは利用ルーターによって対応している周波帯が異なるのです。
例えば、2016年4月現在でWiMAXの最新ルーターである「Speed Wi-Fi NEXT WX02」はWiMAX 2+とWiMAXには対応していますが、au 4G LTEには未対応です。
そのため、auの電波は使える地域でも、WiMAXに未対応エリアである場合、利用することができません。
「ルーターの対応周波帯なんて、よく分からなくて不安・・・」という方は、実際にWiMAXルーターをレンタルして、自分の環境で利用できるか検証することをオススメします。
無料のお試し期間でエリア内か確認する
WiMAXでは無料で15日間お試しができる「Try WiMAX」サービスがあります。
多少面倒ですが、この方法が一番確実です。
「Try WiMAX」はレンタルできる機種が埋まっている確率が高く、借りたい機種がない可能性もあります。
ただルーターの機種によって対応周波帯が異なるため、(待つことになっても)実際に購入を検討する機種のレンタルがオススメです。
プロバイダ選定に問題はないか
WiMAXは年中様々なキャンペーンを実施しており、数万円のキャッシュバックが付くこともしばしば。
この施策はプロバイダごと異なるため、しっかり調べず適当なプロバイダで契約すると、他で契約した方が得だったのに・・・と後で後悔する事態になることも。
常にキャッシュバック内容や条件が変動しているため、自分が契約するタイミングで一度、ネットで検索してみましょう。
幸いなことに、数多くのサイトがこの手の情報を掲載しています。
サイトによっては広告料(アフィリエイト)の関係上、都合の悪い情報は隠して、自分が売りたいプロバイダのメリットばかり掲載しているサイトもあります。
1つのサイトだけでなく、複数チェックして比較することを忘れずに。
プロバイダの契約内容を忘れずに
WiMAXは基本的に2年縛りなど、利用期間に縛りがあるため、一度契約すると年単位で利用することが予想されます。
そのため、契約時の情報として次のポイントをメモしましょう。
- キャッシュバック条件
- 強制加入のオプション内容
キャッシュバック条件を確認する
契約するプロバイダや時期によってキャッシュバック条件は異なります。
例えば、ボクが契約したGMOとくとくBBの場合、キャッシュバックが振り込まれるのが11ヶ月後とかなり先になります。
さらに11ヶ月後に自動的に振り込まれるわけではなく、自分から能動的に手続きを踏む必要があるため、中には忘れてしまう人もいます。
キャッシュバック受け取りの詳細情報は、関連記事【GMOとくとくBB WiMAX キャッシュバックの受け取り方法! 忘れる時期に届くメールの注意点】で解説しています。
強制加入のオプション内容を確認する
契約するプロバイダによっては、キャッシュバックの条件として、有料オプション契約を強制する場合もあります。
「最初の1ヶ月間は無料です!」という謳い文句も多いですが、解約を忘れるといつの間にか無料期間が終了し、課金されてしまうリスクもあります。
契約時に何のオプションに加入したか、そしていつ解約すべきか、しっかりとチェックしましょう。
有料オプション解約手続きの詳細は、関連記事【GMOとくとくBBの有料オプションを解約する方法まとめ! WiMAXの不要な強制加入契約をやめよう】で解説しています。
フレッツ光の解約で注意したい3つの点
次の3点をチェックしましょう。
- フレッツ光の解約金が発生しないか
- プロバイダの解約金が発生しないか
- 解約すると困る利用中のオプションはないか
主に解約金を注意する必要があるのですが、フレッツ光では別途プロバイダ契約にも縛り契約が結ばれているケースもあるので、それぞれの解約可能月がいつかチェックする必要があります。
フレッツ光の解約金が発生しないか
代表的な注意点が解約金です。
フレッツ光の場合、「光もっと割」や「初期工事費割引」など、割引系サービスの縛りがあり、契約した年数未満で解約すると、解約金が請求されます。
契約内容やNTT東日本か西日本かでも異なるため、詳細はご自身で調べる必要があります。
プロバイダの解約金が発生しないか
さらにややこしいのが、フレッツ光の解約金とは別に、プロバイダ側にも解約金が設定されている場合があります。
コチラも契約内容によって異なるため、詳細はご自身で調べる必要があります。
解約すると困る利用中のオプションはないか
ひかり電話や映像系サービスなど、ネット環境以外にも様々なサービスをNTT東西は提供しています。これらのサービスも含め、解約しても問題ないか、事前に確認をしましょう。
特にご家族と一緒に住んでいる場合、自分は使っていなくても、家族が実は愛用しているサービスがあるかもしれないので、ご注意を。
補足:WiMAXで知ってると便利な豆知識まとめ
本記事で紹介した内容以外にも、WiMAXで知ってると便利な豆知識をブログ内で紹介しています。
例えば、GMOとくとくBBでWiMAXを契約すると毎月100ポイントの「GMOとくとくポイント」が自動的に貯まる制度となっており、料金支払に充てれば実質負担額を下げることができます。
このようなWiMAXのお得情報をまとめて、関連記事【GMOとくとくBBのWiMAXで知ってると便利な豆知識まとめ! お得&便利に使いこなそう】で解説しています。
〆:定期的にネット環境を見直そう
以上、フレッツ光を解約してWiMAXへ乗り換えた理由! 独身一人暮らしならWiMAXがオススメ [メリット/デメリット] の説明でした。
携帯電話もそうですが、ネット環境についても乗り換えは本当に面倒ですね。確認しなければならない点が多すぎます。
だからこそ「面倒だからそのままでいいや」という方が多いのでしょうが、日本の場合、定期的に乗り換えた方がお得なので、ボクは今回、稼働をかけてでもWiMAXへ変更しました。
近いうちに、フレッツ光やWiMAXの切り替えを計画している方は、ぜひご参考あれ。
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