MacでPDFにパスワードを設定/解除する方法! プレビューでファイルの暗号化を外そう

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本記事では、MacでPDFファイルにパスワードをかける/外す方法を紹介します。

標準アプリプレビューのアイコンプレビューを使えば、無料かつ簡単に実現できます。

 

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macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する方法

パスワードをかけたいPDFファイルをプレビューのアイコンプレビューで開きます。

ダブルクリックすると別アプリで起動する場合、右クリックメニューから選択すればOK。
macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順1

右クリックメニューからプレビューで開く例。

メニューバーより ファイル書き出す と進み、

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順2

アクセス権 を開きます。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順3

以下2項目にパスワードを入力、適用 を選択します。

  • 書類を開くときにパスワードを要求
  • 所有者のパスワード
それぞれ同じパスワード・異なるパスワード、どちらでもOKです。PDFファイルを開くとき、どちらかを入力すれば中身を表示できます。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順4

最後に 保存 します。

上書き保存ではなく、元ファイルとは別に保存したい場合、名称を変えておきましょう。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順5

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順6

同名のままだと”置き換え”となり、元ファイルが消えるので注意。

これでPDFファイルをパスワード化できました。

開く都度、パスワードの入力が必要となります。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順7

PDFファイルにパスワードがかかる。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順8

パスワードを入力しないと開けない。

Windowsで開こうとしても、しっかりパスワードがかかっています。

macOSプレビューでPDFを暗号化して保存する手順9

WindowsへPDFを渡して、開こうとする例。パスワードが要求される。

 

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する方法

パスワードを知ってるPDFファイルの暗号化を解除する方法です。PDFファイルのパスワードを、無理やり外す方法ではありません。

パスワードを外したいPDFファイルをプレビューのアイコンプレビューで開きます。

ダブルクリックすると別アプリで起動する場合、右クリックメニューから選択すればOK。
macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順1

右クリックメニューからプレビューで開く例。

パスワードが要求されるので入力します。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順2

メニューバーより ファイル → 書き出す と進み、

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順3

アクセス権 を開きます。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順4

「所有者のパスワード」にパスワードを入力、適用 を選択します。

「書類を開くときにパスワードを要求」はチェックを外し、空欄として下さい。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順5

最後に 保存 します。

上書き保存ではなく、元ファイルとは別に保存したい場合、名称を変えておきましょう。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順6

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順7

同名のままだと”置き換え”となり、元ファイルが消えるので注意。

これでPDFファイルのパスワードを解除できました。

開くとき、パスワードは不要となります。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順8

PDFファイルのパスワードが外れる。

macOSプレビューでPDFの暗号化を解除する手順9

パスワードを入力せずに開ける。

 

補足:Macでパスワードをかける方法アレコレ

本記事では、PDFファイルに直接パスワードを設定する内容を説明しました。

ほかにも以下のようなやり方があります。

  • パスワード付きZipファイルを作る
  • パスワード付きdmg(ディスクイメージ)を作る

いずれもパスワードをかけたいPDFファイルが複数の場合、まとめて暗号化できて便利です。

パスワード付きZipファイルを作る方法

複数のPDFファイルを1つのZipファイルにまとめ、パスワードをかける方法です。

パスワード付きZipファイルを作る手順は、2パターンあります。

方法 ターミナルのアイコン
ターミナルのコマンドを使う
Kekaのアイコン
Kekaアプリを使う
アプリ用意 必要
操作手順
(少し難しい)

(簡単)
Windows
互換性

(注意が必要)

(自動で対応)

なるべく簡単に操作したいなら、アプリKekaのアイコンKeka(ケカ)がオススメです。

Kekaアプリの説明1

Kekaの公式サイト。

まず専用ウインドウで設定したいパスワードを入力します。

Kekaアプリの説明2

「パスワード」欄に設定したい暗証番号を入力する。

あとはZip化したいファイル・フォルダをドラッグ&ドロップするだけで、パスワードを設定できます。

Kekaアプリの説明3

圧縮したいfoodフォルダを、Keka画面内にドラッグ&ドロップする例。

より詳しい説明は、関連記事【Macでパスワード付きZipを作成する方法! Windowsでも開ける暗号化ファイルに圧縮しよう】で解説しています。

Macでパスワード付きZipを作成する方法! Windowsでも開ける暗号化ファイルに圧縮しよう
この記事では、Macでパスワード付きZipファイルを作成する方法を解説します。標準のターミナル機能を使う手順と、アプリKekaを使う手順を説明しています。

パスワード付きdmg(ディスクイメージ)を作る方法

複数のPDFファイルを1つの.dmgファイル(ディスクイメージ)にまとめ、パスワードをかける方法です。

まずディスクユーティリティのアイコンディスクユーティリティで、ディスクイメージを作成します。

ディスクイメージを作成してフォルダにパスワードをかける手順1

メニューバー「ファイル」より「新規イメージ」→「空のイメージを作成」と選択する。

ディスクイメージを作成してフォルダにパスワードをかける手順2

暗号化ありのディスクイメージを作る。

あとは.dmgファイル(ディスクイメージ)の中に、パスワードをかけたいフォルダやファイルを保存するだけ。

ディスクイメージを作成してフォルダにパスワードをかける手順3

パスワードをかけたいフォルダを移す例。

これで.dmgファイル(ディスクイメージ)をダブルクリックすると、パスワードが要求されます。

入力しないと、内部に保存したフォルダやファイルを閲覧できません。

ディスクイメージを作成してフォルダにパスワードをかける手順4

ディスクイメージを作成してフォルダにパスワードをかける手順5

より詳しい説明は、関連記事【Macでフォルダにパスワードをかける方法! 圧縮しない暗号化フォルダを作ろう】で解説しています。

Macでフォルダにパスワードをかける方法! 圧縮しない暗号化フォルダを作ろう
この記事では、Macのフォルダにパスワードをかける方法を解説します。ディスクイメージを作れば、複数フォルダ/ファイルを暗号化できます。

 

〆:PDFファイルのパスワード設定はプレビューを使おう!

以上、MacでPDFにパスワードを設定/解除する方法! プレビューでファイルの暗号化を外そう の説明でした。

ネット上のフリーソフトや有料のAdobe AcrobatのアイコンAdobe Acrobatを使わず、プレビューのアイコンプレビューだけでPDFファイルの暗号化設定を変更できます。

ぜひ、お試しあれ。

参考 Appleサポート – Macの「プレビュー」でPDFをパスワードで保護する

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