2017年10月23日より「エクスプレス予約」がApple PayのSuicaに対応開始となりました。
従来、エクスプレス予約で新幹線に乗車するには専用カード(EX-ICカード)が必要でしたが、今後はApple Pay搭載のiPhoneさえあれば利用可能となります。
が、ボクのように元々カード型のエクスプレス予約会員だった人が、新たにApple Payのエクスプレス予約会員へ変更する場合、どのような手続きになるのでしょうか?
実際に登録手続きを実施したので、その際の記録を記事として残しておきます。
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EXアプリの登録をApple Payへ変更する手順
手順①:Suicaでビュー・エクスプレス特約を申し込む
まず、最新の「Suica」アプリへアップデートします。
アプリを起動して「チケット購入・Suica管理」タブを開きます。
「ビュー・エクスプレス特約」より「ビュー・エクスプレス特約申込」へ進んで、ビューカードをエクスプレス予約のクレジットカードとして登録します。
画面上で記載される通り、ビューカードからエクスプレス予約の年会費として1,080円(税込)が決済されます。
約2週間前後で新しいエクスプレス予約の会員証が届きます。
なお、年会費の支払いタイミングは入会後約2ヶ月経ってからとなり、その間に解約すると年会費の請求はないようです。
手順②:エクスプレス予約で会員登録する
Suicaアプリを起動して「チケット購入・Suica管理」タブより「エクスプレス予約(JR東海)」を開き、利用規約に同意して次へ進みます。
エクスプレス予約のログイン画面となりますが、今回は「モバイルSuicaから初めてエクスプレス予約にアクセスされた方はこちら」をタップし、「OK – 利用手続き」へ進みます。
メールアドレスを入力し、会員登録のメールが届くので、
メールのリンクより登録するカード情報を入力します。
今回はビューカードで登録するため、手元にクレジットカードを用意の上、下記項目を入力します。
クレジットカード番号
カード有効期限
生年月日
会員規約に同意し、電話番号を登録します。
最後に登録する情報の確認画面となり、「会員登録を完了しました。」と表示されればOK。
そのまま新幹線の予約ができます。
手順③:実際に新幹線に乗車する
Apple PayのSuicaで新幹線を予約・乗車してみましょう。
「EXアプリ」にて登録した会員IDでログイン後、新幹線を予約します。
実際に乗車する際は、在来線でApple PayのSuicaを利用する流れと同じで、新幹線改札にてiPhoneをかざすだけでOK。
新幹線の入場・退場では、在来線とは異なるメッセージが通知表示され、カード残高は変わりません。
新幹線の改札に入ると、EXアプリで予約が「入場済」と変化します。
補足:カード型のエクスプレス予約会員は自動失効とならない
Apple Payのエクスプレス会員となった後も、カード型のエクスプレス予約会員は自動失効とはならないため、一時的に会員情報が2つ存在します。
例えば「EXアプリ」で新旧それぞれの会員IDでログインしてみると、同時に2つの会員情報が存在していることを確認できます。
会員登録が2つあると、その分年会費が2倍かかるため、なるべく早いタイミングで旧会員を脱退しましょう。
なお、Cedyna(セディナ)のJR東海エクスプレス・カードでカード型会員契約をしている場合、たまっているポイントを使ってからの解約がオススメです。
セディナのWebサイト「CFWebiew(シーエフウェビュー)」へログイン後、「ポイント照会・交換」へ進み、
現在の交換可能ポイントをチェックします。
100ポイント以上たまっていれば、何らかの賞品と交換できます。
ページ下部にある「ポイント交換」をクリックし、ポイントの交換を実施します。
交換申込が完了したら、賞品の到着またはポイント交換の反映を待ち、その後解約をしましょう。
なおカード型のエクスプレス会員を退会する場合、登録したクレジットカードとEX-ICカードをセットで2枚とも破棄する必要があります。
〆:便利なApple Payのエクスプレス会員になろう!
以上、iPhoneモバイルSuicaのビューカードでエクスプレス予約を使う方法! 既に会員登録済みなら年会費が二重になる点に注意 の説明でした。
Apple Payのエクスプレス会員になれば、在来線も新幹線も全てiPhoneだけで改札の入退場が可能になります。
ぜひ、ご参考下さい。
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