[Windows] 外付けHDDにiTunesのiPhoneバックアップを作成する方法! 保存先を変更してストレージ空き容量を増やそう

iOS使い方

iPhoneはiTunesを使ってパソコンへバックアップできますが、バックアップデータはパソコン側の内部ストレージへ保存されるため、容量圧迫の要因となります。

特に昨今のiOSはストレージ量が128GBや256GBと大きい傾向があるため、いつの間にかパソコンのストレージ容量の大半がiTunesのバックアップデータだった、ということも。

そこで本記事では、Windowsと接続した外付けHDDへiTunesのiPhoneバックアップを保存する方法を紹介します。

photo by Pixabay

 

作業の前に:

まず最初に、作業をする前に確認しておくべき事項を解説します。

iTunesのバックアップ先について

iTunesのバックアップは、「iCloud」か「このコンピュータ」か選択できますが、前者は容量に上限があるため、完全なバックアップを作成したい場合は、必然的に後者を選ぶことになります。

ただiTunesではバックアップ先のWindowsディレクトリを指定することはできず、内部ストレージ直下の決められた場所へ強制的に保存されます(場所の詳細は後述します)。

そのため、例えばバックアップするiPhoneに大量の写真や動画が保存されている場合、バックアップデータもその分増大し、結果的にWindowsのストレージ容量を圧迫してしまいます。

そこでWindowsの標準機能である「コマンドプロンプト」でシンボルリンクを作成すれば、iTunesのバックアップ先を外付けHDDに変更してこの問題を解決できます。

外付けHDDについて

もしまだ外付けHDDをお持ちでない場合、これを機に購入を検討してみてはいかがでしょうか?

Windowsのストレージ容量不足が心配であれば、1台持っておくと色々便利ですよ。

それでは、下記より外付けHDDにiTunesのiPhoneバックアップを作成する手順を紹介します。

 

Windowsで外付けHDDにiTunesのバックアップを作成する方法

手順①:バックアップデータのフォルダを削除する

まず、iTunesのバックアップデータが保存される現在のフォルダを削除します。

ここでややこしいのが、iTunesの入手元によってディレクトリの場所が異なります。

  • Apple公式サイトからダウンロードしたiTunes
  • Microsoft StoreからダウンロードしたiTunes

下記よりそれぞれ順番に解説します。

Apple公式サイトからダウンロードしたiTunesの場合

Apple公式サイトからダウンロードしたiTunesでは、次のディレクトリにiPhoneのバックアップデータが保存されます。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup

ただ「AppData」は隠しフォルダとなるため通常表示されません。

エクスプローラーのメニューから「表示」を開き、「隠しファイル」にチェックを入れれば見つかります。

あるいはWindowsの検索バーに次のキーワードを入力すれば、バックアップ先のディレクトリがすぐ見つかります。

%Backup%

Microsoft StoreからダウンロードしたiTunesの場合

Microsoft StoreからダウンロードしたiTunesでは、次のディレクトリにiPhoneのバックアップデータが保存されます。

C:\Users\ユーザ名\Apple\MobileSync\Backup

特に隠しフォルダもないため、エクスプローラーから順番に開いていけば見つかります。

あるいはWindowsの検索バーに次のキーワードを入力すれば、バックアップ先のディレクトリがすぐ見つかります。

%Backup%

いずれのパターンでもiTunesのバックアップデータが保存されるディレクトリを表示できたら、「MobileSync」直下の「Backup」フォルダ以下を削除します。

それまでiTunesでバックアップしたiPhoneデータが保存されているため、別のディレクトリ上にコピーを残しておくことをオススメします。

手順②:外付けHDDにフォルダを作成する

次に、新たにiTunesバックアップデータの保存先としたい外付けHDD上に専用フォルダを作成します。

フォルダは外付けHDD上の任意の場所に作成して構いませんが、フォルダ名は「Backup」として下さい。

ボクは外付けHDD直下の「iTunes」フォルダ内に「Backup」を作成した。

以上で下準備はOK。

手順③:コマンドプロンプトでシンボルリンクを作成する

Windowsで「コマンドプロンプト」を”管理者として”起動します。

例えばWindowsの検索バーに”cmd”と入力して「コマンドプロンプト」を表示させ、

右クリックメニューより「管理者として実行」を選べばOK。

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」で”はい”を選択。

「コマンドプロンプト」が管理者として起動されます。

ここからコマンドを入力していきます。

まず「mklink /d 」と入力した後、iTunesのバックアップデータが保存される現在のフォルダの場所を入力します。

「mklink /d 」は小文字の「d」の後ろに半角スペースがある点に注意して下さい。

Apple公式サイトからダウンロードしたiTunesの場合は次の通り。

mklink /d "C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup"

Microsoft StoreからダウンロードしたiTunesの場合は次の通りです。

mklink /d "C:\Users\ユーザ名\Apple\MobileSync\Backup"

Microsoft StoreからダウンロードしたiTunesの例。

この時点でまだ enter でコマンド実行をしない点に注意。

続いて、半角スペース空けた直後に外付けHDD上に作った「Backup」フォルダのディレクトリを入力します。

この際、ディレクトリの文字列全体をダブルクォーテーション(””)で囲むことが条件です。

例えばボクの場合、入力コマンドは下記のようになりました。

mklink /d "C:\Users\sp7pc\Apple\MobileSync\Backup" "W:\iTunes\Backup"

最後に enter でコマンドを実行し、「シンボリックリンクが作成されました」と表示されれば成功です!

外付けHDD上に作った「Backup」フォルダのシンボリックリンクが、「MobileSync」フォルダ直下に作成されていることを確認して下さい。

特徴として次の2点があります。

  • 「Backup」フォルダのアイコンが変わっている
  • プロパティのリンク先が外付けHDDの場所となっている

試しにiTunesでバックアップを実行してみて下さい。外付けHDD上に作った「Backup」フォルダにデータが保存されるはずです。

Windowsの内部ストレージ上(=MobileSync\Backup)ではあくまでシンボリックリンクとして保存されるため、バックアップデータ量圧迫の心配はなくなります。

参考:うまくいかない場合

コマンドプロンプトで入力するコマンドを整理すると次のようになります。

mklink /d "iTunesのバックアップデータが保存される現在の場所" "外付けHDDの新しい保存場所"

もしコマンドプロンプトを実行してもうまくいかない場合、下記点をチェックして下さい。

  1. 「MobileSync」直下の「Backup」フォルダ以下を削除しているか
  2. 必要な箇所に半角スペースは空いているか
  3. 必要な箇所はダブルクォーテーション(””)で囲まれているか

特に1番に関して、実施していないと次のようなエラーがコマンドプロンプトで表示されます。

  • 既に存在するファイルを作成することはできません。

 

補足:

注意:外付けHDDと非接続状態のバックアップはエラーとなる

今回の設定により、iTunesのバックアップ先は実質的に外付けHDDへ変更されました。

そのため、外付けHDDと接続されていない状態でiPhoneのバックアップをしようとするとエラーが発生し、先に進めなくなります。

iPhoneのバックアップは自宅でのみ実行するなら問題ありませんが、移動が多く外出先でも頻繁にバックアップを行う場合はデメリットとなります。

元のバックアップ先に戻す方法

もし当初の設定通りWindowsの内部ストレージ上にバックアップを保存したい場合、「MobileSync」フォルダ直下に作成されたシンボリックリンクを削除すればOK。

もう一度iTunesでバックアップを実行すると、自動で内部ストレージ直下の「Backup」フォルダが作成されます(=初期設定に戻ります)。

 

〆:iTunesバックアップデータ量の憂いをなくそう!

以上、[Windows] 外付けHDDにiTunesのiPhoneバックアップを作成する方法! 保存先を変更してストレージ空き容量を増やそう の說明でした。

内部ストレージが少ないWindowsを使用している場合、iTunesバックアップデータを外付けHDDに保存できればかなり軽くなりますよ。

ぜひ、ご参考あれ。

iOS使い方
おるくすをフォローする

関連記事

あっとはっく

コメント