本記事では、Macのアプリをダウングレードする方法を解説します。
Time Machineでバックアップしていれば、元のバージョンへ戻せる可能性があります。
macOSバージョンのダウングレード方法をお探しの場合、関連記事【MacのOSをダウングレードする方法まとめ! macOSのソフトウェアバージョンを下げてアップデートを元に戻そう】で解説しています。

Time MachineでMacアプリをダウングレードする方法
以下の流れで、ダウングレードします。
- 事前にTime Machineでバックアップしておく
- バックアップから目的バージョンのアプリを復元する
前提条件として、バージョンアップ前のアプリがあるときにバックアップした、Time Machineデータが必要となります。
1. 事前にTime Machineでバックアップしておく
今回の手法では、過去Time Machineでバックアップしたアプリを、その当時のバージョンへ戻します。
そのため、普段からデータをバックアップしている必要があります。
すでに新しいバージョンへアップデート済みの場合、残念ながら今回の方法は使えません。

Time Machineでバックアップ中の画面。

Time Machineでバックアップ完了のメッセージ。
2. バックアップから目的バージョンのアプリを復元する

アプリケーション一覧より、Time Machineを開きます。
過去のバックアップ履歴がタイムラインに並びます。
この中から、戻したいバージョンでバックアップした日付を開き、対象アプリを探します。
右クリックメニューから 情報を見る を開き、目的のアプリバージョンかチェックしましょう。
もし異なってる場合、前後の近い日付で同じ作業を繰り返します。

CotEditorの情報を見る。

CotEditorバージョン4.3.6のバックアップデータをわかる。
目的のアプリバージョンが見つかれば、右クリックメニューより 復元 しましょう。

「”CotEditor”を復元」を実行する。

復元先フォルダは「アプリケーション」で設定する。
表示されるダイアログで 置き換える を選べば、目的のアプリバージョンで上書きされます。
最後にログインパスワードを入力して、ダウングレード完了です。

ダイアログが表示されるので、目的のアプリバージョンで「置き換える」。

ログインパスワードによる認証が必要。

ダウングレード後バージョンのアプリのみ残る。
アプリのバージョンを表示して、ダウングレードできているか確認しましょう。
▼ダウングレード前(バージョン4.4.0)
▼ダウングレード後(バージョン4.3.6)
なお元の最新バージョンへ戻したい場合、通常の手順(例:App Store)でアップデートすればOKです。
〆:現バージョンに問題があれば試してみよう!
以上、Macでアプリを旧バージョンにダウングレードする方法! macOSでApp Storeの古いソフトをTime Machineで復元しよう の説明でした。
アプリのアップデートで不具合が発生して、元のバージョンへ戻したいケースはよくあります。
Time Machineで普段からバックアップしていれば、カンタンにダウングレードできるので、ぜひお試しあれ。
コメント
操作方法が分からないんですけど、教えてください
具体的につまずいた箇所を教えて下さい。
ありがとうございました。自機Macbook proで目一杯のMojaveで、間違えてPages等アプリをムリなアップデート 、まさか可能と思わず待ってたらアップデートしてしまい。昨年Mojaveに変えるときにたまたまTimeMachineでバックアップ作成していたので、そこに戻って古いバージョンに戻しました。アドヴァイスとても助かりました〜!!
High SierraでもLINEが使えるようになりました。
助かりました。どうもありがとうございました。