Macで過去接続したWi-Fiパスワードを確認する方法! macOSの保存済みネットワークを表示しよう

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この記事では、Macで接続したことのあるWi-Fiのパスワードを調べる方法を解説します。

「パスワードを忘れてしまった」・「家族や友人に教えてあげたい」という方は、ぜひどうぞ。

 

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Macで接続済みWi-Fiパスワードを調べる方法

2パターンの方法を紹介します。

方法 対応OS
①:Wi-Fi設定で確認する Ventura以降
②:キーチェーンアクセスで確認する Monterey以前
macOS Venturaより仕様が大幅に変わりました。お使いのMacのOSバージョンに合わせ、ご覧ください。

①:Wi-Fi設定で確認する(対象:Ventura以降)

macOS Venturaより、簡単にWi-Fiパスワードを調べることが可能です。

システム設定のアイコンシステム設定の「Wi-Fi」で、パスワードを表示したいWi-Fiのシステム設定のその他ボタンその他ボタンをクリックします。

Wi-Fi設定で確認する手順1

赤枠のアイコンをクリック。

パスワードをコピー すれば、Wi-Fiのパスワードがクリップボードに保存されます。

Wi-Fi設定で確認する手順2

適当なアプリでペースト(貼り付け)すれば、パスワードを確認できます。

Wi-Fi設定で確認する手順3

メモアプリ上でペーストする例。

Wi-Fi設定で確認する手順4

パスワードを表示できる。

②:キーチェーンアクセスで確認する(対象:Monterey以前)

パスワードを表示したいWi-Fiのネットワーク名を確認します。

メニューバーWi-Fiアイコンをクリックで表示できます。
キーチェーンアクセスで確認する手順1

赤下線の名前「GIGA-●●」をメモしておく例。

キーチェーンアクセスのアイコンキーチェーンアクセスを開きます。

キーチェーンアクセスで確認する手順2

例えば、アプリケーション一覧より「ユーティリティ」→「キーチェーンアクセス」で起動できる。

「パスワード」タブを開き、パスワードを表示したいWi-Fiのネットワーク名を検索します。

キーチェーンアクセスで確認する手順3

①パスワードタブを開く→②ネットワーク名を検索する

キーチェーンアクセスで確認する手順4

検索したWi-Fiが表示される。

右クリックメニューより 情報を見る を開き、「パスワードを表示」にチェックします。

キーチェーンアクセスで確認する手順5

調べたいWi-Fiを右クリックして、「情報を見る」。

キーチェーンアクセスで確認する手順6

パスワードを表示。

ログインパスワードの認証が求められるので、画面にしたがって操作しましょう。

キーチェーンアクセスで確認する手順7

1つ目の認証。

キーチェーンアクセスで確認する手順8

2つ目の認証。ユーザ名はログインユーザーの名称を入力する。

認証されると、選択したWi-Fiのパスワードが表示されます。

そのままコピーも可能です。
キーチェーンアクセスで確認する手順9

赤下線に表示される。

 

補足:AppleのWi-Fiパスワード共有機能を使う方法

もしMacで接続中のWi-Fiを、別のAppleデバイス(iPhone / iPad / Mac)でも繋ぎたい場合、Apple標準のWi-Fiパスワード共有機能が便利です。

Wi-Fiパスワード自体を確認することはできませんが、分からなくなったWi-Fiパスワードを家族や友人に使わせたいシーンで活躍します。

ただ前提条件が多く、自分と相手のデバイス両方が下記すべてを満たす必要があります。

  • Apple製品(iPhone / iPad / Mac)であること
  • Wi-FiとBluetoothをオンにすること
  • お互いのApple IDが連絡先に登録されていること
  • お互いのデバイスを十分近づけること
  • iPhone / iPadはiOS 11以上、Macはmac OS High Sierra(Ver.10.13.xx)以上であること

まず、自分のAppleデバイス(=パスワード共有元)のロックが解除されていて、Wi-Fiに接続していることを確認します。

この状態で、相手のAppleデバイス(=パスワード共有先)で同じWi-Fiに繋げようとすると、自分のAppleデバイスで次のメッセージが表示されるので「共有」を選択します。

"●●(Wi-FiのSSID)"のWi-Fiパスワードを"●●(相手のデバイス名)"と共有しますか?
Macをパスワード共有元として操作する例

Macをパスワード共有元として操作する例。

これで相手のAppleデバイスがWi-Fiに繋がります。

条件を満たすAppleデバイス間であれば、デバイス種別をとわずWi-Fiパスワードを共有できます。

MacBook ProとiPhone 8 PlusとiPhone 6でWi-Fiパスワードを共有する例

MacBook ProとiPhone 8 PlusとiPhone 6でWi-Fiパスワードを共有する例。

もちろん本記事で紹介した通り、Macならシステム設定のアイコンシステム設定またはキーチェーンアクセスのアイコンキーチェーンアクセスより、Wi-Fiパスワードを確認することはできます。

が、次の2つの観点で、Wi-Fiパスワード共有機能はメリットがあります。

  • 長いパスワードを相手のデバイス上で入力する必要がない
  • 明示的にパスワードを第三者へ伝えることなくWi-Fi接続できる

Appleデバイス間であればオススメですよ。

 

〆:保存済みWi-Fiパスワードを再確認しよう!

以上、Macで過去接続したWi-Fiパスワードを確認する方法! macOSの保存済みネットワークを表示しよう の説明でした。

もし自宅などでWi-Fiルーターのパスワードが分からなくなった場合、過去Macで接続した履歴があれば、今回の方法で調べることができます。

ぜひ、お試しあれ。

参考 Appleサポート – Macで「Wi-Fi」設定を変更する

参考 Appleサポート – MacでWi-Fiパスワードを共有する

▼Wi-Fiルーターの主要メーカー別の参考ページ

参考 BUFFALO – 無線LAN親機のSSIDと暗号化キー(Wi-Fiパスワード)の確認方法

参考 NEC – ネットワーク名(SSID)と暗号化キーは、どこに記載されていますか?

参考 エレコム – 【Wi-Fiルーター】ルーターの無線接続に使用する初期SSID/暗号キー(パスワード)がわかりません

参考 I-O DATA – Wi-Fi接続に必要な、パスワードを知りたい

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