この記事では、MacのDock位置について解説します。
以下のようなニーズがあれば、ぜひどうぞ。
- 画面上のDock配置を変えたい
- おすすめのDock配置を知りたい
Dock配置を画面下→画面左・右に変える方法
Dockの初期配置は画面下ですが、容易に画面左・右へ変更できます。
▼変更前
▼変更後
ただmacOSバージョンによって、少し手順が異なります。
以下2パターンにわけて説明します。
- macOS Ventura以降
- macOS Monterey以前
macOS Ventura以降の手順
システム設定の左メニュー「デスクトップとDock」より、「画面上の位置」を切り替えます。
macOS Monterey以前の手順
システム環境設定の「Dockとメニューバー」より、「画面上の位置」を切り替えます。
Dock配置のおすすめはディスプレイ左or右
あくまで個人的な意見ですが、右利きならディスプレイ左側にDockを設置すべきと考えます。
理由は次の2点です。
- アプリの「高さ」が隠れず、最大限表示できるため
- 利き手によって、「メイン作業スペース」が決まるため
理由①:アプリの「高さ」が隠れず最大限表示できるため
Dockが左右どちらかにあれば、アプリウィンドウの「高さ」が隠れず、最大限表示できます。
例えば、Safariでブラウジングするケースを考えます。
Dockが画面左にあれば、縦いっぱいに表示できます。
一方、画面下だと、Dockと被る部分は、表示が隠れてしまいます。
当然、Dockが画面左にあると、アプリの左側一部分が同じく隠れます。
ただ、考えてみてください。
Macでアプリを操作する際、上から下へ視線や画面を動かすことがほとんどではないでしょうか?
Dockが左側にある分、画面の高さいっぱいまで表示ができるため、処理できる情報量が増えます。
その観点で、Dockは下側ではなく、左右どちらかにすべきです。
理由②:利き手によって「メイン作業スペース」が決まるため
左右どちらかにするかは、利き手に合わせて決めると作業効率が増します。
具体的には、右利きなら画面の左側、左利きなら右側がオススメです。
その理由として、あなたがもし右利きなら、普段Macのトラックパッド上で右半分を使うことが多くありませんか?
このような配置となるのは、右利きの人は自身のカラダの「右側」にある腕で、トラックパッドを操作しているからです。
以上より、右利きの人は画面の右側の方が、カーソルを動かすのが楽だと感じるケースが多いです。
つまり下記ディスプレイ画像の赤枠のように、画面の右側が「メイン作業スペース」に適しているといえます。
ここまでの說明に納得できれば、メイン作業スペース上にDockが配置されている場合とない場合とで、「どちらが作業の邪魔にならないか」は明らかだと思います。
つまり右利きの人は画面の左側にDockを置けばメイン作業スペースの邪魔になりませんし、左利きならその逆の右側に設置した方が効率的なのです。
様々なDockの位置を試してみよう!
以上2点より、ボクはDockの位置を左側にしています。
ただあくまで参考情報なので、やはり個人の使い方に合わせてDockの位置は決めるべきです。
例えば理由①に関して、下記2点に該当する使い方をしているなら、Dockを左右に配置する説得力は薄まります。
- アプリはいつも「全画面表示(仮想デスクトップ)」で使っているケース
- Dockを「自動的に隠す」設定にしているケース
また理由②についても、下記に当てはまるなら、左右どちらでもよくなります。
- 右利きだが、画面の左側もメイン作業スペースとなっているケース
- Dockへのアクセス頻度が多いケース
まずは実際にDockを各配置に移動してみて、使い勝手がどれほど変わるかテストしてみてください。
〆:ドックの位置をカスタマイズしよう!
以上、MacでDockの位置を変える方法! オススメの左側・右側に表示しよう の説明でした。
試しにいつものDock位置を変えてみる価値はあると思うので、ぜひ自分だけの「最適な位置」を探してみてください。
ご参考あれ。
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