Macで作業をする際にベースとなる「Finder」を開いた際、最初に表示されるフォルダが何になっているか、意識したことはありますか?
デフォルトではログインしているユーザーのホームフォルダが表示されますが、頻繁にアクセスするフォルダが別にあれば、都度フォルダを移動するのは面倒ですよね。
そこで本記事では、MacのFinderで新規にウィンドウやタブを開いたとき、最初に表示される標準のデフォルトフォルダを変更する方法を紹介します。
Finderのデフォルトフォルダを変更する方法
前提:Finderの標準(デフォルト)フォルダとは?
まずMacのFinderにおける標準(デフォルト)フォルダとは、最初にFinderを起動したときに、まず表示されるフォルダを指します。
また、すでにFinderを開いている状態で別の新規ウィンドウ( ⌘ + N )や新規タブ( ⌘ + T )を開く際、まず表示されるフォルダも含めて標準(デフォルト)フォルダとなります。
それでは下記よりさっそくフォルダの変更方法を記載します。
手順①:Finderの環境設定へ
まずメニューバーにあるFinderの「環境設定」へ進みます。
「環境設定」では「一般」タブに項目を合わせます。
すると「新規Finderウィンドウで次を表示」にて、現在設定されているデフォルトフォルダを確認できます。
手順②:任意のフォルダを設定する
続いてプルダウンメニューを開くと別に設定したいフォルダ一覧が出るので、好きなフォルダをクリックします。
またメニュー内に目的のフォルダがない場合、一番下の「その他…」へ進み、フォルダを選べばOK。
選択した目的のフォルダが「新規Finderウィンドウで次を表示」に反映されていることを確認できれば作業完了です。
手順③:実際に適用されているかチェックする
最後に念のため、変更後のフォルダがデフォルトフォルダとして適用されているかチェックします。
実際にFinderを開き、新規ウィンドウ( ⌘ + N )や新規タブ( ⌘ + T )を開いてみて、新しい画面に設定したフォルダがまず最初に表示されれば成功です!
備考:オススメしたいデフォルトフォルダ
備考として、個人的には「デスクトップ」フォルダか「ダウンロード」フォルダがデフォルトフォルダとしてオススメです。
ボクは他のデバイスとのファイル共有を理由に「Dropbox」フォルダへ最も頻繁に訪れますが、その次に「デスクトップ」フォルダを表示する機会が多いです。
これは、Macの標準ブラウザに設定している「Google Chrome」でデフォルトのダウンロード先フォルダを「デスクトップ」フォルダにしているため、Chromeから落としてきたファイル確認の用途でデスクトップをチェックする頻度が高くなっています。
同じ理由で、「ダウンロード」フォルダも新しく加わったファイルのチェック用途で表示する機会が多いと思うので、Finderのデフォルトフォルダとしておくと、作業効率が高まってオススメですよ。
〆:標準フォルダを変更してより便利にしよう!
以上、[Mac] Finder新規ウィンドウ / タブで最初に表示される標準のデフォルトフォルダを変更する方法 の說明でした。
Finderを新たに開いたとき、めったに使わないフォルダより、たくさん使うフォルダがまず表示されれば、よりFinderにおける作業効率が上昇します。
ぜひ、自分だけのFinderをカスタマイズしてみて下さい。
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