Macでキーボードショートカットを使いこなせば、作業をより高速化できます。
ただアプリのメニューによっては、ショートカットが配置されないケースがあります。

「プレビュー」アプリのメニュー「サイズを調整…」の例。
そこで本記事では、任意アプリのメニューに好きなキーボードショートカットを割り当てる方法を紹介します。
この手順を使えば、デフォルトで設定されるショートカットキーの変更も可能です。
よく使う機能で好きなショートカットキーを設定すれば、作業を高速化できてオススメですよ。
独自のキーボードショートカットを作成する方法
「システム環境設定」→「キーボード」と進み、
「ショートカット」タブ内の「アプリケーション」項目にて、+ボタンをクリックします。
すると好きなメニューへキーボードショートカットの割り当てができます。
ポイントは次の2点です。
- メニュータイトル:対象のメニュー名を”一字一句”正確に入力する
- キーボードショートカット:割り当てたいショートカットキーを入力する
特に「メニュータイトル」は一字でも異なるとうまく動作しないため、正確に入力して下さい。
入力できたら「追加」をクリック。
ショートカットキーへの登録を確認できればOK。
実際にアプリを開き、メニューに目的のショートカットキーが設定されていれば成功です。

「プレビュー」アプリのメニュー「サイズを調整…」にショートカットキーを割り当てた例。
補足:
うまく設定できない場合
目的のメニューにショートカットキーを設定できない場合、「メニュータイトル」に誤りがないかチェックして下さい。
例えば「サイズを調整…」というメニューに対し、「サイズを調整..」(=”.”が1つ足りない)で登録すると、
正確なメニュータイトルではないため、割り当てはされません。
デフォルトのショートカットキーを変更する方法
今回紹介した設定を使えば、各アプリでデフォルトで割り当てられるショートカットキーの変更も可能です。
例えば「プレビュー」アプリの場合、デフォルトで「開く…」メニューに ⌘ + O のショートカットキーが割り当てられていますが、
「開く…」メニューに対して、新たに Shift + ⌘ + O のショートカットキーを登録することで、
キーボードショートカットの組み合わせを”上書き”して変更できます。
もしデフォルトのショートカットキーが使いづらければ、オススメの設定です。
メニュー内のショートカットキー重複に注意
各アプリですでに指定したショートカットキーの割り当てがある場合、注意が必要です。
例えば「プレビュー」アプリの場合、デフォルトで「開く…」メニューに ⌘ + O のショートカットキーが割り当てられていますが、
別メニューに同じショートカットキー(⌘ + O)を重複して割り当てると、「開く…」メニューのショートカットキーが無効となります。
このように重複してショートカットキーが設定される場合、新たに割り当てたメニューが優先されるので注意しましょう。
〆:オリジナルのショートカットキーを割り当てよう!
以上、Macで独自のキーボードショートカットを作成/変更する方法! macOSのアプリごとメニューに好きな組み合わせを設定しよう の説明でした。
よく使うメニューの機能で、ショートカットキーを設定すれば便利ですよ。
ぜひ、お試しあれ。
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