MacのキーボードでCaps Lockを無効にする方法! キャプスロックキーの設定を切り替えよう

スポンサーリンク
Mac

本記事では、MacでCapsLock(キャプスロック)キー設定を変更する方法を解説します。

以下のニーズがあれば、ぜひどうぞ。

  • CapsLockキーを無効化したい
  • CapsLockキーの入力機能を変えたい

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Caps Lockを解除する/割り当て機能を変える方法

具体的に2パターンの手順を解説します。

  1. システム設定のアイコンシステム設定の「修飾キー」から変える
  2. Karabiner-ElementsのアイコンKarabiner-Elementsアプリで変える
単純にCapsLockキーを無効化するだけなら、1がオススメです。細かい機能を割り当てたいなら、2をどうぞ。

前提:CapsLockキーとは?

CapsLock(キャプスロック)キーは、標準キーボードの左下にあります。

CapsLockキーの基本説明1

赤枠がCapsLockキー。

CapsLock キーを押すと、英字入力の大文字・小文字の切り替えが可能です。

切り替えステータスは、ランプの状態で判断できます。

ランプの状態 英字入力
緑色に点灯 大文字で入力(例:A)
消灯 小文字で入力(例:a)
“Caps”は、Capital letters(=アルファベット大文字)の略です。これをLock(=固定)するキーなので、有効にすると大文字入力となります。
CapsLockキーの基本説明2

CapsLockキーに緑のランプが点灯した状態。

CapsLockのメリット・デメリットです。

メリット デメリット
大文字の連続入力に便利 誤操作のリスクが高い

通常、大文字入力は shift キーを押しながらタイプが必要です。

その点、CapsLock キーなら押し続ける手間がないため、繰り返しアルファベット大文字をタイピングするシーンで活躍します。

一度、CapsLockをオンにすれば、あとはアルファベットをタイプするだけで、自動的に大文字となります。
CapsLockキーの基本説明3

赤枠がshiftキー。

一方デメリットとして、誤操作でCapsLockが有効になると、意図せず大文字入力となってしまいます。

特に「パスワードは正しいはずなのに、なぜか解除できない」というシーンで、実はCapsLockが原因だった、というオチはよくあります。

誤操作のリスクを減らしたい!という方は、ぜひ以降からの手順をお試し下さい。

CapsLockキーの基本説明4

パスワードで入力した文字は見えないことが多いため、特に間違えがち。

方法①:システム設定の「修飾キー」から変える

システム設定のアイコンシステム設定から「修飾キー」設定を開きます。

macOSバージョンによって、少し手順が異なります。

▼macOS Monterey以前

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順1

システム環境設定より「キーボード」を開く。

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順2

「キーボード」タブで「修飾キー」を開く。

▼macOS Ventura以降

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順3

システム設定より「キーボード」→「キーボードショートカット」と開く。

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順4

左メニューより「修飾キー」を開く。

「修飾キー」設定を表示したら、続けてCaps Lockを開きます。

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順5

「アクションなし」を選べば、CapsLock機能が無効化されます。

CapsLock キーを押しても、緑のランプが点灯しません。

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順6

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順7

Caps Lockに「アクションなし」を割り当てた例。

その他、好きなキーを割り当てることも可能です。

例えば、CapsLock キーを押して、control キーの機能を実行できます。
特殊記号 名称
Caps Lock
Control
Option
Command
fn ファンクション
Esc
アクションなし

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順8

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順9

Caps Lockに「⌃ Control」を割り当てた例。

なお複数のキーボードをお使いの場合、キーボードごと設定が必要です。

「キーボードを選択」より切り替えましょう。

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順10

システム設定の「修飾キー」からCapsLock設定を変える手順11

外付けのMagic Keyboardを設定する例。

方法②:アプリKarabiner-Elementsで変える

システム設定のアイコンシステム設定の「修飾キー」で、CapsLock キーに割り当て可能な機能は以下のとおりです。

特殊記号 名称
Caps Lock
Control
Option
Command
fn ファンクション
Esc
アクションなし

上記では物足りない場合、Karabiner-ElementsのアイコンKarabiner-Elementsというアプリで自由にカスタマイズしましょう。

まず公式サイトよりアプリをダウンロードします。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順1

Karabiner-ElementsのアイコンKarabiner-Elementsを起動して、「Simple Modifications」を開きます。

初期設定では、いくつか権限付与が求められます。画面に従って操作して下さい。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順2

カスタマイズしたい対象キーボードを選び、Add Item を開きます。

通常の内蔵キーボードをお使いであれば、「Apple Internal Keyboard」でOK。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順3

ここで「変更対象のキー」と「割り当てたい機能」を決めます。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順4

まず「変更対象のキー」として CapsLock キーを指定します。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順5

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順6

続いて「割り当てたい機能」を決めましょう。

任意のキー(例:tab キー)はもちろん、メディアコントロールや特定アプリのショートカットなど、非常に種類が豊富です。

設定は以上です。

CapsLock キーを押して、設定した機能が実行されれば成功です。

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順7

アプリKarabiner-ElementsでCapsLock設定を変える手順8

tabキーを割り当てた例。

なおKarabiner-ElementsのアイコンKarabiner-Elementsをアンインストールしたい場合、通常の削除手順ではなく、アプリ内メニューより実行する必要があります。

Karabiner-Elements内の「Uninstall」メニューより削除する手順1

左メニュー「Uninstall」を開く。

Karabiner-Elements内の「Uninstall」メニューより削除する手順2

「Launch uninstaller」を実行する。

Karabiner-Elements内の「Uninstall」メニューより削除する手順3

何度かパスワード入力が求められる。

より詳しい情報は、関連記事【Karabiner-Elementsをアンインストールする方法! Macのアプリケーションから削除しよう】で解説しています。

Karabiner-Elementsをアンインストールする方法! Macのアプリケーションから削除しよう
この記事では、Karabiner-Elementsをアンインストールする方法を解説します。削除後、アプリケーションにアイコンが残ってしまう症状も説明しています。

 

〆:キーボードを好きな機能と入れ替えよう!

以上、MacのキーボードでCaps Lockを無効にする方法! キャプスロックキーの設定を切り替えよう の説明でした。

Caps Lockキーを始め、Macの修飾キーは使い方によって利用頻度に個人差が大きいはず。

ぜひ今回の手順を参考に、自分に最適化されたキーボード配置にしてみて下さい。

参考 Appleサポート – Macで修飾キーの動作を変更する

Mac
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

  1. ふじたかおる より:

    ありがとう!
    キーボードを取り替えたら、このCaps Lockが邪魔
    手のカタチが身についていたので
    仕事が捗りませんでした
    ほんとうにありがとう!

タイトルとURLをコピーしました