本記事では、MacでCapsLock(キャプスロック)キー設定を変更する方法を解説します。
以下のニーズがあれば、ぜひどうぞ。
- CapsLockキーを無効化したい
- CapsLockキーの入力機能を変えたい
Caps Lockを解除する/割り当て機能を変える方法
具体的に2パターンの手順を解説します。
- システム設定の「修飾キー」から変える
- Karabiner-Elementsアプリで変える
前提:CapsLockキーとは?
CapsLock(キャプスロック)キーは、標準キーボードの左下にあります。
CapsLock キーを押すと、英字入力の大文字・小文字の切り替えが可能です。
切り替えステータスは、ランプの状態で判断できます。
ランプの状態 | 英字入力 |
---|---|
緑色に点灯 | 大文字で入力(例:A) |
消灯 | 小文字で入力(例:a) |
CapsLockのメリット・デメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
大文字の連続入力に便利 | 誤操作のリスクが高い |
通常、大文字入力は shift キーを押しながらタイプが必要です。
その点、CapsLock キーなら押し続ける手間がないため、繰り返しアルファベット大文字をタイピングするシーンで活躍します。
一方デメリットとして、誤操作でCapsLockが有効になると、意図せず大文字入力となってしまいます。
誤操作のリスクを減らしたい!という方は、ぜひ以降からの手順をお試し下さい。
方法①:システム設定の「修飾キー」から変える
システム設定から「修飾キー」設定を開きます。
macOSバージョンによって、少し手順が異なります。
▼macOS Monterey以前
▼macOS Ventura以降
「修飾キー」設定を表示したら、続けてCaps Lockを開きます。
「アクションなし」を選べば、CapsLock機能が無効化されます。
その他、好きなキーを割り当てることも可能です。
特殊記号 | 名称 |
---|---|
⇪ | Caps Lock |
⌃ | Control |
⌥ | Option |
⌘ | Command |
fn | ファンクション |
⎋ | Esc |
– | アクションなし |
なお複数のキーボードをお使いの場合、キーボードごと設定が必要です。
「キーボードを選択」より切り替えましょう。
方法②:アプリKarabiner-Elementsで変える
システム設定の「修飾キー」で、CapsLock キーに割り当て可能な機能は以下のとおりです。
特殊記号 | 名称 |
---|---|
⇪ | Caps Lock |
⌃ | Control |
⌥ | Option |
⌘ | Command |
fn | ファンクション |
⎋ | Esc |
– | アクションなし |
上記では物足りない場合、Karabiner-Elementsというアプリで自由にカスタマイズしましょう。
まず公式サイトよりアプリをダウンロードします。
Karabiner-Elementsを起動して、「Simple Modifications」を開きます。
カスタマイズしたい対象キーボードを選び、Add Item を開きます。
ここで「変更対象のキー」と「割り当てたい機能」を決めます。
まず「変更対象のキー」として CapsLock キーを指定します。
続いて「割り当てたい機能」を決めましょう。
設定は以上です。
CapsLock キーを押して、設定した機能が実行されれば成功です。
なおKarabiner-Elementsをアンインストールしたい場合、通常の削除手順ではなく、アプリ内メニューより実行する必要があります。
より詳しい情報は、関連記事【Karabiner-Elementsをアンインストールする方法! Macのアプリケーションから削除しよう】で解説しています。
〆:キーボードを好きな機能と入れ替えよう!
以上、MacのキーボードでCaps Lockを無効にする方法! キャプスロックキーの設定を切り替えよう の説明でした。
Caps Lockキーを始め、Macの修飾キーは使い方によって利用頻度に個人差が大きいはず。
ぜひ今回の手順を参考に、自分に最適化されたキーボード配置にしてみて下さい。
コメント
ありがとう!
キーボードを取り替えたら、このCaps Lockが邪魔
手のカタチが身についていたので
仕事が捗りませんでした
ほんとうにありがとう!