iSight Disabler - Macの内蔵カメラを無効にして第三者の監視を防ぐ方法 [macOS Sierra対応]

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Mac

Macの「iSightカメラ」をご存知でしょうか。

最近のMacシリーズではほぼ搭載されている、Macの内蔵カメラ(インカメラ)機能の名称です。

互いの顔を見ながら、テレビ電話のようにコミュニケーションを取る際に必要になる機能ですが、正直ボクは今まで全く使っていないです。

むしろハッカーによって「自分のことを見張られているのではないか」という不安しかありません・・・。

そこで本記事では、Macの内蔵カメラ「iSightカメラ」機能を強制的に停止させる無料スクリプト「iSight Disabler」を紹介します。

最新のmacOS Sierraアップデート後も、本記事の方法で内蔵カメラを無効にできました。

photo by Nayuki

 

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Macの内蔵カメラを無効にする方法

 

前提条件

本記事で紹介する「iSight Disabler」の手法には注意点があります。

対応OSバージョンについて

今回紹介する方法は、

OS X Mavericks

OS X Yosemite

のみ対象です。それ以外のOSの場合、対象外となるので注意が必要。

macOS Sierraにアップデート後に本手法を試したところ、成功しました。

「iSight Disabler」の公式サイトではOS X El Capitan以降は対応していないという記載も見られるため、環境によって異なる可能性もあります。

「iSight Disabler」について

本記事の手法では、Mac内に「iSight Disabler」スクリプトを入れることになります。今のところ不具合は報告されていないですが、それによってMacが故障しても自己責任となるので、ご注意を。

 

手順①:スクリプトを入手

まず、本手法で使うスクリプト「iSight Disabler」を「techslaves.org」というブログよりダウンロードします。

ブログ  techslaves.org

ダウンロード iSight Disabler

このスクリプトを有効にすることで、Macの内蔵カメラ「iSightカメラ」機能にアプリがアクセスするのを無効にできます。

 

手順②:スクリプトを特定フォルダへ移動

ダウンロードしたzipファイルを解凍してスクリプト「isightdisabler5.scpt」を取り出します。

続いて、Finderで下記ディレクトリへ移動します。

~/Library/Scripts/

移動は、Finder上で「command⌘ + shift + G 」を押すと、移動先ディレクトリ パス入力画面が表示されるため、そこで上記パスを入力するとカンタンです。

「Scripts」フォルダへ移動後、先ほど解凍したスクリプトを当該フォルダへ保存します。

 

手順③:スクリプトを有効に

保存が完了したら、いよいよスクリプトを有効にします。

スクリプト「isightdisabler5.scpt」をダブルクリックすると、自動的にプリインアプリ「スクリプトエディタ」が起動するので、矢印の「実行」アイコンをクリックします。

すると、「iSightカメラを本当に無効にしてもいいですか?」のような注意ポップアップが表示されるので、「Disable iSight」を選択します。

次に、管理者パスワードが要求されるので、入力します。

以上で設定は終了です。

最新のmacOS Sierraだとここで「スクリプトエラー」が表示されますが、内蔵カメラはしっかり無効となっていました。

 

内蔵カメラが無効になっているか試す

ここからは、本当に内蔵カメラが無効になっているか、各種アプリで試してみます。

アプリ①:Photo Booth

まずは、自分の顔を撮影できるMac標準アプリ「Photo Booth」で試してみます。

さっそく「Photo Booth」を起動すると、

この通り「カメラが接続されていません。」と表示され、内蔵カメラがしっかりと無効になっています。

アプリ②:QuickTime Player

続いてが、動画再生のほか、録画や編集などもできるMac標準アプリ「QuickTime Player」で試してみます。

メニューバーの「ファイル」→「新規ムービー収録」から内蔵カメラを起動すると、

カメラにバツが表示された画面となり、

カメラをクリックすると、

この通り「カメラが接続されていません。」と表示され、内蔵カメラがしっかりと無効になっています。

アプリ③:Skype

最後が、お馴染みビデオ通話が楽しめる「Skype」です。

設定画面からビデオ通話の設定を確認すると、

この通り「カメラがありません」と表示され、内蔵カメラが無効となっています。

結論:しっかり内蔵カメラが無効となっていた!

以上の通り、ボクが試した範囲ではしっかりと内蔵カメラが無効となっていました。成功です。

内蔵カメラの無効状態は「このMacについて」→「システムレポート」の「カメラ」項目でもチェックできます。

無効になっていると「ビデオ・キャプチャ・デバイスが見つかりませんでした。」と表示されます(コメントより情報頂きました)。

 

補足:内蔵カメラを有効に戻す方法

「やっぱり内蔵カメラ iSightカメラを使いたい!」という場合でもすぐに戻せます。

先ほど紹介した、「iSightカメラを本当に無効にしてもいいですか?」のような注意ポップアップで「Enable iSight」を選択します。

これで元通り内蔵カメラが復活します。

 

〆:盗撮・盗聴対策を意識しよう!

以上、iSight Disabler – Macの内蔵カメラを無効にして第三者の監視を防ぐ方法 [macOS Sierra対応] の説明でした。

これで「誰かに見られている不思議な違和感」がなくなります。

Macの内蔵カメラが気になっていた人は、ぜひ試してみて下さい。

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コメント

  1. 名無しさん より:

    Maverickで無効にできました。
    無効・有効の確認は、「このMacについて」からの「システムレポート」の「カメラ」の項でも確認出来ますね。
    「ビデオ・キャプチャ・デバイスが見つかりませんでした。」と表示されます。

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