お使いのMacの利用期間が長ければ、電池もちが悪くなってきたと感じることもあるでしょう。
Macにはリチウムイオン電池が搭載されており、その充電可能数は無限ではなく限度があります。そして、充電回数が限度に達した場合、それは電池交換の目安を意味します。
そこで本記事では、Macのバッテリー寿命を確認する方法を紹介します。
充放電回数を調べることで、交換時期をカンタンに診断できるので、ぜひご覧あれ。
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Macのリチウムイオン電池の寿命を調べる方法
手順①:「システムサポート」を起動する
メニューバーにあるAppleロゴをクリックし「このMacについて」を選択します。
次に、「概要」内にある「システムサポート…」へ進みます。
手順②:「バッテリー情報」をチェックする
ハードウェア情報一覧が表示されるので、左側の項目から「電源」を選択。すると「バッテリー情報」が出るので、「状態情報」をチェックします。
ここで「充放電回数」と「状態」を確認できます。
「充放電回数」の見方は後述する手順③を参照下さい。
「状態」は、バッテリー状態によって表示内容が異なり、「標準」・「間もなく交換」・「今すぐ交換」・「バッテリーの交換修理」のいずれかが表示されます。
「バッテリー状態」の詳細は別記事でまとめているので、合わせてどうぞ。
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[Mac] バッテリー状態が正常かチェックする方法! 劣化具合を確認して交換すべきか診断しよう
手順③:「充放電回数」の限度を確認する
現在の「充放電回数」を把握しても、使っているMacの充放電回数の限度を知らない限りは意味がありません。
そこで自分のMacの最大充放電回数をチェックしましょう。
例えばボクの場合、使用しているMacは、MacBook Air (11-inch, Mid 2013)となりますので、限度数は「1,000」です。
現在の充放電回数は「システムサポート…」の情報より、「363」なので、まだ1/3ほどの回数だと分かります。
参考:「充放電回数」のカウント基準は?
ちなみに「充放電回数」はどのようにカウントしているのでしょうか?
これは「充電をした回数」ではなく、「100%の充電量を消費した回数」でみています。
例えば、100%充電があるMacを外出中に50%まで使用したとします。その後帰宅し、再び100%までMacを充電。さらにその後、外出してまた50%まで電池を使用した場合、トータルの電池消費量は外出中に使った「50% + 50% = 100%」となり、「充放電回数」のカウントとしては「1」となります。
同じく、外出中に20%の電池消耗をし、帰宅後100%まで充電、を5回繰り返した場合、「20% + 20% + 20% +20% +20% = 100%」となり、「充放電回数」のカウントとしては「1」となります。
以上より、頻繁に充電をしていても、トータルの消耗量が小さければ、「充放電回数」数値は大きくなりません。
〆:電池交換の目安としよう
以上、[Mac] リチウムイオン電池の寿命を確認する方法! 充放電回数を調べて交換時期を診断しよう の説明でした。
最近使用しているMacのバッテリーの調子が悪いと感じていたら、充放電回数を調べることで、交換時期を判断してみて下さい。
また本記事の方法以外にも、Macの標準機能として、メニューバーの充電アイコンよりバッテリー状態をチェックする方法もあります。
別記事で詳細をまとめているので、合わせてご覧あれ。
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