この記事では、Google検索結果に表示される「他の人はこちらも検索」を消す方法を解説します。
「邪魔」・「うざい」と感じていれば、ぜひお試しください。
本記事の内容は、パソコン(Windows / Mac)向けです。スマートフォン(Android/iPhone)の手順は、関連記事で解説しています。


「他の人はこちらも検索」を消す方法
前提:「他の人はこちらも検索」とは?
検索した内容に満足しなかったユーザー向けに、関連ワードのヒントを提案するGoogleの機能です。
ユーザーが下記行動した際、アクセスしたページの真下に表示されます。
- Google検索をする
- サイトを訪問する
- ブラウザバックして元の検索結果に戻る

赤枠の箇所に表示される。
✕ボタンをクリックで一時的に消せますが、別ページから戻ると再出現します。

赤丸の✕ボタンで、一時的には消せる。
本パートでは、「他の人はこちらも検索」を常に非表示にする方法を、2つ紹介します。
Google標準機能では提供されないため、別途ブラウザの拡張機能を用意します。
- Chrome拡張機能No Search Forを使う
- 拡張機能でCSSコードを上書きする
Chromeブラウザが必要となるので、事前にコチラから導入してください。
なお記事中ではWindows PCの画面で説明しますが、Macも同様です。



方法①:Chrome拡張機能No Search Forを使う
No Search Forをインストールします。

Chromeに追加する。

拡張機能を追加する。

無事、追加されればOK。
準備はこれだけ。
「他の人はこちらも検索」が出なくなれば、成功です。

赤枠の箇所にあった表示が消える。
元の状態に戻したい場合、拡張機能No Search Forを削除すればOK。

①拡張機能を開く→②メニューを開く→③Chromeから削除

削除を確定する。
なお類似の拡張機能として、Remove “People Also Search For” Boxもオススメです。
No Search Forと相性が悪ければ、お試しください。

Remove “People Also Search For” Boxのインストール画面。
方法②:拡張機能でCSSコードを上書きする
Stylebot(スタイルボット)をインストールします。

Chromeに追加する。

拡張機能を追加する。

無事、追加されればOK。
次にCSSコードを登録します。
適当なワードでGoogle検索してください。

「android 再起動」と検索する例。
Stylebotの設定を開きます。

①拡張機能を開く→②Stylebotを選択

Stylebotを開く。

「コード」タブを開いた状態とする。
以下コードを登録します。
.AUiS2 { display: none !important; }
入力後、右上✕ボタンで閉じます。

「コード」タブにコピペする。
「他の人はこちらも検索」が出なくなれば、成功です。

赤枠の箇所にあった表示が消える。
元の状態に戻す方法です。
一時的に無効化したい場合、Stylebotの設定メニューより下記をオフにしましょう。
www.google.com
www.google.co.jp

www.google.comをオフにする例。
または完全にやめたい場合、拡張機能Stylebotを削除すればOK。

①拡張機能を開く→②メニューを開く→③Chromeから削除

削除を確定する。
なお類似の拡張機能として、Stylusもオススメです。
Stylebotと相性が悪ければ、お試しください。

Stylusのインストール画面。
「他の人はこちらも検索」が消えない場合
ここまで2つの方法を紹介しました。
- 方法①:Chrome拡張機能No Search Forを使う
- 方法②:拡張機能でCSSコードを上書きする
ただ、なぜか「他の人はこちらも検索」が消えないケースがあります。
主な原因を2点紹介します。
- google.comとgoogle.co.jpの両方を設定していないため
- Googleアップデートで仕様が変わったため
原因①:google.comとgoogle.co.jpの両方を設定していないため
Google検索のURLは2パターンあります。
https://www.google.com
https://www.google.co.jp

google.comのパターン。

google.co.jpのパターン。
環境によって、両方のURLを使用している場合、それぞれに対してStylebotのCSSコードを設定する必要があります。
現状のステータスは、Stylebotの設定メニュー オプション → スタイル で表示されます。

オプションを開く。

スタイルで、設定状況が表示される。
原因②:Googleアップデートで仕様が変わったため
Google側でアップデートがあると、拡張機能が仕様変更に追いつけず、うまく適用されない可能性があります。
この場合、2つ目に紹介したStylebotなら、ユーザー側の操作で、Google側の仕様変更に対応できます。
まず以下の操作をして、「他の人はこちらも検索」を表示します。
- Google検索をする
- サイトを訪問する
- ブラウザバックして元の検索結果に戻る

赤枠の箇所に表示される。
次にStylebotの設定を開きます。

①拡張機能を開く→②Stylebotを選択

Stylebotを開く。

「ベーシック」タブを開いた状態とする。
検索結果画面にカーソルを合わせると、セレクタ選択モードになります。

▼クリックして再生(音は出ません)
この状態で、「他の人はこちらも検索」部分にカーソルを合わせ、クリックします。

「他の人はこちらも検索」枠全体に色がかかればOK。
Stylebot編集画面にセレクタが追加されるので、そのまま下へスクロールして「隠す」をクリックします。

赤枠の箇所に追加される。

下へスクロールして、「隠す」を有効にする。
「他の人はこちらも検索」が出なくなれば、成功です。

赤枠の箇所にあった表示が消える。
補足:Chrome以外ブラウザの設定方法
Chrome以外のブラウザとして、以下3つを紹介します。
いずれも「他の人はこちらも検索」を消せます。
Firefox
Microsoft Edge
Safari
Firefoxの手順
2パターンあります。
- FirefoxアドオンGoogle Search Focusを使う
- 拡張機能でCSSコードを上書きする
1. FirefoxアドオンGoogle Search Focusを使う
導入するだけで、「他の人はこちらも検索」が出なくなります。

アドオンのインストール画面。
2. 拡張機能でCSSコードを上書きする
Stylebotの
Firefox版です。
CSSコードを登録すれば、「他の人はこちらも検索」が出なくなります。

アドオンのインストール画面。
Microsoft Edgeの手順
Stylebotの
Edge版です。
ほかに選択肢は少なく、CSSコードを上書きする方法の一択となります。

アドオンのインストール画面。
Safariの手順
Safari向けの選択肢は少なく、CSSコードを上書きする方法の一択となります。
Tamperish(テンプリシ)を起動して、設定を有効にします。

赤枠のトグルをクリックする。

Safari拡張機能が開くので、Tamperishにチェックを入れる。
次にCSSファイルを用意します。
適当なエディタアプリで、以下コードをCSSファイルとして保存しましょう。
.AUiS2 { display: none !important; }
エディタアプリとして、例えばCotEditorがオススメです。

CotEditorを開き、上記コードをコピペする。

名前をつけて保存する。拡張子は.cssとする。

デスクトップに保存した例。
Tamperishを開き、Change よりCSSファイルを保存したフォルダを選択します。

赤枠のChangeをクリック。

保存先のデスクトップを選択する例。
準備は以上。
SafariでGoogle検索して、「他の人はこちらも検索」が出なくなれば成功です。
▼変更前

赤枠の箇所に表示される。
▼変更後

赤枠の箇所にあった表示が消える。
補足:他の人はこちらも”質問”を消す方法
本記事では、「他の人はこちらも検索」をとりあげました。

赤枠の箇所に表示される。
これとは別に、「他の人はこちらも質問」という表示もあります。

赤枠の箇所に表示される。
名称は似ていますが、別の機能となるため、本記事で紹介した方法では消えません。
これも消したい場合、詳細を関連記事【「他の人はこちらも質問」を消す方法! Google検索の邪魔な表示を無効にしよう】で解説しています。

〆:「ほかの人はこちらも検索」をオフにしよう!
以上、「他の人はこちらも検索」を消す方法! Google検索の邪魔な表示を無効にしよう の説明でした。
Google検索の仕様上、無効にはできないため、記事中で紹介したようなブラウザ拡張機能が必要となります。
最初に設定すれば、あとは自動で非表示となり、検索結果が見やすくなりますよ。
ぜひ、どうぞ。
参考 Chromeウェブストアヘルプ – 拡張機能をインストールして管理する
参考 Firefoxサポート – アドオンをインストールしてFirefoxに機能を追加する
参考 Microsoftサポート – Microsoft Edgeの拡張機能を追加したり、オフにしたり、削除したりする
参考 Appleサポート – MacでSafari機能拡張を使う
参考 Stylebot
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