日本版Googleストアへアクセスしてみると「Chromecast」製品や関連アクセサリは表示されるもの、「Pixel」や「Google Home」といった話題の製品は買うことも見ることもできません（2017年6月時点）。
「Chromecast」が分類される「ストリーミングデバイス」項目しか選べない。
一方、海外（例えばアメリカ）版であれば、それら製品はもちろん、「Daydream」や「Pixel C」など多用な製品を表示することができます。
「スマートフォン」や「スマートホーム」など多様な項目を選べる。
そこで本記事では、日本からのアクセスで海外のGoogleストアを表示する方法をまとめて紹介します。
今、外国版Googleストアで話題になっている製品をチェックできて面白いですよ。
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海外のGoogleストアにアクセスする方法まとめ!
Googleストアの国設定を外国に変更する
Googleストアの国設定を外国に変更する方法です。
言語変更が少し面倒ですが、最もオーソドックスで分かりやすいです。
まず日本版Googleストアへアクセスし、左上メニューより「日本」という国旗付きの項目をタップします。
すると「国または地域の変更」画面となるので、Googleストアを確認したい国を選びます。
例として、アメリカ版Googleストアに変えてみる。
するとこの通り。アメリカ版Googleストアが表示され、日本未発売の「Google Home」も確認できます。
ただ表記が英語なのが残念なところ。ここでアドレスバーをタップし、表示される下記URLから
https://store.google.com/us/?hl=en-US&countryRedirect=true
後半の下記部分を削って再度読み込みを行います。
?hl=en-US&countryRedirect=true
するとアメリカ版Googleストアを日本語表記で表示することができます。
VPNで外国接続中にGoogleストアへアクセスする
VPNソフトを使ってストアを表示したい国に接続した状態でGoogleストアへアクセスする方法です。
VPNソフトの準備や起動が少し面倒ですが、その①の方法に比べ言語変更の必要がないためラクです。
まず表示するデバイスでVPNソフトを用意します。本記事では無料アプリ「TunnelBear」を推奨しています。
アプリに関する詳細な說明や使い方は、関連記事【TunnelBear – iPhone/AndroidでIPアドレスを変更できるアプリ! VPNで海外の国へ偽装しよう】で解説しています。
「TunnelBear」の準備ができたらさっそく起動し、アメリカへ接続します。
後はこの状態でGoogleストアへアクセスすると、最初からアメリカ版Googleストアを日本語表記で表示することができます。
補足：
海外のGoogleアカウントでは表示できない
一部ネット情報では、海外版Googleアカウントを作成しログインすれば、海外版Googleストアへデフォルトでアクセスできる、といった記載がありましたが、ボクの環境では再現できませんでした。
一応、VPNでアメリカへ接続した状態でアカウントを作成したのですが・・・。登録しているクレジットカード情報などで判別されているのでしょうか？謎です。
配送先住所はGoogleストアの国に限定される
海外版Googleストアへアクセスし、購入したい製品があったとしても、日本の住所を指定することはできず、あくまで配送先住所と請求先住所がGoogleストアの国と一致している必要があります。
一方で下記ブログで記載される方法を用いれば、日本にいながら海外版Googleストア製品の購入は不可能ではない模様。
Googleストアでは日本のクレジットカードでも決済が可能なので、配送先に転送業者の住所を指定すれば、日本から決済が可能です（購入代行ではなく、転送のみの依頼で済みます）。
Google Playストアの海外専用アプリはまた別
本記事で紹介した手法は、あくまで「Googleストア」における日本未発売製品を表示する方法であり、別で存在する「Google Playストア」の日本未公開Androidアプリを入手する場合は、別の方法が求められます。
ネット上では様々なサービスが「日本では使えないけど、海外ではOK」というケースがあり、その場合によく「VPNでIPアドレスを外国に偽装して、日本からでもアクセスできるようにする」という解決方法が挙げられます。
例えば「YouTube」で「日本では規制されているけど、海外では視聴できる」という動画に対して、同様にIPアドレスを海外へ偽装することで、コンテンツ規制を回避できます。
ただ一方で、Android向けアプリが配布されている「Google Playストア」の場合、Googleアカウントにログインしていないとアプリをインストールできない仕様であるため、日本版のGoogleアカウントと紐付いている限り、VPNでIPアドレスを海外に偽装しても「日本からのアクセス」と判別され、結果として外国専用のアプリをインストールすることができません。
以上の理由より、Google Playストアの海外専用アプリはVPNを使っても入手できないため、別の手段で「ログインしているGoogleアカウントで登録されている国」を外国に変更した状態でアプリをインストールする必要があります。
内容が複雑になるので、詳細は関連記事【[Android] 日本で未公開の海外アプリを入手する方法! Google Playストアより先行リリースされたゲームをインストールしよう】で解説しています。
日本で入手できないAndroidアプリをインストールしたい方は、合わせてご覧あれ。
〆：日本で未発売の製品は多い
以上、海外のGoogleストアにアクセスする方法まとめ! 外国限定の商品を日本にいながら表示してみよう の說明でした。
2017年6月現在の日本版「Googleストア」は「Chromecast」関連の製品しか表示されておらず、かなり寂しい状態になっていました・・・。
世界で話題になっているGoogleの最先端製品を確認したい場合に、ぜひ本記事の手法を試してみて下さい。
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