Androidの海外アプリをインストールする方法! 日本で入手不可能なGoogle Playストアのゲームをダウンロードしよう

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Android

本記事では、日本から海外専用のAndroidアプリをインストールする方法を解説します。

端末のroot化は不要ですが手順が複雑なので、じっくりご覧あれ。

逆のパターンとして、海外から日本専用のAndroidアプリを入手したいシーンでも有効です。

 

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日本からグローバル版のAndroidアプリを入手する方法

このパートでは、具体的に海外限定アプリをインストールする手順を解説します。

説明の流れ
  • 前提
    Androidの海外限定アプリとは?
  • 手順①
    AndroidのIPアドレスをVPNで外国に偽装する
  • 手順②
    外国のGoogleアカウントを新規作成する
  • 手順③
    海外のGoogle Playへアクセスする
  • 参考
    Googleアカウントの登録国が決まる仕組みとは?
記事中の内容は、Xperia 10 II(Android 11)で検証しています。

前提:Androidの海外限定アプリとは?

Android向けアプリリンクをタップしてPlayストアアプリのアイコンPlayストアを開いても、次のメッセージが表示されて、インストールに失敗することがあります。

▼表示されるエラーメッセージ例

このアプリは、お使いのデバイスすべてで利用できません
このアイテムはお住まいの国でご利用いただけません
日本のGoogle Playでインストールできないアプリの説明

LINE Liteの例。エラーメッセージが出る。

これは海外でのみ配信されており、日本からは入手できないアプリの場合に該当します。

▼日本で公開されない理由とアプリ例(2021年8月時点)

理由 アプリ例
地域に特化した
アプリのため
Starbucksアプリのアイコン
Starbucks
(アメリカのスターバックスアプリ)
海外先行リリース
アプリのため
TIDAL Musicのアイコン
TIDAL Music
(音楽ストリーミングアプリ)
その他、様々な事情で日本
で配信されないアプリのため
LINE Liteのアイコン
LINE Lite
(軽量版LINEアプリ)

海外のPlayストアアプリのアイコンPlayストアへアクセスするには、その国・地域で登録されたGoogleアカウントが必要です。

そしてGoogleアカウントの登録国は、Android上でそのアカウントに初めてログインした時点のIPアドレスから判断されます。

【IPアドレスとは?】 – スマートフォンで通信をする際に割り当てられる、インターネット上の住所のこと。

つまり次の流れで操作すれば、海外専用アプリをインストール可能となります。

  1. AndroidのIPアドレスをVPNで外国に偽装する
  2. 外国のGoogleアカウントを新規作成する
  3. 上記で作成したアカウントから海外のGoogle Playへアクセスする
  4. 海外専用アプリをインストールする
記事中では日本在住者を想定していますが、海外在住者が日本のPlayストアへアクセスするケースでも有効です。この場合、”日本→海外”、”海外→日本”と読み替えてご覧ください。

以降より、各手順を解説します。

手順①:AndroidのIPアドレスをVPNで外国に偽装する

VPNアプリを使って、AndroidのIPアドレスを外国に偽装します。

【VPNとは?】 – Virtual Private Network(仮想専用線)の略。この技術を使って、スマートフォンのIPアドレスを任意の国へ変更するアプリを「VPNアプリ」と呼ぶ。

本記事では無料アプリ、TunnelBearアプリのアイコンTunnelBearで検証しています。

TunnelBear VPN
TunnelBear VPN
開発者: TunnelBear, LLC
金額: 無料

初めて使う場合、無料アカウントの作成が必要です。

AndroidのIPアドレスをVPNで外国に偽装する手順1

続いて一覧から国を選び、VPNを有効にしてIPアドレスを偽装します。

例えばアメリカでのみ配信されるアプリが欲しいなら、”United States”を選びます。
AndroidのIPアドレスをVPNで外国に偽装する手順2

(左)リストからアメリカを選ぶ (右)「接続しました」と出ればOK

これで準備OK。

日本にいながら、外国のIPアドレスに接続されました。

ちなみにPlayストアアプリのアイコンPlayストアには他にもVPNアプリが配信されています。”VPN 無料”など検索でヒットするので、ご参考下さい。

手順②:外国のGoogleアカウントを新規作成する

現在ログインしているGoogleアカウントとは別に、新しいアカウントを取得します。

まず手順①で紹介した、VPN接続された状態か確認して下さい。

ステータスバーにステータスバーのVPNアイコンVPNアイコンが表示されていればOK。なおアイコンのデザインは、機種によって異なります。
AndroidのVPN接続ステータスを確認する方法

VPN接続中はステータスバーに専用アイコンが出る。

続いて、Android設定アプリのアイコン設定より アカウントアカウントを追加 と進み、

外国のGoogleアカウントを新規作成する手順1

Googleアカウントを作成 より、Googleアカウントを新規で作ります。

外国のGoogleアカウントを新規作成する手順2

画面に従って、アカウント登録に必要な情報を入力します。

途中、本人確認のため電話番号が求められる場合があります。

普段メインのGoogleアカウントで登録している、同じ電話番号を入力すればOK。

外国のGoogleアカウントを新規作成する手順3

これでアカウント作成完了です。

Android設定アプリのアイコン設定の アカウント で、メインのGoogleアカウントとは別に、今回作成したアカウントが表示されていればOK。

外国のGoogleアカウントを新規作成する手順4

Android上、2つのアカウントに同時ログインする形となる。

なお、すでに別の手段でGoogleアカウントを新規作成済みの場合、アカウントを追加 よりログインして下さい。

この際も、VPN接続でIPアドレスを海外偽装中に操作する必要があります。

ステータスバーにステータスバーのVPNアイコンVPNアイコンが表示されていればOKです。
外国のGoogleアカウントを新規作成する手順5

VPN接続中に該当アカウントにログインする。

手順③:海外のGoogle Playへアクセスする

PlayストアアプリのアイコンPlayストアを開き、使用するアカウントを切り替えて下さい。

右上メニューからログイン中のGoogleアカウント一覧を表示し、新規で追加した海外用アカウントを選びます。

海外のGoogle Playへアクセスする手順1

これで海外のPlayストアアプリのアイコンPlayストアへアクセスできます。

海外のGoogle Playへアクセスする手順2

言語は日本語だが、海外版のアプリが表示される。

この状態で検索すれば、日本で配布されていないアプリをインストールできます。

Google Playから海外アプリをインストールする手順1

米国のGoogle Playで、LINE Liteアプリを検索した例。

初回のみ、お支払いオプションの画面が表示されますが、スキップ すればOK。

Google Playから海外アプリをインストールする手順2

アプリを起動して、動作することを確認しましょう。

Google Playから海外アプリをインストールする手順3

(左)様々な海外アプリをインストールできた (右)LINE Liteを起動した例

ゲーム系のアプリも、しっかり遊べます。

Google Playから海外アプリをインストールする手順4

Sonic the Hedgehog Classicをプレイした例。

なお、このまま海外用アカウントを使用すると、次のデメリットがあります。

  • 日本のアプリをインストールできない
  • 日本のGoogle Playで入手したアプリを更新できない

そのため、目的の海外アプリをインストールできたら、再び元のGoogleアカウントへ切り替えましょう。

手順は同じで、PlayストアアプリのアイコンPlayストアのメニューから元のアカウントを選びます。

Google Playから海外アプリをインストールする手順5

日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアへ戻れば、日本限定のアプリも表示可能となります。

Google Playから海外アプリをインストールする手順6

例えば、日本限定アプリ星のドラゴンクエストも見つかる。

最後に、よくある質問と回答を紹介します。

Q(質問) A(回答)
元のGoogleアカウントに戻しても、
海外アプリは使えるか?
データそのままで使える
ただし最新バージョンへ更新時は
海外版のGoogleアカウントへ切り替えが必要
(その際に再びVPNを接続する)
VPN接続を解除しても、
海外アプリは使えるか?
海外の有料アプリも
インストール可能か?
現地の支払い情報を登録すれば可能

参考:Googleアカウントの登録国が決まる仕組みとは?

ここでは本記事の検証作業で非常に苦労した(泣)、「Googleアカウント登録国」の判定基準について紹介します。

細かい情報が多いため、「もっと詳細について知りたい」・「記事中の方法でうまくいかなくて困っている」方向けの内容です。

あくまで個人の考察であり、Google公式の情報ではない点、ご了承下さい。

まず結論ですが、「Googleアカウント登録国」は下記3つより判定されると推測しています。

判定基準 優先度
1. Androidでログインした時点のIPアドレス ★★★
2. 過去そのアカウントで認識されたIPアドレス ★☆☆
3. ログイン後に認識されたIPアドレス ★☆☆

1は記事中でも紹介済みですが、実は2と3の要素もありそうでした。

基準1:Androidでログインした時点のIPアドレス

ボクは当初、アカウントの作成時点で登録国が決まると考え、IPアドレスをVPNで外国に偽装して、海外版のGoogleアカウントを取得しました。

が、そのアカウントでPlayストアアプリのアイコンPlayストアにログインしても、相変わらずエラーメッセージが表示されました。

このアプリは、お使いのデバイスすべてで利用できません
このアイテムはお住まいの国でご利用いただけません
Androidの海外版アプリでエラーメッセージが出る説明

LINE Liteの例。エラーメッセージが出る。

その後いろいろ試行錯誤する中で、Googleアカウントの登録国は次のように決まるとわかりました。

  • 誤り:「アカウント作成時点のIPアドレス上の国」で決まる
  • 正しい:「Androidでログインした時点のIPアドレス上の国」で決まる

従って、海外版のGoogleアカウントを取得しても、Androidでログインする時点で通常の状態(=日本のIPアドレス)だと、日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアが表示されてしまいます。

Googleアカウントにログインする時点のIPアドレスで登録国が決まる説明

ログインする時点で海外のIPアドレスに繋げておくのがポイント。

が、こちらの考察と矛盾するケースも確認されたため、どうやら他にも判定基準がありそうでした。

基準2:過去そのアカウントで認識されたIPアドレス

次の操作をしたところ、「Androidでログインした時点のIPアドレス上の国」はアメリカにも関わらず、日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアが表示されました。

  1. すでにAndroidでログインしているGoogleアカウントを一度ログアウト
  2. IPアドレスをアメリカへ偽装した状態で再度同じアカウントにログイン

よって過去に日本のIPアドレスで使用していたアカウントは、たとえ一時的にIPアドレスを海外に偽装してログアウト→ログインしても、日本との紐付けは解除されない仕様だと推測されます。

基準3:ログイン後に認識されたIPアドレス

一度、海外のPlayストアアプリのアイコンPlayストアへアクセスできたアカウントであっても、しばらくすると日本のアプリしか表示されなくなる場合があります。

海外アプリを表示できたアカウントが元に戻ってしまう事象の説明

国とプロファイルに「日本のPlayストアに切り替える」と出るため、日本からのアクセスと判定されている模様。

この状態になってから次の操作をしても、状況は改善されず、日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアが表示されました。

  1. AndroidでログインしているGoogleアカウントを一度ログアウト
  2. IPアドレスをアメリカへ偽装した状態で再度同じアカウントにログイン

おそらくログイン後も定期的にIPアドレスをチェックしており、日本に居住していると判断されると、自動で国情報も切り替わる仕様だと推測されます。

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する方法

もし海外アプリ向けに作成したGoogleアカウントで、日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアが表示される場合、次の操作が一時的な対処として有効です。

  1. Googleアカウントを一度ログアウト
  2. Google Playアプリのデータを削除
  3. VPNアプリでIPアドレスを海外に偽装
  4. Googleアカウントにログイン

▼1. Googleアカウントを一度ログアウト

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順1

設定アプリで「アカウント」より、該当アカウントを開く。

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順2

「アカウントを削除」を実行する。

アカウントを削除 はあくまで、当該デバイスとアカウントの紐付けを解除するだけで、アカウント自体は消えません。

▼2. Google Playアプリのデータを削除

この操作でPlayストア内の設定項目がリセットされます。
元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順3

Google Playのアプリ情報から「ストレージとキャッシュ 」を開く。

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順4

アプリデータを消して、Google Playを初期化する。

▼3. VPNアプリでIPアドレスを海外に偽装

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順5

(左)TunnelBearを使った例 (右)ステータスバーにVPNアイコンが出る

▼4. Googleアカウントにログイン

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順6

設定アプリの「アカウント」より「アカウントを追加」する。

この状態でPlayストアアプリのアイコンPlayストアのアカウントを切り替え、海外アプリが表示されれば成功です。

元に戻ったアカウントで再び海外アプリを表示する手順7

言語は日本語だが、海外版のアプリが表示される。

ログイン後のIPアドレスもチェックされているため、またどこかのタイミングで日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアに戻る可能性があります。

 

その他スマホで海外版アプリをダウンロードする方法まとめ

実はAndroidで海外アプリをインストールする方法は、3パターンあります。

方法 メリット デメリット
①:(既存アカウントとは別に)
外国のGoogleアカウントを新規作成する
  • ログインだけで各国の
    アプリを入手できる
  • 複数アカウントの管理が必要
    (アプリの更新が面倒)
②:既存Googleアカウント
の登録国を変える
  • 1つのアカウントで管理できる
    (アプリの更新がラク)
  • 1年に1回しか変更できない
  • Google Playの残高がリセットされる
  • 新しい国の支払い情報が必要
③:apkファイルから
直接インストールする
  • 手順が最もシンプル
  • セキュリティリスクが高い
①は前パートで紹介した方法で、最もオススメです。海外移住などの理由で、今後もずっと海外のGoogle Playを使うなら②をどうぞ。①・②どちらも失敗する場合、リスクはありますが③という手段もあります。

本パートでは、方法②・③について解説します。

既存アカウントでGoogle Playの国変更をする方法

まず次の条件を満たしているか確認しましょう。

  • すでに新しい国に居住している
  • 新しい国で利用できる支払い方法がある

続いて普段のGoogleアカウントのまま、PlayストアアプリのアイコンPlayストアのメニューから 設定 を開き、

既存アカウントでGoogle Playの国変更をする手順1

「全般」項目 アカウントとデバイスの設定国とプロファイル で、国を追加するオプションが表示されます。

既存アカウントでGoogle Playの国変更をする手順2

(右)アメリカへの切り替えオプションが表示される例

現地の支払い情報(例:クレジットカード / PayPal)を登録することで、変更が完了します。

プロファイルが更新されるまで、48時間ほどかかることがあります。

既存アカウントでGoogle Playの国変更をする手順3

なお 国とプロファイル を開いても、国を追加するオプションが出てこない場合があります。

これは次の3点が原因です。

既存アカウントでGoogle Playの国変更をする手順4

(右)日本と表示され、国の切り替えオプションが出ていない例。

また既存Googleアカウントの登録国を変える際、次のような留意点もあります。

  • 1年に1回しか変更できない
  • Google Playの残高がリセットされる
  • 新しい国の支払い情報が必要

参考 Google Playヘルプ – Google Playの国を変更する方法

例えば登録国を変えた後、日本でしか入手できないアプリが欲しくなっても、1年間は元に戻すことができません。

一方、前パートで解説したとおり、既存アカウントとは別に、外国のGoogleアカウントを新規作成すれば、アカウントを切り替えるだけで各国のアプリをインストール可能です。

例えば「海外へ移住して、その国のアプリしか使用することがない」等のケースなら、既存アカウントの国変更もアリでしょう。一方、引き続き日本と海外、両国のアプリを使い続けるなら複数アカウントの運用がオススメです。

海外アプリのapkファイルから直接インストールする方法

海外アプリのapkファイルを用意できれば、PlayストアアプリのアイコンPlayストアを経由せず、インストールが可能です。

【apkファイルとは?】 – Android向けアプリを構成するパッケージのこと。ファイル拡張子は .apk 。

例えばサイトAPK DownloaderのアイコンAPK Downloaderを使えば、PlayストアアプリのアイコンPlayストアで配信中アプリのapkファイルを直接ダウンロードできます。

サイト APK Downloader

操作の流れは、次のとおりカンタンです。

  1. サイト「APK Downloader」にアクセスする
  2. 対象アプリのGoogle Play上のURLを入力する
  3. 抽出したapkをダウンロードする
APK Downloaderの使い方

対象アプリのURLを貼り付ければ、ダウンロードリンクを生成できる。

一方、次のようなニーズがある場合、ApkpureのアイコンApkpureAPKMirrorのアイコンAPKMirrorといった外部サイトもオススメです。

  • Google Playで配信されない海外アプリをダウンロードしたい
  • 海外アプリのバージョンを選びたい

使い方はカンタンで、目的のアプリ名を検索して、apkファイルをダウンロードするだけ。

日本のPlayストアアプリのアイコンPlayストアでは入手できないアプリも見つけることができます。

Apkpureの使い方

Apkpureの例。例えば、日本で入手できないTIDALのapkもダウンロード可能。

APKMirrorの使い方

APKMirrorの例。例えば、日本で入手できないLINE Liteのapkもダウンロード可能。

いずれもapk配布サイトとしては最大手の分類となり、安全性は信頼できる方です。

とはいえ、Google非公認の海外サイトであり、PlayストアアプリのアイコンPlayストアと比較するとリスクは高いことを承知の上、使用しましょう。

 

補足:Playストアのインストールエラーに関するアレコレ

今回紹介した手順でも、なおエラーメッセージが表示されてアプリをインストールできない場合、別の原因かもしれません。

このパートでは、PlayストアアプリのアイコンPlayストアでよくあるエラー例を紹介します。

説明の流れ
  • エラー①
    お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません
  • エラー②
    リクエストされたURLは、このサーバー上に見つかりませんでした

エラー①:お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません

PlayストアアプリのアイコンPlayストアで次のメッセージが表示され、アプリを入手できないことがあります。

お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません

これは「アプリが要求している条件をデバイスが満たしていない」のが原因です。

「アプリが要求している条件」は、ブラウザ版Playストアで表示すれば確認もできます。

「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」表示例

(左)エラーメッセージ例 (右)ブラウザ上のPlayストアならAndroid要件を確認できる

例えばOSバージョンが低い場合、お使いのAndroidでOSバージョンアップが配布されていないか確認してみましょう。

AndroidのOSバージョンをアップデートする手順

Pixel 3a XLの例。多くの機種で、設定からアップデート操作ができる。

ただ、他にも想定される原因があります。

説明が長くなるため、詳細は関連記事【「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」の解決方法! Google PlayアプリをAndroidにインストールしよう】で解説しています。

「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」の解決方法! Google PlayアプリをAndroidにインストールしよう
この記事では、「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」エラーを解説します。Android設定を見直して、インストールできる場合があります。

エラー②:リクエストされたURLは、このサーバー上に見つかりませんでした

PlayストアアプリのアイコンPlayストアで次のメッセージが表示され、アプリを入手できないことがあります。

リクエストされたURLは、このサーバー上に見つかりませんでした
アイテムは見つかりませんでした

これは「アプリがストア上から削除された」のが原因です。

Google Playからアプリが削除された説明

(左)検索しても表示できない (右)アプリリンクを表示できない

アプリがPlayストアアプリのアイコンPlayストアから消える理由はいくつかあります。

  • 開発者がアプリ配信を止めた
  • ポリシー違反などの理由でGoogleの審査に落ちた
有料で購入したアプリはもちろん、無料でも重宝していれば再インストールできないのは悲しいですよね。

実はPlayストアアプリのアイコンPlayストアから消えたアプリでも、下記いずれかの方法で入手できる可能性があります。

方法 メリット デメリット
①:Playストアのライブラリから
再インストールする
  • アプリを安全に
    入手できる
  • 過去に使用履歴のない
    アプリは対象外
②:アプリのapkファイルから
再インストールする
  • apkさえ用意できれば
    どんなアプリも入手できる
  • apkによっては
    ウイルス感染等の
    リスクあり

説明が長くなるため、詳細は関連記事【Playストアで消えたアプリを再インストールする方法! Androidで配信終了したアプリをダウンロードしよう】で解説しています。

Playストアで消えたアプリを再インストールする方法! Androidで配信終了したアプリをダウンロードしよう
この記事では、Playストアから消えたアプリを再インストールする方法を解説します。また、非表示となったPlayストアアプリ本体を見つける手順も説明しています。

 

〆:日本から海外専用アプリを楽しもう!

以上、Androidの海外アプリをインストールする方法! 日本で入手不可能なGoogle Playストアのゲームをダウンロードしよう の説明でした。

紹介した手順は面倒ですが、アプリをインストールする時点だけの辛抱です。

「海外でしか配信されないゲームを遊びたい」・「海外渡航前に現地のアプリをインストールしておきたい」などのニーズがあれば、ぜひお試し下さい。

参考 Google Playヘルプ – Google Playの国を変更する方法

参考 Googleポリシーと規約 – Googleが位置情報を利用する仕組み

参考 Google Playヘルプフォーラム – このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません

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コメント

  1. ゆき より:

    はじめまして。台湾のアプリをAndroidでダウンロードし、その有料会員になりたいのですが、カード情報が日本クレジットカードの場合にそれは支払元として承認されるかご存知ですか?iPhoneは台湾のアップルアカウントを作ってアプリのダウンロードはできたのですが、支払い方法の登録で日本のクレジットカードは承認されず有料会員になれませんでした。
    ご存知でしたら是非教えてください。よろしくお願いします。

    • 申し訳ないですが、アプリの仕様によって異なるため分からないです。

      その台湾のアプリ名でGoogle検索してみて、使っている人がいれば質問してみると解決できるかもしれません。

    • バケホク より:

      日本で未公開のアプリをインストールしたくて手順3のログインまで済ませたのですがVPNを切った状態で海外アカウントのGoogleプレイを開くのは大丈夫ですか?(インストールはVPN起動してします)

      • VPNを切った状態だと、日本版のGoogle Playが表示されるかもしれません。

        もしそうなった場合、一度ログアウトした後、Playストアのアプリデータをリセットの上、再度IPアドレスを偽装した状態でログインしてみて下さい。

        ※ちょっと分かりづらいと思うので、詳細は記事中でも追記しました

  2. もも より:

    アメリカのディズニーワールドに旅行する予定ですが、
    ディズニーワールドの公式アプリがダウンロードできずに困っておりました。
    こちらの記事のおかげでダウンロード成功し、大変助かりました。
    ディズニーワールドに旅行予定の方の多くがぶつかる問題で、
    それを解決できる、この記事のリンクを私のブログに記載させていただきたいと思います。
    ありがとうございました。

  3. なかむら より:

    この記事のおかげでGoogle Playから韓国アプリをダウンロードして韓国ファンクラブに登録することができました。ありがとうございます!!ぜひこの記事をTwitterで紹介させてください。よろしくお願いします!!

  4. 匿名 より:

    海外のアプリをダウンロードしようと思ったらずっとダウンロード保留となります国とかもアメリカになっているし、この場合どうすれば良いでしょうか?

    • ネットワーク環境を見直してみて下さい

      例:「VPN接続をオフ→オンする」・「接続先のWi-Fiを切り替える」などなど

      また同時にインストール中 or アップデート中のアプリがあれば、いったん止めて下さい

  5. lonmo より:

    androidエミュ上の場合、VPNなしのエミュの位置情報設定のみでできるかテストしてみました。

    ※エミュの位置情報設定はGPS偽造?になるんですかね、某海外製アプリでは、この設定だけで任意の場所にいるように見せかけることができているので。

    台湾でのみダウンロード可能なアプリで検証してみました。
    エミュの位置情報設定で台湾に設定して、いちおVPNは使いましたがIP元は台湾ではなくアメリカ。

    結果は、台湾アプリはダウンロードできず、グーグルストアはアメリカでの登録になりました。
    記事で出てるセガのソニックはダウンロードできます。

    つまり、やはりVPNでDLしたい国のIPに偽造しないといけないということですね。

    • 黒羽 より:

      初めまして!こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
      一応、参考例と違う風に成功したのでコメントさせていただきます。

      元々ログインしていたアカウントのひとつをアカウント管理から削除→アメリカで接続してからplayストアにログインしてみました
      その後、トップページは日本語で変わりなかったのですがソニックで検索すると全て英語版の無料になっていました

      もしかすると、サブアカだったので支払い方法の設定などもしておらず国を確定させていなかったのも要因なのかなとも思っています

      色々難しいですね
      ありがとうございます!

    • 情報ありがとうございます!

  6. エメ より:

    初めまして!
    韓国でしかダウンロードできないアプリがあり、VPNに繋いでPlayストアで韓国アカウントを作ったのに、アプリが出てこず、詰んでおりました。
    IPアドレスではなく、ログイン時で国が識別されるということですね、お陰様で無事に問題が解決しました。
    ありがとうございました。

  7. きば より:

    もしかして支払い方法を日本のものに設定してしまうと日本版のgoogleストアになってしまうんでしょうか?
    一度海外のものに変更できたのですが日本に戻ってしまい、キャッシュ削除を行っても海外版にならなくなってしまいました

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