LINEで退会と退出の意味の違いまとめ! グループ/複数人/個人トークで表示される理由

LINEのトークルームを退出すると、相手側には「退会しました」または「退出しました」とメッセージが表示されます。

日本語的には”退会”も”退出”も類似した意味を持ちますが、LINE上は明確な規則性が存在します。

そこで本記事では、LINEにおける”退会”と”退出”の意味の違いをまとめて紹介します。

「グループトーク」・「複数人トーク」・「個人トーク」各パターンで検証した結果も掲載しているので、ぜひご覧あれ。

 

LINEの退会と退出から分かるコトまとめ

LINEのトークルームをやめると、相手側には2通りのメッセージが表示されます。

ここで”退会”と”退出”どちらが表示されるかは規則性があり、今回検証を行った結果として下記の通りになりました。

一部ネット上では次のような情報も紹介されていますが、

噂①に関しては”誤り”であり、噂②に関しては”使用するデバイスは影響しない”と分かりました。

あくまで2018年6月現在の検証結果であり、今後変更される可能性もあります。

以降で実際に検証した内容を解説するので、興味のある方はぜひどうぞ。

検証の前提条件

今回は3種類のLINEアカウント（iPhone版 / Android版 / iPad版）を使い、

3つのトーク種別それぞれで、2つの操作を実施した場合、相手に表示されるメッセージを確認しました。

なお「グループトーク」と「複数人トーク」の違いは次の通りです。

下記より3つのトーク種別を順番に検証してみます。

グループトークの検証結果

3種類のLINEアカウント（iPhone版 / Android版 / iPad版）で1グループを作成します。

この状態で2つの操作を実施した場合、グループに残る相手メンバーに表示されるメッセージを確認します。

トークルーム退出

Android版LINEアカウントでグループから退会してみます。

するとグループに残るiPhone版LINEには「退会しました」と表示され、

iPad版LINEも同様でした。

これは残り2パターン（iPhone版LINEでグループ退会 / iPad版LINEでグループ退会）でも同様の結果でした。

アカウント削除

グループに所属した状態で、Android版LINEアカウントを削除します。

「友だち」タブの「設定」より「アカウント」へ進み、

「アカウント削除」を実行します。

するとグループに残るiPhone版LINEには「退出しました」と表示され、

iPad版LINEも同様でした。

これは残り2パターン（iPhone版LINEでアカウント削除 / iPad版LINEでアカウント削除）でも同様の結果でした。

グループトーク：まとめ

以上検証の通り、グループトークにおいては次の結果となりました。

複数人トークの検証結果

3種類のLINEアカウント（iPhone版 / Android版 / iPad版）で1トークルームを作成します。

この状態で2つの操作を実施した場合、トークルームに残る相手メンバーに表示されるメッセージを確認します。

トークルーム退出

Android版LINEアカウントで複数人トークルームから退出してみます。

するとグループに残るiPhone版LINEには「退出しました」と表示され、

iPad版LINEも同様でした。

これは残り2パターン（iPhone版LINEで複数人トーク退出 / iPad版LINEで複数人トーク退出）でも同様の結果でした。

アカウント削除

複数人トークルームに所属した状態で、Android版LINEアカウントを削除します。

「友だち」タブの「設定」より「アカウント」へ進み、

「アカウント削除」を実行します。

するとグループに残るiPhone版LINEには「退出しました」と表示され、

iPad版LINEも同様でした。

これは残り2パターン（iPhone版LINEでアカウント削除 / iPad版LINEでアカウント削除）でも同様の結果でした。

複数人トーク：まとめ

以上検証の通り、複数人トークにおいては次の結果となりました。

個人トークの検証結果

3種類のLINEアカウント（iPhone版 / Android版 / iPad版）で個別にトークルームを2つ作成します。

個人トークでは「トークルーム退出」操作は存在しないため、次の操作を実施した場合、トークルームに残る相手に表示されるメッセージを確認します。

アカウント削除

Android版LINEアカウントを削除します。

「友だち」タブの「設定」より「アカウント」へ進み、

「アカウント削除」を実行します。

するとトークルームに残るiPad版LINEには「退出しました」と表示され、

iPhone版LINEも同様でした。

これは残り2パターン（iPhone版LINEでアカウント削除 / iPad版LINEでアカウント削除）でも同様の結果でした。

個人トーク：まとめ

以上検証の通り、個人トークにおいては次の結果となりました。

各トークの検証結果まとめ

以上、3つのトーク種別について検証を行った結果、”退会”と”退出”が表示される規則性は下記通りでした。

 

補足：

グループから相手を退会させた場合

グループトークにはメンバーを強制的に退会させる機能があります。

例えばAndroid版LINEアカウント（Nexus 6P）を退会させると、

グループに残ったメンバーには「退会させました」と表示され、

退会させられた本人（Nexus 6P）にも同様のメッセージが出ます。

メッセージ上には「退会させたユーザー」と「退会させられたユーザー」も表示されるので、何が起こったか分かりやすいですね。

ブロックしても相手には何も表示されない

個人トークで相手をブロックしても、相手側には何もメッセージは表示されません。

もし個人トークで「退出しました」と表示されたら、相手からブロックされたのではなく、相手がアカウントを削除したことを意味します。

トークルームを削除しても何も表示されない

トークルームを削除しても、相手側には何もメッセージは表示されません。

これは「グループトーク」・「複数人トーク」・「個人トーク」全パターン共通の仕様です。

ログアウトしても相手には何も表示されない

LINEアプリには「ログアウト」という概念がなく、「アカウント」設定上も「アカウント削除」しか選べません。

ただ1つだけ「ログアウト」する次の方法があります。

ただ複数トーク（グループトーク / 複数人トーク）上でメンバー変更はなく、トークルーム内でメッセージも表示されません。

これはログアウト後もLINEサーバー側にアカウント情報が保存されるのが理由です。

参考：LINE公式ヘルプのややこしい表記

一部ネット上では「使用するデバイスによって”退会”と”退出”の表現が異なる」と紹介されていますが、これはLINE公式ヘルプ上の記載に問題があります。

iOS版とAndroid版のLINE公式ヘルプでは次の説明が記載され、

グループに参加しているメンバーがアカウントを削除したとき、またはグループを退出したときに［○○が退会しました］というメッセージが、そのトーク内に表示されます。

iPad版のLINE公式ヘルプでは次の説明が記載されています。

グループに参加しているメンバーがアカウントを削除したとき、またはグループを退出したときに［○○が退出しました］というメッセージが、そのトーク内に表示されます。

ただ記事中で解説した通り、ボクの検証環境では、使用しているデバイス種別によって「退会 / 退出」の違いはありませんでした。

 

〆：LINEで退会と退出の意味を把握しておこう!

以上、LINEで退会と退出の意味の違いまとめ! グループ/複数人/個人トークで表示される理由 の説明でした。

”退会”と”退出”の違いが分からず、気になっていた方はぜひご参考下さい。