この記事では、フォームの自動入力を消去する方法を解説します。
勝手に候補が出てきて、困っていれば、ぜひどうぞ。
パソコンで自動入力を削除する方法
パソコンで入力フォームをクリックすると、過去の履歴が表示されるケースです。

検索フォームで、Android、スマートフォン、Xperiaと表示される例。
これを削除する方法を2パターン紹介します。
- shift + deleteキーで消す
- 自動入力設定で消す



①:shift + deleteキーで消す
自動入力で表示されるキーワードを、マウスオーバーで選択します。

Androidというキーワードを消す例。
この状態で、指定キー同時押しで消去できます。
WindowsとMacで異なります。
OS | 押下するキー |
---|---|
Windows | shift + delete |
Mac | shift + fn + delete |
▼Windowsの場合

キーボード上の赤枠キーを押す。

候補からAndroidというキーワードが消えれば成功。
▼Macの場合

キーボード上の赤枠キーを押す。

Macの場合、押下するキーボードが異なる点に注意。
なおGoogle検索フォームでは、マウスオーバーして表示される✕アイコンをクリックすれば消えます。

赤枠の✕アイコンをクリックで、そのキーワードを消せる。
②:自動入力設定で消す
入力フォームのうち、以下のようなケースでは shift + delete キーで消せません。
- アカウントのログインフォーム
- クレジットカード情報の入力フォーム
- 住所の記入フォーム
▼アカウントのログインフォーム

twitterログイン画面の例。
▼クレジットカード情報の入力フォーム

Googleアカウントの支払情報画面の例。
▼住所の記入フォーム

dカードの会員情報画面の例。
いずれも自動入力設定から削除できます。

①メニューを開く→②設定

左メニュー「自動入力」より選択する。
例えば、アカウントログイン時の自動入力を消したい場合、パスワードマネージャーを開きます。
一覧に対象サイトと、自動入力されるユーザー名・パスワードが表示されます。

赤枠の部分に、保存したパスワードが表示される。
探すのが大変の場合、検索窓にキーワードを入れて絞り込むと便利です。

右上の赤線箇所から検索できる。
対象のメニューを開き、削除 を実行すればOK。
これで自動入力に表示されなくなります。

消したい情報の右端にある:をクリック。

削除を選択する。
参考:別ブラウザ(Firefox/Edge)の手順
Chrome以外のブラウザとして、以下2つを紹介します。
Firefox
Microsoft Edge
Firefox
自動入力で表示されるキーワードを選択、指定キー同時押しで消去できます。
WindowsとMacで異なります。
対応OS | 押下するキー |
---|---|
Windows | shift + delete |
Mac | shift + fn + delete |

表示される自動入力候補。この状態で↑↓キーで、選択をする。

↑↓キーで「あっとはっく」というキーワードを選んだ例。
またアカウントのログイン情報が自動入力される場合、設定から保存データを削除できます。

メニューから設定を開く。

左メニュー「プライバシーとセキュリティ」から「保存されているログイン情報」を開く。

対象データを開き、消去する。
Edge
自動入力で表示されるキーワードを選択、shift + delete キー同時押しで消去できます。

iPhoneというキーワードを消す例。この状態で、shift+deleteを押す。
またアカウントのログイン情報が自動入力される場合、設定から保存データを削除できます。

メニューから設定を開く。

左メニュー「プロファイル」を開く。

パスワードを開く。

対象データを選択、削除する。
スマートフォンで自動入力を削除する方法
スマートフォンで入力フォームをタップすると、過去の履歴が表示されるケースです。

検索フォームで、iphone、オーバーレイなど表示される例。
これを削除する方法を2パターン紹介します。
- 長押しで消す
- 自動入力設定で消す
①:長押しで消す
自動入力で表示されるキーワードを長押しすれば、消去できます。

Androidの操作例。対象キーワード長押しで消せる。
Google検索フォームで表示されるものも、同じく長押しで削除できます。

iPhoneの操作例。赤枠に入力候補が表示される。

対象キーワード長押しで消せる。
②:自動入力設定で消す
入力フォームのうち、以下のようなケースでは、長押しで消せません。
- アカウントのログインフォーム
- クレジットカード情報の入力フォーム
- 住所の記入フォーム
▼アカウントのログインフォーム

iPhoneのAmazonログイン画面の例。
▼クレジットカード情報の入力フォーム

AndroidのGoogleアカウントの支払情報画面の例。
▼住所の記入フォーム

Androidのdカードの会員情報画面の例。
これらの削除手順について、AndroidとiPhone、それぞれ紹介します。
Android
いずれも自動入力設定から削除できます。

(左)メニューから設定を開く (右)赤枠のいずれかより変更できる
例えば、アカウントログイン時の自動入力を消したい場合、パスワードマネージャーを開きます。
一覧に対象サイトと、自動入力されるユーザー名・パスワードが表示されます。
探すのが大変の場合、検索窓にキーワードを入れて絞り込むと便利です。

(左)赤枠箇所から検索できる (右)amazonと調べた例
対象のメニューを開き、削除 を実行すればOK。
これで自動入力に表示されなくなります。

削除を選択する。
iPhone
パスワードの自動入力を止めたい場合、設定の パスワード → パスワードオプション より、パスワードを自動入力 をオフにします。

(左)パスワードを開く (右)ロック解除が求められる

パスワードオプションを開き(左)、パスワードを自動入力をオフにする(右)。
クレジットカードや住所の自動入力を止めたい場合、設定の Safari → 自動入力 より、下記2点をオフにします。
連絡先の情報を使用
クレジットカード

Safari(左)、自動入力と開く(右)。

トグルをそれぞれタップして無効にする。
〆:オートコンプリートを消去しよう!
以上、オートコンプリートの自動入力を削除する方法! フォームの入力候補を無効にしよう の説明でした。
オートコンプリートは便利な反面、「誤った入力まで記憶されてしまう」・「第三者に見られるリスクがある」などデメリットもあります。
邪魔に感じていれば、ぜひお試しください。
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