LDPlayerの使い方! WindowsのAndroidエミュレータでゲームをプレイしよう

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Android

本記事では、パソコン向けAndroidエミュレータソフトLDPlayerのアイコンLDPlayer(エルディープレーヤー)を紹介します。

「Androidのゲームアプリをパソコンでプレイしたい」という方は、ぜひどうぞ。

Windows向けのソフトであり、Macには非対応です。

 

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LDPlayerの使い方

本パートでは、LDPlayerのアイコンLDPlayerの具体的な使い方を解説します。

説明の流れ
  • 説明①
    初期設定の手順
  • 説明②
    新しいアプリをインストールする方法
  • 説明③
    便利な機能の使い方 – マルチインスタンスと同時操作

①:初期設定の手順

まず、LDPlayerのアイコンLDPlayerの公式サイトからソフトをダウンロード、インストールします。

いくつかバージョンを選択できますが、Android 9.0を搭載し、32bitと64bit両方のゲームに対応する、LDPlayer9がオススメです。
LDPlayerの初期設定手順1

LDPlayer公式サイトのダウンロード画面。

LDPlayerの初期設定手順2

LDPlayerのインストール画面。

なおLDPlayerのアイコンLDPlayer公式のサポートページでは、システム動作環境として以下の掲載があります。

必要スペック 推奨スペック
CPU x86/x86_64プロセッサー Intel i5 8500
GPU Windows DirectX 11 /
OpenGL 2.0対応グラフィックドライバー
NVIDIA GeForce GTX 750 Ti
RAM
(メモリ)
最低4GB 16GB
ストレージ
空き容量
最低36GB 100GB

さっそくLDPlayerのアイコンLDPlayerを起動して、ホーム画面を表示しましょう。

LDPlayerの初期設定手順3

LDPlayerのホーム画面。通常のAndroidに近いデザイン。

基本動作は、パソコンの下記操作で代替されます。

基本動作 パソコン側の操作
タップ クリック
スワイプ ドラッグ
スクロール ホイール

また画面右下の基本3ボタン(◉ホーム / ◀戻る / ■最近)クリックでも操作できます。

LDPlayerの初期設定手順4

画面サイドに表示される3ボタン。

②:新しいアプリをインストールする方法

LDPlayerのアイコンLDPlayerで新しいアプリの導入手順は、主に2パターンです。

  1. ストアから検索、インストールする
  2. apkファイルを用意、直接インストールする

1. ストアから検索、インストールする

PlayストアアプリのアイコンPlayストアからアプリを探しましょう。

LDPlayerでストアからアプリを検索する手順1

初期設定として、Googleアカウントのログインが求められます。

LDPlayerでストアからアプリを検索する手順2

アプリを検索、インストールしましょう。

LDPlayerでストアからアプリを検索する手順3

アカウントにログインすると、Playストアのトップ画面が出る。

LDPlayerでストアからアプリを検索する手順4

ウマ娘を検索した例。

もし支払い方法の設定画面が出る場合、スキップ すればOKです。

LDPlayerでストアからアプリを検索する手順5

2. apkファイルを用意、直接インストールする

遊びたいゲームのapkファイルを用意できれば、LDPlayerのアイコンLDPlayer上へドラッグ&ドロップでインストール可能です。

【apkファイルとは?】 – Android Application Packageの略称。Android向けアプリを構成するパッケージを指す。ファイル拡張子は .apk
LDPlayerでapkファイルからアプリをインストールする手順

パソコンへ保存したapkファイルを、画面内にドラッグ&ドロップする。

いずれかの手順でインストール後、起動してみて、実際にプレイできれば成功です。

LDPlayerでアプリを起動する手順1

ウマ娘をインストールした例。ホーム画面にアイコンが出る。

LDPlayerでアプリを起動する手順2

ウマ娘をプレイした例。

なおアプリをアンインストールしたい場合、アイコンをドラッグ&ドロップで削除すればOKです。

LDPlayerでアプリをアンインストールする手順1

アイコン長押し→「削除」まで移動する。

LDPlayerでアプリをアンインストールする手順2

アンインストールを実行する。

③:便利な機能の使い方 – マルチインスタンスと同時操作

LDPlayerのアイコンLDPlayerの画面サイドには、専用の操作メニューが用意されています。

LDPlayerの操作メニュー。

メニューの一覧です。★の機能は、詳細を後述します。

メニュー名 機能
設定 解像度やフレームレートなど調整
キーマッピング キーボードにゲームで役立つ機能を割り当て
音量を上げる/下げる ボリュームを調整
全画面表示 フルスクリーンへ切り替え
※終了はF11またはEscキー
自動マクロ 記録した操作を自動で繰り返す
マルチ操作(★) 複数のエミュレータを同時起動
APKファイルをインストール PC内のapkを選択、インストール
スクリーンショット 画面のスクリーンショットを撮影
※撮影した写真はPC内へ保存
画面録画 画面の動画を撮影
※撮影した動画はPC内へ保存
同時操作(★) 複数のエミュレータで動作をシンクロ
シェイク シェイク操作を実行
※シェイクでプレイするアプリ向けの機能
ファイルを共有 PCとエミュレータ間でファイルを移動
位置情報を設定 位置情報を偽装
※位置情報を使うアプリ向けの機能
画面回転 画面向きを縦/横に切り替える

▼スクリーンショットの保存先

C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\XuanZhi9\Pictures\Screenshots

▼画面録画の保存先

C:\LDPlayer\LDPlayer9\vms\video

特に面白いのが「マルチ操作」と「同時操作」で、同じゲームを同じ手順でプレイする場合、複数台のエミュレータでまとめて操作できます。

自動マクロと組み合わせることで、自動周回や自動リセマラの実現も可能です。
LDPlayer「マルチ操作」と「同時操作」の紹介

2画面に別々のエミュレータを起動した例。

それぞれの使い方を、カンタンに解説します。

マルチ操作(マルチインスタンス機能)

複数台のエミュレータを同時に起動します。

画面サイドの操作メニューから マルチ操作 を選択、

LDPlayerマルチインスタンスの使い方1

新規または複製で、2つ目のエミュレータを追加します。

違いは以下のとおり。

新規 複製
何も設定されてない初期状態のエミュレータを追加 選択したエミュレータをコピーして追加
※内部アプリ、設定、仮想キー等含めて複製
複製する場合、コピー対象のエミュレータを停止する必要があります。

LDPlayerマルチインスタンスの使い方2

複数のエミュレータをそれぞれ 実行 してみましょう。

LDPlayerマルチインスタンスの使い方3

同時に起動できれば成功です。

LDPlayerマルチインスタンスの使い方4

参考 LDPlayer – マルチインスタンス機能で、複数のゲームを起動

同時操作

複数台のエミュレータを同期させ、同時操作を実現します。

画面サイドの操作メニューから 同時操作 を選択、

LDPlayer同時操作の使い方1

シンクロさせたいエミュレータにチェックを入れ、同期する を実行します。

LDPlayer同時操作の使い方2

これで片方のエミュレータで操作すると、もう一方でも同じ動作がシンクロします。

▼タップして再生(音は出ません)

なお以下2点に注意しましょう。

  • 同期するエミュレータ同士は、解像度・dpiをそろえる必要がある
  • 同期するエミュレータの数が増えるほど、CPU使用率が上がる

特に動作の激しいゲームを複数同時に起動して画面がカクつく場合、推奨スペックを満たしていない可能性があります。

参考 LDPlayer – LDPlayerの同期機能

 

補足:Android向けミラーリングソフトに関するアレコレ

ゲームによっては、エミュレータでうまく起動できないケースもあります。

すでにAndroidをお持ちであれば、パソコンの画面にミラーリングしてプレイする方法もあります。

本パートでは、その手順を2パターン紹介します。

説明の流れ
  • 補足①
    Androidの画面をパソコンにミラーリングする方法
  • 補足②
    離れた場所からリモート操作する方法

Androidの画面をパソコンにミラーリングする方法

すでにAndroidをお持ちで、パソコンの画面に投影したいなら、以下のソフトがオススメです。

ソフト こんな場合にオススメ
Vysorアプリのアイコン
Vysor(バイザー)
  • あまり品質や機能にこだわらない
    (とりあえず画面投影と操作ができればOK)
scrcpyのアイコン
scrcpy(スクリーンコピー)
  • 多少難しくても品質や機能にこだわりたい
    (いろいろカスタマイズしたい)
  • スマホの音声もPCへ出力したい
  • ワイヤレス接続でもミラーリングしたい
とりあえずミラーリングしたいならVysorアプリのアイコンVysor、しっかり使いこなしたいならscrcpyのアイコンscrcpyがオススメです。
scrcpyの紹介1

scrcpyの画面例。画面と音声、どちらもPCへミラーリングできる。

scrcpyの紹介2

scrcpyの画面例。近くにあれば、ワイヤレス接続でもミラーリングできる。

詳細な説明は、関連記事【Androidをパソコンで操作する方法! USB接続でPCに画面/内部音声をミラーリングしよう】で解説しています。

Androidをパソコンで操作する方法! USB接続でPCに画面/内部音声をミラーリングしよう
この記事では、スマホをパソコンで操作する方法を解説します。ミラーリングソフトを使えば、USBまたはワイヤレスに画面共有または音声出力できます。

離れた場所からリモート操作する方法

遠く離れた場所から、同一ネットワーク上にないスマートフォンをリモート操作したい場合、2つのソフトがオススメです。

  • AnyDeskのアイコンAnyDesk(エニーデスク)
  • TeamViewerのアイコンTeamViewer(チームビューワー)
AnyDeskの紹介1

AnyDeskでAndroid画面を遠隔操作する例。

「遠くにいる家族のAndroid画面を操作したい」・「会社にあるAndroidを動かしたい」など、様々なシーンで活躍します。

詳細は関連記事【Androidをリモート操作する方法! 遠隔操作でパソコンからスマホを動かそう】で解説しています。

Androidをリモート操作する方法! 遠隔操作でパソコンからスマホを動かそう
この記事では、スマホをパソコンでリモート操作する方法を解説します。離れた場所からでも画面を操作したり、位置特定・データ削除等を指示できます。

 

〆:高性能なエミュレータソフトならLDPlayerがオススメ!

以上、LDPlayerの使い方! WindowsのAndroidエミュレータでゲームをプレイしよう の説明でした。

「マルチ操作」と「同時操作」機能を使いこなすことで、自動周回・リセマラを効率的に進めることができます。

特に放置系ゲームとの相性がよいです。

ぜひ、お試しあれ。

参考 LDPlayer

Android
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