MacでDock位置をサブディスプレイへ移動させない方法! ドックをプライマリディスプレイの下方に固定しよう

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本記事では、MacのDock位置をサブディスプレイへ勝手に移動させない方法を紹介します。

位置を固定できず、イライラしている方は、ぜひどうぞ。

 

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Dock位置をメインディスプレイに固定する方法

3つの解決策を紹介します。

  1. 「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする
  2. Dock位置を左右どちらかに配置する
  3. メインディスプレイでカーソルを下にもっていき手動で直す

「Dockをプライマリディスプレイの下方に固定する」解決策は1のみです。

が、デメリットもあるため、代替策として2・3も解説します。

以下フローチャートを参考にご覧下さい。

Dock位置をメインディスプレイに固定する方法の解説

前提:複数ディスプレイでDockの位置が移るとは?

Macでサブディスプレイを接続して左右に並べている場合、Dockはメインディスプレイにのみ表示されます。

複数ディスプレイでDockの位置が勝手に移る事象の説明1

メインディスプレイに表示されるDock。

複数ディスプレイでDockの位置が勝手に移る事象の説明2

サブディスプレイ。Dockは表示されない。

が、Dockを下方に表示している場合、急にメインディスプレイから消えて、サブディスプレイに移動する現象があります。

バグではなく、macOSの仕様です。
複数ディスプレイでDockの位置が勝手に移る事象の説明3

Dockが消えたメインディスプレイ。

複数ディスプレイでDockの位置が勝手に移る事象の説明4

Dockが現れたサブディスプレイ。

実際の操作動画です。

サブディスプレイでカーソルを下側へもっていくと発生します。

▼タップして再生(音は出ません)

 

方法①:「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする

「Dock位置を下側に自動で固定したい」なら、こちらの方法がオススメです。

システム環境設定のアイコンシステム環境設定から「Mission Control」を開き、

「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする手順1

ディスプレイごとに個別の操作スペース のチェックを外します。

「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする手順2

適用を反映するため、再起動しましょう。

「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする手順3

これでDock位置はメインディスプレイに固定されます。

ただし注意点があります。

  • サブディスプレイのメニューバーが非表示になる
  • 複数ディスプレイでフルスクリーン表示できない

サブディスプレイのメニューバーが非表示になる

通常はサブディスプレイに表示されるメニューバーも、一緒に消えてしまいます。

▼通常時のサブディスプレイ

サブディスプレイのメニューバーが非表示になる説明1

通常のサブディスプレイ。メニューバーは表示される。

▼変更後のサブディスプレイ

サブディスプレイのメニューバーが非表示になる説明2

変更後のサブディスプレイ。メニューバーも消失する。

複数ディスプレイでフルスクリーン表示できない

片方のディスプレイでフルスクリーン表示中、もう一方のディスプレイが真っ暗となります。

複数ディスプレイでフルスクリーン表示できない説明1

フルスクリーン中のメインディスプレイ。

複数ディスプレイでフルスクリーン表示できない説明2

サブディスプレイ。画面が暗転して何も映らない。

方法②:Dock位置を左右どちらかに配置する

「Dock位置にこだわりはない」なら、こちらの方法がオススメです。

システム環境設定のアイコンシステム環境設定から「Dockとメニューバー」を開き、

Dock位置を左右どちらかに配置する手順1

「画面上の位置」を左右どちらかに変更します。

Mac本体とサブディスプレイの配置によって異なります。左側にサブディスプレイがあれば”右”、右側にあれば”左”を選択しましょう。
Dock位置を左右どちらかに配置する手順2

Dock位置を「右」に変更した例。

これでDockが左右に配置されるため、勝手にサブディスプレイへ移動もしません。

Dock位置を左右どちらかに配置する手順3

メインディスプレイの右側に表示されるDock。

方法③:メインディスプレイでカーソルを下にもっていき手動で直す

「Dock位置は下側に配置したい」かつ「方法①のデメリットを許容できない」なら、こちらの方法がオススメです。

そもそも移動したDock位置は、システム環境設定のアイコンシステム環境設定でディスプレイ配置を調整すれば、自動で元のメインディスプレイに戻ります。

システム環境設定のディスプレイ配置の説明

ただ毎回この操作をするのは、あまりに面倒です。

そこで便利なのが、Dockが消えたメインディスプレイで、カーソルを下側へもっていく操作です。

この操作をサブディスプレイ側で無意識に行ったことで、今回の症状が起きています。これをメインディスプレイ側で再現すれば、元に戻せるというわけです。

▼タップして再生(音は出ません)

 

補足:Dockの表示/非表示を切り替える方法

Macのデスクトップでは通常、Dockは常に表示されます。

これを普段は非表示とし、カーソルをDockに近づけると自動表示するカスタマイズができます。

Dockを自動的に隠すの機能説明

普段は隠れていて、カーソルを近づけるとDockが出現する。

具体的には、3パターンの設定手順があります。

  1. システム環境設定を使う
  2. Dock上の右クリックメニューを使う
  3. ショートカットキーを使う

例えば3であれば、ショートカットキー + option + D 同時押しで、Dockを自動的に表示/非表示 の切り替えが可能です。

ショートカットキーからDockを自動的に隠す手順1

押下するキーの配置。

ショートカットキーからDockを自動的に隠す手順2

ショートカットキーより一瞬でオンオフ切り替えができる。

より詳しい情報は、関連記事【MacでDockを常に表示する方法! 下のバーを固定しよう】で解説しています。

MacでDockを常に表示する方法! 下のバーを固定しよう
この記事では、MacでDockの表示/非表示を切り替える方法を解説します。3つの方法で自動的に隠すことが可能です。

 

〆:デュアルディスプレイでDockを固定しよう!

以上、MacでDock位置をサブディスプレイへ移動させない方法! ドックをプライマリディスプレイの下方に固定しよう の説明でした。

3つの解決策はそれぞれ長所・短所があります。

お好みに合わせて、試してみて下さい。

ちなみにボクは、Dock位置を右側に配置する方法を採用しています。
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コメント

  1. nyo より:

    方法②:Dock位置を左右どちらかに配置する
    において、右側に変更しました。ご記載いただいたマニュアル通りに設定したところ、
    「これでDockが左右に配置されるため、勝手にサブディスプレイへ移動もしません。」
    と記載がありますが、サブディスプレイへ移動します。どうすればいいのでしょうか。

    • 現状、Mac本体とサブディスプレイの配置として、Mac本体の右側にサブディスプレイを置いて、繋いでいる状態でしょうか?

      その場合だと、たしかにDock位置を「右」とすると、サブディスプレイにDockが移るため、Dock位置を「左」とすると、いかがでしょうか?

      (記事中にも、本件について追記いたしました)

  2. ホンダ より:

    こんにちは

    とてもわかりやすいですね

    助かりました!

  3. 匿名 より:

    ありがとうございます!
    「補足:Dockの表示/非表示を切り替える方法」を採用しました!

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