この記事では、Windows PCの起動/終了時間を調べる方法を解説します。
以下のようなシーンで、知ってると便利ですよ。
- 勤怠管理のため、パソコンの利用時間を把握したい
- 第三者が勝手に使ってないか、パソコンの利用状況を知りたい
この記事はWindows向けです。Macの手順は、関連記事【Macの起動時間を確認する方法! 稼働してる時間を調べよう】で解説しています。
Macの起動時間を確認する方法! 稼働してる時間を調べよう
この記事では、Macの使用時間を調べる方法を解説します。システムレポートやターミナルのコマンドで確認可能です。
パソコンの使用時間を確認する方法
スタートボタン(Windowsアイコン)で右クリックメニューを開き、
イベントビューアーを起動します。
左メニューで Windowsログ → システム と進みます。
ログ一覧のうち、以下のイベントIDを見れば、パソコンを起動orシャットダウンした日時がわかります。
イベントID | 意味 |
---|---|
6005 | 起動した日時 |
6006 | 終了した日時 |
7001 | ログインした日時 |
7002 | ログアウトした日時 |
一般的には「起動」→「ログイン」→「ログアウト」→「終了」という順番で、イベントが発生します。
ただ数が多いので、絞り込みましょう。
右メニューから 現在のログをフィルター します。
以下のように、イベントIDを指定します。
6005,6006,7001,7002
以下のイベントIDに限定したログが表示されます。
イベントID | 意味 |
---|---|
6005 | 起動した日時 |
6006 | 終了した日時 |
7001 | ログインした日時 |
7002 | ログアウトした日時 |
なお高速スタートアップ設定をしている場合、「6005:起動」・「6006:終了」が記録されません。
代わりに「7001:ログイン」・「7002:ログアウト」をチェックしましょう。
【高速スタートアップとは】 – パソコンの起動を速くするため、シャットダウン時にメモリやCPUなどの状態を保存しておく機能のこと。Windows 10で有効となってる場合が多い。
▼イベントID:6005 – 起動した日時
▼イベントID:6006 – 終了した日時
▼イベントID:7001 – ログインした日時
▼イベントID:7002 – ログアウトした日時
参考:起動日時を調べるコマンド
起動日時を調べたいだけなら、コマンドプロンプトもオススメです。
次のコマンドを実行します。
systeminfo
ズラッと表示されるうち、「システム起動時間」を確認すればOK。
〆:Windowsの稼働履歴をチェックしよう!
以上、Windowsの起動/終了時間を調べる方法! PCのログイン/ログオフ日時を確認しよう の説明でした。
新たにソフトを導入する手間なく、Windowsに標準搭載される機能だけで把握できます。
ぜひ、ご参考あれ。
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