この記事では、Android画面の色がいつもと変わった原因と解決策を説明します。
症状別に4パターン解説します。
症状 | 原因 |
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①: 白黒のモノクロ表示となる |
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②: 画面全体が黒基調のデザインとなる |
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③: 画面全体が黄みがかったセピア色となる |
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④: 薄っすら前の画面の残像が残り続ける |
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症状①:白黒のモノクロ表示となる
画面から色がなくなり、配色が白黒になったケースです。
これはグレースケールという機能がオンになっているのが原因です。
クイック設定パネルを開き、おやすみ時間モードをオンになっていないか確認しましょう。
設定した覚えはないのに、いつの間にか適用されている場合、Digital Wellbeing「おやすみ時間モード」のスケジュール機能が原因かもしれません。
設定アプリを開き、 Digital Wellbeingと保護者による使用制限 から「Digital Wellbeingツール」の データを表示 へ進みます。
おやすみ時間モード でスケジュールを オフ にします。
これで勝手に設定が有効となり、白黒画面へ切り替わることはなくなります。
もしおやすみ時間モードのスケジュール設定を残したい場合、「カスタマイズ」より グレースケール のみオフにすることも可能です。
症状②:画面全体が黒基調のデザインとなる
画面の背景が黒、文字が白になったケースです。
主な3つの原因を紹介します。
- 原因1. ダークテーマがオンになっている
- 原因2. バッテリーセーバーがオンになっている
- 原因3. 色反転がオンになっている
原因1. ダークテーマがオンになっている
夜間向けの機能「ダークテーマ」が有効になっていると、画面全体が黒系に変化します。
クイック設定パネルのタイルでダークテーマを見つけ、オフにして下さい。
もしタイルの中で見当たらない場合、設定の ディスプレイ より ダークテーマ をオフにすればOK。
原因2. バッテリーセーバーがオンになっている
電池残量を節約する機能「バッテリーセーバー」が有効になっていると、画面全体が黒系に変化します。
クイック設定パネルのタイルでバッテリーセーバーを見つけ、オフにしてください。
もしタイルの中で見当たらない場合、設定アプリの 電池 より バッテリーセーバー をオフにすればOK。
原因3. 色反転がオンになっている
画面の色を反転させる機能「色反転」が有効になっていると、画面全体が黒系に変化します。
クイック設定パネルのタイルで色反転を見つけ、オフにして下さい。
もしタイルの中で見当たらない場合、設定アプリの ユーザー補助 より 色反転 をオフにすればOK。
症状③:画面全体が黄みがかったセピア色となる
画面が黄みがかったセピア色となったケースです。
ブルーライトカット機能がある「ナイトモード」が有効になっていると、画面全体が赤みがかった(黄みがかった)色に変化します。
クイック設定パネルのタイルで夜間モードを見つけ、オフにしてください。
もしタイルの中で見当たらない場合、設定アプリの ディスプレイ より 夜間モード をオフにすればOK。
症状④:薄っすら前の画面の残像が残り続ける
画面を次に切り替えても、薄っすら前の画面の残像が残り続けるケースです。
これは画面の焼き付きが起きているのが原因です。
画面の焼き付きとは、スマートフォンのディスプレイに長時間同じイメージを表示し続けることにより、画面に残像が残る現象を指します。
そもそもスマートフォンの画面形式は”液晶”と”有機EL”の2つが主流ですが、画面の焼き付きは有機ELディスプレイに多く見られる事象です。
▼液晶と比較した有機ELの特徴
メリット | デメリット |
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機種によって”液晶”と”有機EL”どちらを採用しているか異なります。が、「最近発売された」・「高スペック機種」であれば有機ELに対応している可能性が高いです。
有機ELディスプレイの焼き付きは、画素の劣化が原因となっているため改善は難しく、修理または買い替えが必要となります。
一方、液晶ディスプレイの焼き付きであれば、専用アプリを使って症状を軽減できる可能性があります。
関連記事 Androidで画面の焼き付きを直す方法
〆:画面の症状に合わせて設定を変更しよう!
以上、スマホ画面の色がおかしい原因! セピア色になったAndroid画面を元に戻そう の説明でした。
突然、画面の色が変わるとビックリしますが、気付かないうちに設定変更している可能性が高いです。
症状に合わせて、紹介した設定を確認してみてください。
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