Androidでダークテーマを設定する方法! スマホをダークモードにして画面を黒系に変化させよう

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Android

本記事では、Androidの画面を黒基調のデザインに変化させる、ダークテーマダークモード)を紹介します。

ダークテーマの説明

ダークテーマを適用した画面。

夜間にスマートフォンを使うシーンにピッタリな機能なので、ぜひどうぞ。

 

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Androidでダークモードを設定する方法

本パートでは、具体的にダークテーマを設定する手順を解説します。

最初にメリット・デメリットも説明しているので、合わせてどうぞ。

説明の流れ
  • 前提
    ダークテーマとは? -メリット・デメリット-
  • 方法①
    端末の標準機能を使う
  • 方法②
    アプリ個別に設定する

前提:ダークテーマとは? -メリット・デメリット-

通常、Androidのアプリは白を基調としたデザインが採用されています。

一方、ダークテーマを有効にすると配色が逆となり、背景・黒、文字・白へ変更されます。

ダークテーマは別称、ダークモードとも呼ばれます。
ダークテーマの基本説明1

設定アプリの例。左が通常、右がダークテーマ適用時。

ダークテーマの基本説明2

LINEの例。左が通常、右がダークテーマ適用時。

もともとは一部アプリで独自に提供される機能でしたが、Android 10よりOS標準の機能として導入されました。

このダークテーマは、次の特徴があります。

メリット デメリット
  • バッテリー消費電力を軽減できる
  • 画面の焼き付き対策になる
  • 暗い場所でも目に優しい
  • アプリによって非対応
  • 明るい場所では見づらい
  • 液晶ディスプレイでは効果が薄い

ダークテーマのメリット

  • バッテリー消費電力を軽減できる
  • 画面の焼き付き対策になる
  • 暗い場所でも目に優しい

ダークテーマは、最近のスマートフォンに多い有機ELディスプレイでその真価を発揮します。

有機ELディスプレイは、素子自体が発光することで画面を表示する仕組みですが、色によって特徴が異なります。

色の系統 発光度合い
白系 最も強く光を発する色
黒系 ほとんど光を発しない色

つまり画面に占める割合として、最小限の発光で済む”黒系統”を高くすることで、消費電力が少なく、目に優しいディスプレイを実現しています。

また素子が疲れにくい分、”焼き付きしにくい”というメリットも。

ダークテーマのメリットの説明

シンプルで美しい、というメリットもある(好みの問題だが)。

ダークテーマのデメリット

  • アプリによって非対応
  • 明るい場所では見づらい
  • 液晶ディスプレイでは効果が薄い

残念ながらダークテーマは、対応するアプリが限定されます。

ダークテーマのデメリットの説明1

Amazonの例。ダークテーマが適用されない。

▼ダークテーマに非対応の主要アプリ例

また通常モード(ライトテーマ)と比べ、日中帯の明るい場所では画面が見づらいです。

ダークテーマのデメリットの説明2

外出先で、ダークテーマを有効にした設定画面の例。

さらにダークテーマのメリットである”省電力”&”焼付き対策”という特徴は、あくまで有機ELディスプレイを前提としており、液晶ディスプレイでは効果が薄いです。

ダークテーマのデメリットの説明3

Galaxy A20の例。液晶ディスプレイは、黒色も常にバックライトが点灯し続けるため、あまり効果がない。

以上、ダークテーマのメリット・デメリットの説明でした。

最近の機種で多い有機ELディスプレイ搭載の端末なら、夜間にピッタリな機能でオススメです。

以降より、具体的にダークテーマを有効にする方法を2つ紹介します。

方法 メリット デメリット
①:
端末の標準機能を使う
  • Android全体に対して
    ダークテーマを適用できる
  • Android 10未満は
    原則非対応
②:
アプリ個別に設定する
  • 一部のアプリに限定して
    ダークテーマを適用できる
  • アプリによっては
    非対応
まずはカンタンに設定できる方法①をどうぞ。指定アプリのみダークテーマを適用したい場合、方法②をお試しあれ。

方法①:端末の標準機能を使う

Android 10よりOS標準の機能として、ダークテーマが導入されました。

Pixel 3a XL(Android 11)の画面を例に説明します。

Android設定アプリのアイコン設定の ディスプレイ から ダークテーマ を有効にできます。

Galaxyなど機種によっては「ダークモード」という名称になります。

端末の標準機能でダークテーマを使う手順1

ダークテーマを有効にすると、すべてのアプリ内UIが黒を基調としたデザインへ変化します。

端末の標準機能でダークテーマを使う手順2

設定アプリやクイック設定パネルのテーマカラーが黒になる。

端末の標準機能でダークテーマを使う手順3

GmailなどGoogle純正アプリほか(左)、Instagramなど主要アプリも影響を受ける(右)。

またクイック設定パネルにダークテーマのタイルアイコンタイルを設定することも可能なので、一時的にダークテーマのオン/オフを切り替えたいシーンで便利です。

端末の標準機能でダークテーマを使う手順4

さらにAndroid 11より、あらかじめ設定したスケジュールに従い、ダークテーマのオン/オフを自動化できます。

端末の標準機能でダークテーマを使う手順5

開始時刻を21:00へ調整した例。

以上、ダークテーマの基本的な設定手順でした。

Android 10以降を搭載する機種であれば、同様の手順で設定できるのでお試しあれ。

もしメニューが見つからない場合、Android設定アプリのアイコン設定内の検索で”ダーク”・”ナイト”等のキーワードで探してみて下さい。

方法②:アプリ個別に設定する

アプリによっては、アプリ側の独自機能としてダークテーマが提供されており、個別に適用することが可能です。

▼個別にダークテーマを設定できるアプリ例

例:YouTube

アカウントメニューから 設定

YouTubeでダークテーマを設定する手順1

全般デザイン と進みます。

YouTubeでダークテーマを設定する手順2

3つのメニューから選択できます。

メニュー 機能
デバイスのテーマを使用する 端末全体の設定に従う
ライトテーマ (端末全体の設定に関わらず)
ライトテーマを適用する
ダークテーマ (端末全体の設定に関わらず)
ダークテーマを適用する

YouTubeでダークテーマを設定する手順3

YouTubeアプリのアイコンYouTubeを例に説明しましたが、Google純正アプリなら原則、アプリ側でダークテーマ設定が用意されています。

例:インスタグラム

アカウントメニューから 設定テーマ と進み、

インスタグラムでダークテーマを設定する手順1

3つのメニューから選択できます。

メニュー 機能
システムデフォルト 端末全体の設定に従う
ライト (端末全体の設定に関わらず)
ライトテーマを適用する
ダーク (端末全体の設定に関わらず)
ダークテーマを適用する

インスタグラムでダークテーマを設定する手順2

InstagramアプリのアイコンInstagramを例に説明しましたが、その他のアプリも、設定メニューに「表示」または「テーマ」項目があれば、用意されているかもしれません。

以上、アプリ別にダークテーマを設定する手順でした。

端末全体の設定とは独立して、アプリごとテーマを調整したいニーズがあればピッタリです。

またAndroid 10未満であっても、アプリ側で対応していれば設定できるのもメリットですよ。

 

非対応アプリも強制的にダークテーマを適用する方法(上級者向け)

ダークテーマの欠点として、すべてのアプリで適用することはできません。

一部アプリはダークテーマを適用できない説明

Amazonの例。残念ながらダークテーマが適用されない。

▼ダークテーマに非対応の主要アプリ例

が、通常はダークテーマに非対応のアプリであっても、強制的に適用させる方法があります。

通常はダークテーマに非対応のアプリも強制適用させる説明

Amazonで強制的にダークテーマを適用した例(右)。

本パートでは、その具体的な手順として2パターン紹介します。

方法 メリット デメリット
①:
開発者向けオプションを使う
  • カンタンな手順で
    ダークテーマを強制適用できる
  • アプリごとオン/オフ
    の調整ができない
②:
DarQアプリを使う
  • 一部のアプリに限定して
    ダークテーマを強制適用できる
  • 設定が難しい
まずは難しい操作がいらない方法①をどうぞ。アプリ別にコントロールしたいなら方法②がオススメですが、初期設定が複雑で上級者向けです。
どちらの方法も、機械的に黒を基調とした配色へ無理やり変換するため、アプリによっては画面が見づらくなるリスクもあります。

方法①:開発者向けオプションを使う

開発者向けオプションを使えば、通常は非対応のアプリ含め、全アプリでダークテーマが強制適用されます。

Android設定アプリのアイコン設定より 開発者向けオプション を開き、フォースダークのオーバーライド をオンにします。

開発者向けオプションでフォースダークのオーバーライドを設定する手順1

この状態でダークテーマを有効にすれば、通常は対象外となるアプリにも反映されます。

開発者向けオプションでフォースダークのオーバーライドを設定する手順2

メルカリでダークテーマが適用される例。

開発者向けオプションでフォースダークのオーバーライドを設定する手順3

楽天市場でダークテーマが適用される例。

以上、説明でした。

特に難しい操作も不要なので、ダークテーマに非対応のアプリをお使いであれば、ぜひお試し下さい。

なお注意点として、Android本体を再起動する度に、フォースダークのオーバーライド がオフに戻るため、開発者向けオプションで操作が必要となります。

方法②:DarQアプリを使う

DarQのアイコンDarQというアプリを使えば、指定したアプリのみダークテーマを強制適用できます。

DarQアプリの機能説明

スターバックスアプリにチェックした例(左)。強制的にダークテーマが適用される(右)。

方法①の開発者向けオプションでは、すべてのアプリでダークテーマが適用されますが、こちらの方法なら一部アプリでのみ反映できます。

ただ初期設定がややこしく、上級者向けの内容です。

次の流れで説明しますので、興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

  1. アプリを用意する
  2. パソコンでadbコマンドを実行する
  3. アプリを設定する

1. アプリを用意する

DarQのアイコンDarQはPlayストアアプリのアイコンPlayストアで配信されないため、apkから直接インストールが必要です。

GitHubまたはAPKMirrorから入手できます。

ダウンロード直リンクはこちらをタップ(apkバージョン 1.3)。

DarQアプリを用意する手順1

DarQのアイコンDarQを起動して、画面に従ってアクセス権限を許可します。

最終的に「Service not Running」と表示されれば、続いてパソコンでの作業に移ります。

DarQアプリを用意する手順2

(左)ユーザー補助機能の権限を許可する (右)この画面まできたらOK

2. パソコンでadbコマンドを実行する

DarQのアイコンDarQは初期設定として、パソコンによるadbコマンド入力が必要です。

まずは次の4点を用意しましょう。

  • パソコンでadbコマンドを使えること
  • ADBで実行するスクリプトを入手すること
  • USBケーブルを持っていること
  • AndroidでUSBデバッグを有効にすること
パソコンでadbコマンドを使えること

事前に、お使いのパソコンでadbコマンドを使用できる環境を用意して下さい。

Windows・Macそれぞれにおける手順は関連記事で解説しています。

Windowsでadbコマンドを使う方法! Android SDKを入れてパソコンのコマンドプロンプトから操作しよう
この記事では、Windows PCでadbコマンドを使う方法を解説します。
Macでadbコマンドを使う方法! Android Studioを入れてmacOSのターミナルから操作しよう
この記事では、Macでadbコマンドを使う方法を解説します。
ADBで実行するスクリプトを入手すること

ADBで実行するスクリプトを入手します。

GitHubから入手できます(リンクをタップしてダウンロード)。

USBケーブルを持っていること

パソコンとAndroidを接続するケーブルも必要です。

AndroidのUSB端子の形状(micro USB / Type C)に合わせ用意しましょう。

AndroidでUSBデバッグを有効にすること

AndroidのAndroid設定アプリのアイコン設定で ビルド番号 を連続タップして 開発者向けオプション を有効にした後、USBデバッグ を有効にして下さい。

AndroidのUSBデバッグを有効にする手順

以上で準備OK。

まずダウンロードした、ADBで実行するスクリプトのZipファイルを展開します。

次にAndroidとパソコンを接続の上、展開したフォルダに含まれるファイル”rundarq”をダブルクリックで起動します。

Windowsなら「rundarq-windows.bat」、Macなら「rundarq-linux-mac.sh」を選択します。

DarQの初期設定としてパソコンでadbコマンドを実行する手順1

ADBで実行するスクリプトのZipファイルの展開先は「C:\」直下など、「Android SDKプラットフォームツール」を保存したディレクトリのパスに合わせて下さい。

ADBスクリプトが自動で実行され、次のメッセージが表示されれば成功です。

DarQ should now be running.

DarQの初期設定としてパソコンでadbコマンドを実行する手順2

3. アプリを設定する

DarQのアイコンDarQへ戻ると、トップページが表示されるので、Enabled Apps よりダークテーマを強制適用したいアプリにチェックを入れればOK。

DarQアプリを設定して特定アプリのみダークテーマを強制適用する手順1

(右)スターバックスアプリにチェックした例

チェックしたアプリのみダークテーマが自動適用されます。

一方、通常ダークテーマ非対応のアプリはそのまま変化しません。

DarQアプリを設定して特定アプリのみダークテーマを強制適用する手順2

スターバックスアプリにチェックした例。強制的にダークテーマが適用される(右)。

DarQアプリを設定して特定アプリのみダークテーマを強制適用する手順3

チェック外の楽天市場やユニクロアプリは、ダークテーマが強制適用されない。

以上、説明でした。

DarQのアイコンDarQを使えば、アプリごとダークテーマの強制適用をコントロールできて便利です。

なお注意点として、Android本体を再起動する度に、パソコンと接続してADBスクリプトの再実行が必要となります。

この問題を回避するには、端末のroot化が必須となるため、通常ユーザーであれば我慢して使うしかありません。。。

参考 XDA – DarQ enables per-app forced dark mode on Android 10 without root

参考 XDA – [APP][ROOT/ADB][10][11/Oct] DarQ: Per-app selectable force dark option for Android 10

参考 GitHub – DarQ FAQ

参考:なぜかダークモードが適用されない原因

本パートで紹介した方法を試してもダークテーマを強制適用できない場合、そのアプリ側の設定でライトテーマ(白を基調とした通常デザイン)を有効にしている可能性があります。

例えばtwitterアプリのアイコンtwitterの場合、設定とプライバシーディスプレイとサウンドダークモード より、アプリ側の独自設定として適用するテーマを固定できます。

なぜかダークモードが適用されない原因1

ここで ライトテーマ が指定されていたり、ダークモード がオフになっていると、ダークテーマが適用されなくなります。

たとえ本パートで紹介した開発者向けオプション等を使っても、個別アプリ側のテーマ設定が優先されます。

なぜかダークモードが適用されない原因2

それでも特定アプリのみダークテーマを適用できない場合、当該アプリの初期化をご検討下さい。

 

補足:スマホのダークモードに関するアレコレ

本パートでは、ダークテーマに関連する細かい情報を補足します。

マニアックな内容も含まれるため、興味があればどうぞ。

説明の流れ
  • 補足①
    ダークテーマ・ナイトモード・グレースケールの違い
  • 補足②
    Chromeでコンテンツ全体にダークテーマを強制適用する方法
  • 補足③
    勝手にLINEやInstagramの背景が黒に変わる原因
  • 補足④
    なぜかダークテーマを解除できない原因と元に戻す方法まとめ
  • 補足⑤
    Androidでアンビエント表示する方法

ダークテーマ・ナイトモード・グレースケールの違い

本記事で取り上げたダークテーマと混同しやすいワードとして、ナイトモードグレースケールがあります。

キーワード 機能 別名
ダークテーマ 画面を黒基調のデザインに変える
  • ダークモード
ナイトモード 画面を目に優しい暖色系に変える
  • 夜間モード
  • ナイトシフト
  • 読書灯
  • ブルーライトフィルター
グレースケール 画面を白黒のモノクロ表示に変える
  • 白黒モード
  • モノクロモード

▼ナイトモード

ナイトモードの機能説明

(右)ナイトモードでは、暖色系の赤みがかったようにディスプレイが変化する。

▼グレースケール

グレースケールの機能説明

(右)グレースケールでは、白黒画面に変化する。

特にダークテーマとナイトモードがややこしく、ネットで検索するとサイトによっては、同じ意味として扱っているケースもあります。

もしお探しの機能がナイトモード or グレースケールの場合、設定手順はそれぞれ関連記事で紹介しているので、合わせてどうぞ。

Chromeでコンテンツ全体にダークテーマを強制適用する方法

ChromeアプリのアイコンChromeには標準でダークテーマが用意されており、ツールバーや設定メニューが黒基調のデザインへ変化します。

Chrome標準のダークテーマ機能の説明

Chromeメニューの設定→テーマより切り替えできる。

が、多くのWebサイトは白ベースに作成されているため、ダークモードをオンにしても、サイトコンテンツの変化は(ほぼ)ありません。

Chrome標準機能でダークテーマを有効にしても変化がほぼないサイトの説明

当サイトの例。通常時(左)と比較して、ダークテーマを有効にしてもサイトコンテンツに変化はない(右)。

ここで試験機能を使えば、サイトコンテンツ含めページ全体にダークテーマを強制適用できます。

アドレスバーに下記を入力して試験機能を開き、

chrome://flags

Force Dark Mode for Web Contents を選択、

検索窓で「dark」と入力すれば見つけやすいです。

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順1

Enabled へ切り替えた後、RelaunchChromeアプリのアイコンChromeを再起動します。

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順2

サイトコンテンツの中身含め、ページ全体が黒を基調としたデザインへ変化すれば成功です!

Chrome試験機能Force Dark Mode for Web ContentsでWebサイト全体にダークテーマを適用する手順3

当サイトの例。通常のダークテーマ(左)と比較して、試験機能によりサイトコンテンツにまで効果が及ぶ(右)。

他にもChromeアプリのアイコンChromeでは便利な試験機能がたくさんあります。

名称 機能 Chrome
バージョン要件
  • Overscroll history
    navigation
左右スワイプで
ページを進む/戻る
  • Tab Groups
タブをグループ化する
  • Chrome Duet
ツールバーを下に配置する
  • Force Enable
    Home Page Button
ホームページのボタン
を表示する
  • The pull-to-refresh
    effect
下にスワイプでページ更新
を無効にする
バージョン75
未満のみ
  • Interest Feed Content
    Suggestions
  • Show server-side suggestions
    on the New Tab page
新規タブにおすすめの記事
を表示しない
バージョン80
未満のみ
  • Enable horizontal tab switcher
  • Tab Grid Layout
  • Accessibility Tab Switcher
タブ一覧の表示形式を変える 一部制限あり
  • Force Dark Mode for
    Web Contents
サイト全体にダークテーマ
を適用する
  • Reader Mode triggering
あらゆるサイトに簡易表示
を適用する

詳細は関連記事【Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう】で解説しています。

Android版Chromeのflags設定まとめ! おすすめジェスチャーでスマホを使いこなそう
この記事では、Chromeのおすすめジェスチャーと//flags設定をまとめています。使いこなせば、Androidでページ移動やタブ切り替えを高速化できます。

勝手にLINEやInstagramの背景が黒に変わる原因

もしLINEアプリのアイコンLINEやInstagramアプリのアイコンInstagram、ChromeアプリのアイコンChromeなどのデザインが突然黒に変わったら、多くの場合はダークテーマが適用されていることが原因です。

LINEのデザインが突然黒に変わったケースの説明

LINEの背景が黒になった例。

元の白い背景に戻したい場合、単純にダークテーマ自体をオフにすればOK。

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順1

さらに端末全体の設定とは独立して、アプリごと個別にテーマを調整することも可能です。

例えばLINEアプリのアイコンLINEの場合、設定着せかえ より次のオプションのチェックを外します。

ダークモードでは「ブラック」着せかえを適用

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順2

あとはダークテーマを、オフ→オンと切り替えればOK。

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順3

これで端末全体の設定としてダークテーマ適用中でも、LINEアプリのアイコンLINEでは通常テーマが継続されます。

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順4

以上、LINEアプリのアイコンLINEを例に説明しましたが、他のアプリであっても手順は同様です。

なおここまでの設定しても、ダークテーマ適用中にアプリの背景が黒へ切り替わる場合、次の3点をお試し下さい。

  • アプリを再起動する
  • 開発者向けオプションの設定を確認する
  • シークレットモードをオフにする(Chromeのみ)

▼アプリを再起動する

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順5

LINEの例。着せかえ設定変更を反映させるため再起動する。

▼開発者向けオプションの設定を確認する

勝手に変わったLINE背景を黒から元に戻す手順6

「フォースダークのオーバーライド」が有効ならオフに戻す。

開発者向けオプションの フォースダークのオーバーライド について、詳細は前パートで解説しています(コチラをタップして該当箇所へジャンプ)。

Chromeシークレットモードのアイコンシークレットモードをオフにする(Chromeのみ)

シークレットモードをオフにしてChrome背景を黒から元に戻す手順

Chromeはシークレットモード中に背景が黒くなるので、設定を確認する。

なぜかダークテーマを解除できない原因と元に戻す方法まとめ

ダークテーマを有効にしていないのに、なぜか画面全体が黒を基調としたデザインに変化しているケースがあります。

黒系統に変わったクイック設定パネルの説明

ここでは、主な2つの原因を紹介します。

  • 原因①:バッテリーセーバーがオンになっている
  • 原因②:色反転がオンになっている
Pixel 3a XL(Android 11)の画面を例に説明します。

原因①:バッテリーセーバーがオンになっている

電池残量を節約する機能「バッテリーセーバー」が有効になっていると、画面全体が黒系に変化します。

機種によって呼称が異なります。例えばXperia系は「スタミナモード」、Galaxy系は「パワーモード」、AQUOS系は「長エネスイッチ」です。

クイック設定パネルのタイルでバッテリーセーバーのタイルアイコンバッテリーセーバーを見つけ、オフにして下さい。

Androidのバッテリーセーバーをオフにする手順1

もしタイルの中で見当たらない場合、Android設定アプリのアイコン設定の 電池 より バッテリーセーバー をオフにすればOK。

Androidのバッテリーセーバーをオフにする手順2

原因②:色反転がオンになっている

画面の色を反転させる機能「色反転」が有効になっていると、画面全体が黒系に変化します。

クイック設定パネルのタイルで色反転のタイルアイコン色反転を見つけ、オフにして下さい。

色反転はスクリーンショットに反映されないため、下記画像では確認できませんが、実際の画面上は黒系に変化しています。

Androidの色反転をオフにする手順1

もしタイルの中で見当たらない場合、Android設定アプリのアイコン設定の ユーザー補助 より 色反転 をオフにすればOK。

Androidの色反転をオフにする手順2

なお色反転とダークテーマは、次の点で差分があります。

機能 特徴
ダークテーマ システムUIのデザインを黒基調に変える
(動画などコンテンツ自体の色は影響なし)
色反転 画面に表示される全コンテンツの白黒を反転させる
色反転とダークテーマの違い1

YouTube画面の例。色反転(右)は動画自体の白黒も反転する。

色反転とダークテーマの違い2

Chromeの例。色反転(右)はページ内の画像などの白黒も反転する。

色反転はコンテンツ自体にも影響が及ぶため、画面の見やすさに問題が生じる可能性が高いです。

Androidでアンビエント表示する方法

ダークテーマ同様、Always On Displayアンビエント表示)も黒を基調とすることで、バッテリー消耗を抑える効果があります。

Always On Displayの機能説明

Always On Displayの例。現在時刻やカレンダー情報を常に表示できる。

Always On Displayは、主に有機ELディスプレイで採用される機能で、2016年にGalaxy S7シリーズで初めて導入されて以降、現在では多くの機種に標準機能として採用されています。

スリープ中も画面上に次のような情報を表示できます。

  • 時計
  • カレンダー
  • バッテリー残量
  • 通知
  • アラーム
消灯中にわざわざ電源ボタンを押さずとも、これら情報をチェック可能となります。

もし普段から時間や通知を確認するため、画面を点灯している時間が長いなら、検討価値の高い機能です。

より詳細な機能説明や設定手順については、関連記事【Always On Displayの使い方! Galaxyのアンビエント表示をAndroid全機種で設定しよう】で解説しています。

Always On Displayの使い方! Galaxyのアンビエント表示をAndroid全機種で設定しよう
この記事では、AndroidでAlways On Displayを設定する手順を解説します。非対応の機種も、アプリを使えばアンビエント表示が可能となります。

 

〆:夜間にぴったりなダークモードを使いこなそう!

以上、Androidでダークテーマを設定する方法! スマホをダークモードにして画面を黒系に変化させよう の説明でした。

ダークテーマを使えば、バッテリー節約&焼き付き対策もできる上、暗い場所でも目に優しいデザインを実現できます。

記事中で紹介したとおり、設定手順もカンタンなので対応する機種をお使いであれば、ぜひオススメしたい機能です。

ご参考あれ。

参考 Pixel Phoneヘルプ – 夜間に画面の色を変更する

参考 Androidのユーザー補助機能ヘルプ – ダークテーマと色反転

参考 Android Developers – ダークテーマ

参考 Google Playヘルプ – アプリでダークテーマを使用する

参考 YouTubeヘルプ – YouTubeをダークテーマで見る

参考 Google Chromeヘルプ – ダークモードまたはダークテーマでブラウジングする

Android
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