スマートフォンで電話の着信やメッセージの受信をした際、通知に気がつかず、返事が遅れた経験はないでしょうか?
スマートウォッチがあればこの欠点を克服できますが、スマートフォン単体で不在通知を見逃さない方法にニーズがあるはずです。
そこで本記事では、Androidスマートフォンやタブレットの不在通知を音や振動で何度もお知らせしてくれる無料アプリ「Missed Notifications Reminder」を紹介します。
アプリの特徴です。
- 見逃したアプリの通知を後から知らせてくれる
- お知らせはインターバルを決めて何度も実施できる
- 知らせるアプリを指定できる
- 知らせない時間を設定できる
重要なアプリの通知を確実に気づくことができます。
Android 8.0にて通知のスヌーズ設定が標準機能として実装されたため、サードパーティ製アプリをインストールせずとも、通知の見逃し防止を実現できるようになっています。
Missed Notifications Reminder – 使い方
アプリを起動し、初期設定を始めます。
アプリの権限を設定するため、画面上に表示される項目を上から順番に実施していきます。
- 通知サービスアクセス
- アクセス許可
- バッテリー最適化
「通知サービスアクセス」の「アクセスの管理」をタップすると、「設定」内「通知へのアクセス」管理画面へ移動するので、許可します。
「アクセス許可」の「必要なアクセス許可を付与する」をタップすると、端末内ストレージへのアクセス許可のポップアップが表示されるので、許可します。
「バッテリー最適化」の「バッテリー最適化を管理」をタップすると、「設定」内「電池の最適化」管理画面へ遷移します。
「電池の最適化」が適用されていると、アプリが正常に動作しないリスクが高まるので、ここでは最適化の対象から外す作業をします。
遷移後の画面では「電池の最適化」が適用されていないアプリ一覧が表示されるので、「すべてのアプリ」一覧へ切り替え、「Missed Notifications Reminder」を探し出します。
デフォルトでは「最適化する」になっているので、「最適化しない」へ変更します。
以上でアプリの権限設定は完了です。
ここからは、見逃したアプリの通知を知らせる詳細設定となります。
リマインダー間隔を決める
「リマインダー間隔」内のトグルをオンにし、アプリを有効にします。
次に、見逃したアプリの通知を知らせるインターバル(間隔)を調整します。最短で0.25分(=15秒)から、最長で60分(=1時間)まで調整可能です。
また調整間隔は1分刻み変更でき、1分未満の場合は15秒刻みで変更となります。
不在時の通知を監視するアプリを決める
アプリの設定を有効にする対象アプリケーションを指定します。
ここでは見逃した通知を知らせたいアプリ(例:LINE / 電話)のみ設定することを推奨されます。
ボクの設定パターンだと、「Gmail」・「LINE」・「ハングアウト」の通知を見逃していたら、リマインダー間隔に従って再通知が来るようになります。
逆に、「電話」や「facebook」など、それ以外のアプリ通知は見逃していても、再通知は届きません。
カスタムスケジューラーを決める
右上のアイコンをタップし「高度な設定を表示」にチェックを入れます。
すると隠れていた高度な設定項目が画面内に追加されます。
この内、一番下に表示される「カスタムスケジューラー」より、見逃した通知を知らせない時間帯を設定することができます。
例えば平均的な睡眠時間を設定しておくと、通知の知らせが眠りを妨げる事態を避けることができオススメです。
補足:そのほか通知の見逃しを防止する方法まとめ
今回取り上げた以外にも、Androidでは通知の見逃しを防止する様々なアプリ等があります。
例えば「Mutifier」というアプリを使えば、通知が連続で来たら自動的にミュートすることができます。
また「Pushbullet」というアプリを使えば、AndroidやiOSに届いた通知をPCで確認できるようになります。
このようなAndroidで通知の見逃しを防止する情報は、関連記事【Androidで通知の見逃しを防止する豆知識まとめ! 賢く設定をして重要な連絡を確認しよう】でまとめて解説しています。
〆:大切な通知を見逃さないように!
以上、Androidで通知のスヌーズ設定をする方法! 見逃した不在通知も一定時間後に再び知らせる の說明でした。
大切な通知を見逃しがちで悩んでいた方は、ぜひお試しあれ。
コメント
ありがとうございます。
本当に助かりました。
L-01Lという不在着信などが非常にわかりにくい携帯を買ってしまったためどうしようかと悩んでおりました。
余計な前置き、検索エンジンに媚び売ったような余計な文章もなく本当に読みやすくわかりやすい記事でした。
あなた様はブロガーの鏡だと思います。