この記事では、AndroidのChromeで表示される「このサイトは権限を要求できません」を解決する方法を解説します。
ブラウザ上でカメラ/マイク、位置情報などを使えずに、困っていればどうぞ。
「このサイトは権限を要求できません」の解決方法
Chromeでブラウジングしていると、サイトによっては、デバイスのカメラやマイク、位置情報などのアクセスが要求されます。
ただ 許可する を選択しても、以下メッセージが出て失敗することがあります。
このサイトは権限を要求できません 他のアプリのバブルやオーバーレイをすべて閉じてから、もう一度お試しください。
これは何らかの画面オーバーレイアプリが動作していることが原因です。
したがって画面オーバーレイ機能をオフにすれば、この問題は解決します。
原因となっているアプリの特定は、設定アプリから一覧を確認するのが手っ取り早いです。
以下2パターンを例に説明します。
- Pixel 7a
- Galaxy A54
Pixel 7aの例
設定アプリを開き、アプリ → 特別なアプリアクセス → 他のアプリの上に重ねて表示 と進み、アプリごと”許可しない”に切り替えます。
この状態でChromeページを開き、権限を許可できれば成功です。
Galaxy A54の例
設定アプリを開き、アプリ → 特別なアクセス → フローティング表示 と進み、アプリごとオフに切り替えます。
この状態でChromeページを開き、権限を許可できれば成功です。
参考:AQUOSはClip Nowもオフにする
AQUOSユーザーの場合、独自機能Clip Nowが原因の可能性があります。
設定アプリの AQUOS便利機能 → Clip Now でオフにできます。
補足:ブロックした権限を許可する方法
アクセスが要求されたとき、誤って ブロック を選択してしまうと、その後は使用許可を求めるメッセージが出なくなります。
この場合、個別に解除しましょう。
Chromeのメニューから 設定 → サイトの設定 と進みます。
許可したい権限を選び、ブロックされてるサイトを許可すればOK。
〆:Chromeでカメラや位置情報を許可しよう!
以上、Android「このサイトは権限を要求できません」の解決方法! Chromeでカメラや位置情報を許可しよう の説明でした。
画面オーバーレイアプリは便利ですが、一方で悪意のあるアプリがこの権限を悪用するリスクもあります。
そのため、重要な権限(カメラ/マイク/位置情報など)を許可するとき、ユーザー保護の観点で、Chrome側で検知されると先に進めない仕様になっています。
画面オーバーレイ機能をオフにすれば、解決できるのでお試しください。
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