もしスマホのアプリで、毎回決められた操作をしているなら、自動化できれば便利ですよね。
そこで本記事では、iPhoneの標準機能「スイッチコントロール」で下記操作を再現する方法を紹介します。
- 画面を連続タップする
- 画面を決められた順番で自動タップする
特にゲームアプリで活躍しますので、お試しあれ。
この記事はiPhone向けです。Androidの手順は、関連記事【Androidをアプリで自動タップする方法! スイコンでスマホをオートタッチしよう】で解説しています。
スイッチコントロールで自動タップする方法
①:自動タップを追加する
設定アプリを開き、アクセシビリティ → ショートカット で、「スイッチコントロール」をチェックします。
次に スイッチコントロール → スイッチ → 新しいスイッチを追加 → 画面 → フルスクリーン → タップ と選択します。
これでスイッチが完成しました。
戻る で前の画面に戻り、続けて レシピ へ移ります。
新規レシピを作成 を開き、名前をつけます。
スイッチを割り当てる → フルスクリーン → カスタムジェスチャ で、自動化したいタップやスワイプ操作を記録します。
記録できたら 保存 しましょう。
レシピ で前の画面に戻ります。
最後に レシピを起動 で、作成した自動タップのレシピにチェックを入れればOK。
さっそく動画確認をしましょう。
スイッチコントロールは、サイドボタンを3回連続で押すと起動します。
この状態で画面を一度タップすると、記録したレシピにしたがって、自動タップが始まります。
繰り返し自動タップを動作させたい場合、その分だけ画面をタップします。
②:自動タップを終了する
スイッチコントロールを終了したい場合、サイドボタンを3回連続で押します。
これで画面をタップしても、自動タップは動作しません。
しばらくの間、スイッチコントロール自体を止めたい場合、ショートカットをオフにしましょう。
設定アプリを開き、アクセシビリティ → ショートカット で、「スイッチコントロール」のチェックを外します。
補足:「スイッチコントロール 無効な構成」の表示について
iOS 16の環境では、スイッチコントロール動作中に以下のメッセージが表示されることがあります。
スイッチコントロール 無効な構成 スイッチコントロールを停止するにはサイドボタンをトリプルタップクリックします。
このメッセージが出ても、1箇所の連続タップであれば、特に問題なく動作します。
一方、異なる箇所を順番に自動タップする場合、すべての箇所を同時タップしてるように見えます。
実際に異なる箇所を自動タップするレシピをゲームアプリで試したところ、画面の認識としては、(同時ではなく)順番にタップされました。
以下、検証動画です。
▼タップして再生(音は出ません)
お使いの環境でも動作するか、まずは試してみてください。
メッセージの内容については、今後のiOSバージョンアップでの改善に期待するしかないでしょう。
〆:ルーティンなタップ操作を自動化しよう!
以上、iPhoneアプリを自動タップする方法! スイコンでスマホをオートタッチしよう の説明でした。
スイッチコントロールを使えば、半自動でアプリを操作できます。
最初の設定が少し面倒ですが、ぜひチャレンジしてみてください。
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