Androidと比較したiOS(iPhone / iPad)の弱みの1つとして、ホーム画面を自由にカスタマイズできない点があります。
アイコンも等間隔で並べる必要がありますし、ウィジェットも自由に配置できません。
そこで本記事では、そんなiOSの欠点を覆す、iPhone / iPadのホーム画面を劇的に変える脱獄アプリ「DreamBoard」を紹介します。
これを見せれば誰でも「脱獄したい!」と思わせるほどホーム画面を超クールに変貌させてくれます。また、ボクが脱獄をしたきっかけになったアプリでもあります。
DreamBoard – できるコト
基本的な「DreamBoard」の特徴を紹介します。
根本的にホーム画面が変わる!
「DreamBoard」をインストールすると、iPhoneのホーム画面が根本的に変わります。
最早同じiPhoneとは思えないほど、超個性的になります。
用意されるテーマは多種多様!
また設定できるテーマも多数用意されており、Cydiaより検索することで探すことができます。
カスタマイズもできる!
また本記事の後半で紹介する通り、ちょっと知識は必要ですが「DreamBoard」テーマをカスタマイズして、自分の使い方に合った機能を搭載させることもできます。
「脱獄ならでは」のiPhoneにできるアプリ!
以上の通り、「DreamBoard」を使うことでiPhoneのホーム画面が超クール&個性的なデザインとなります。
「脱獄してるからには、人とは違うカッコイイホーム画面にしたい!」という方に大変オススメできるアプリです。
DreamBoard – 使い方
下記より「DreamBoard」の基本的な使い方から、オススメのテーマ、そしてちょっと応用的なカスタマイズ方法まで、それぞれ紹介します。
手順①:アプリを入手
まず、Cydiaより「DreamBoard」を検索、インストールして下さい。
価格:無料
レポジトリ:http://wynd07.appspot.com/r7/
手順②:テーマを設定
インストール後「DreamBoard」アプリを起動させると、標準のテーマ一覧が表示されるので、好きなテーマを設定します。
最初は「Default」の他に「Endroid」というテーマが用意されていますが、Cydiaよりテーマ検索をしインストールすることで、新しいテーマを増やすこともできます。
下記より個人的に感じるオススメのテーマを紹介します。
Endroid – Android風の標準テーマ
「Endroid」は「DreamBoard」標準で搭載されているAndroid風のテーマです。
天気や日付、時間などがパッと分かり、機能性に優れているテーマです。
AppleWEB HD V2 – 人気No.1 のクールなテーマ
「AppleWEB HD V2」は「DreamBoard」でも人気の高い、ダークな雰囲気漂うテーマです。
Cydiaより検索、インストールすることで「DreamBoard」で設定できるようになります。
かっこよさ&使いやすさ共に抜群のテーマです。
Ubuntu – 個性的で癒されるテーマ
「Ubuntu」は「DreamBoard」の中でも癒されるテーマです。
Cydiaより検索、インストールすることで「DreamBoard」で設定できるようになります。
個人的に大好きなテーマの1つで、落ち着いたオシャレな雰囲気です。
Insipired OS Classic – クールで使いやすいお気に入りのテーマ
最後に紹介する「Insipired OS Classic」は、ボクが最も気に入ってるテーマです。
Cydiaより検索、インストールすることで「DreamBoard」で設定できるようになります。
黒を基調としたクールなデザインですが、配置されるアイコンも大きく目的のアプリをすぐに起動できるため、機能面でも優れています。
また後述する通り、独自にカスタマイズしているテーマでもあります。
他にもたくさんのテーマがある
以上、ボクがインストールしたテーマをいくつか紹介しましたが、上記以外も、個別にCydiaから検索、インストールすることで使用できるようになります。
手順③:「DreamBoard」をカスタマイズする
さて、以上までの說明だけでも十分「DreamBoard」を楽しむことができますが、このアプリの欠点として「カスタマイズの難しさ」があります。
各テーマ毎、設置できる標準アプリがすでに決まっているため、自分の好きな配置にアプリを変更できないなど、自由度が固定されている点がデメリットとしてあります。
そこで「DreamBoard」のクールなテーマをさらに独自にカスタマイズするには、もう一歩踏み込んだ工夫が必要となります。
具体的には、iPhone内のファイルにアクセスできる「iFunBox」を使って「DreamBoard」テーマのスクリプトを書き換えることで、自由にアプリの配置を変えることができます。
例えばそのカスタマイズ方法について、テーマ「Insipired OS Classic」を例に紹介します。
ステップ①:iFunBoxでDreamBoardフォルダを表示
まずPCとiPhoneをUSB接続し、「iFunBox」を起動します。
その後、ディレクトリを「Device」→「var」→「mobile」→「Library」と進み、「DreamBoard」フォルダを開くと、各テーマが格納されています。
ステップ②:テーマのスクリプトを編集
続いて各テーマの「plist」ファイルをPC側へコピーし、テキストエディタで開きます。
この中でテーマ内に設定されているアプリが定義されています。つまりこの部分を好きなアプリに書き換えることで、アプリの配置を自由に変更できます。
例えば標準で設定されている「iPod」というキーワードで検索し、
下記3行をチェックします。
<string>launch com.apple.mobileipod</string> <integer>155</integer> <string>/DreamBoard/Inspired OS Classic/Images/ipod.png</string>
1行目が「どのアプリを開くか」を、2行目が「どの位置に配置するか」を、3行目が「アプリのアイコン」を定義しています。
「どのアプリを開くか」の部分は、アプリ毎のBundleIDが記載されるため、ここを好きなアプリのIDとすることで、配置を変えることができます。
「DreamBoard」のカスタマイズはこのステップ②が一番難関です。說明は以上とさせて頂きますが、やはりある程度コードの知識がないと壁が高いステップとなっています。
ステップ③:テーマ内で動作確認する
スクリプトの編集作業が完了したら、iFunBoxで「plist」ファイルを元の場所に戻し上書きします。
その後iPhone側で「DreamBoard」を起動し、カスタマイズした内容が反映されているか動作確認をします。
〆:脱獄らしい 個性的なiPhoneにしよう!
以上、DreamBoard – iPhone / iPadのホーム画面を超クールにするJB App [要脱獄] の說明でした。
記事中の通り、「DreamBoard」はカスタマイズのハードルが高いアプリですが、標準テーマの利用だけであれば、カンタンにiPhoneを個性的なデザインに変化させることができます。
ぜひ、お試しあれ。
コメント