ParallelsでWindowsの日本語入力キーをMacに合わせる方法! かな/英数の文字切り替えをmacOS標準JISキーボードにしよう

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Mac

Parallels DesktopのアイコンParallels Desktopを使えば、Mac上でWindowsを動かすことが可能です。

ただMacとWindowsはキーボード配列が完全に対応していないため、「かな」と「英数」の切り替えはキーボード上で行えず、Windows側のタスクバーにある言語アイコンをクリックする必要があり面倒です。

ParallelsでWindowsの入力キーを切り替える画面

タスクバーにある言語アイコンをクリックして「かな」・「英数」切り替えする例。

もしJISキーボードを搭載するMacなら、 かな英数 を押すと、Windows側も「かな」・「英数」切り替えができたら便利ですよね。

そこで本記事では、Parallels DesktopのアイコンParallels DesktopでWindowsの入力キーをMac標準キーボードに合わせる方法を紹介します。

本記事の内容は、次の環境で検証しています。

  • macOS High Sierra バージョン10.13.6
  • Windows 10 バージョン1803
  • Parallels Desktop 13 バージョン13.3.2

MacはJISキーボード搭載モデルを想定しています。

 

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Macの日本語キーボードをParallelsのWindowsで使う方法

説明の流れ
  • 手順①
    WindowsでIME詳細設定を開く
  • 手順②
    ひらがな→IME:オン/無変換→IME:オフへ変更する
  • 参考
    標準のキーボード配列に戻す方法
  • 参考
    IMEのオプションでプロパティがない場合の解決策

手順①:WindowsでIME詳細設定を開く

もし「Coherence」を有効にしていれば、一時的に終了して下さい。

ParallelsのWindowsでIME詳細設定を開く手順1

Windows側でタスクバーの言語アイコンを右クリックで「IMEのオプション」を開き、

ParallelsのWindowsでIME詳細設定を開く手順2

プロパティ

環境によっては プロパティ が表示されないケースがあります。その場合の解決策について後述しています(コチラをタップしてジャンプ)。

ParallelsのWindowsでIME詳細設定を開く手順3

詳細設定 と進み、

ParallelsのWindowsでIME詳細設定を開く手順4

全般 タブ内「編集操作」項目でキー設定を 変更 します。

ParallelsのWindowsでIME詳細設定を開く手順5

手順②:ひらがな→IME:オン/無変換→IME:オフへ変更する

「*キー」列 ひらがな を見つけ、「入力/変換済み文字なし」列 ひらがなキー を選択した状態で 変更 へ進み、

ParallelsのWindowsでひらがなをIME:オンへ変更する手順1

機能一覧から IME – オン を見つけ、OK で決定します。

ParallelsのWindowsでひらがなをIME:オンへ変更する手順2

同じ流れで「*キー」列 無変換 を見つけ、「入力/変換済み文字なし」列 かな切替 を選択した状態で 変更 へ進み、

ParallelsのWindowsで無変換をIME:オフへ変更する手順1

機能一覧から IME – オフ を見つけ、OK で決定します。

ParallelsのWindowsで無変換をIME:オフへ変更する手順2

以上の手順で、キー設定が次のように変わっていることを確認の上、OK で設定します。

*キー 入力/変換済み文字なし
ひらがな IME – オン
無変換 IME – オフ

ParallelsのWindowsでひらがな→IME:オン/無変換→IME:オフへ変更した状態

最後に 全般 タブ内「編集操作」項目のキー設定が ユーザー定義 となっている状態で、OK で保存します。

ParallelsのWindowsでIMEの編集操作がユーザー定義となった画面

以上で作業は完了。

Mac側のJISキーボードで かな英数 を押すと、Windows側も「かな」・「英数」と切り替えできれば成功です。

ParallelsでWindowsの入力キーがMacと合わさった画面

キーボード上の操作だけで「かな」・「英数」切り替えできる例。

参考:標準のキーボード配列に戻す方法

Windows側のキーボード配列を元の状態に戻したい場合、Microsoft IME詳細設定で その他 タブ内 プロパティの設定を既定値に戻す を選択します。

ParallelsでWindowsの入力キーを標準配列に戻す手順1

確認ダイアログが何度か表示されるので、はい を選べば標準のキーボード配列に戻ります。

ParallelsでWindowsの入力キーを標準配列に戻す手順2

参考:IMEのオプションでプロパティがない場合の解決策

次の環境へアップデートしたところ、

  • macOS Big Sur バージョン11.3.1
  • Windows 10 バックアップ20H2
  • Parallels Desktop 16 バージョン16.5.0

Microsoft IMEが更新された影響で、今回紹介した設定がリセットされていることを確認しました。

新しいMicrosoft IMEでは「IMEのオプション」を開いても、プロパティ 項目が消えています。

IMEのオプションにプロパティ項目がない説明

プロパティがどこにもない。

この場合、「IMEのオプション」の 設定 から 全般 を開き、

IMEのオプションでプロパティがない場合の解決策1

「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」へ切り替えればOK。

IMEのオプションでプロパティがない場合の解決策2

これで「IMEのオプション」で プロパティ 項目が復活し、今回紹介した設定も反映されるようになります。

IMEのオプションでプロパティがない場合の解決策3

 

〆:Parallelsでシームレスに両OSを使おう!

以上、ParallelsでWindowsの日本語入力キーをMacに合わせる方法! かな/英数の文字切り替えをmacOS標準JISキーボードにしよう の説明でした。

今回の設定により、Windowsを動かす際もMacのキーボードで違和感なく操作できますよ。

ぜひ、お試し下さい。

Mac
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コメント

  1. b! より:

    MACの日本語キーボードがWinで使えるようになり助かりました!

  2. 匿名 より:

    ありがとうございます!

  3. komi より:

    マイクロソフトは初めてなのでよく理解できなかったのですが、とにかく助かりました。ありがとうございます。

  4. nob より:

    わかり易い説明ありがとうございます。
    大きなストレスが一つ、解消でき、幸せです。

  5. 匿名 より:

    設定が反映されない場合は再起動したら反映されました。
    ありがとうございました。

  6. こだ より:

    マジ助かりました(≧∇≦)/

  7. 匿名 より:

    僕にはもう一つの設定が必要です。時間と言語>言語と区域>日本語の行の右側にある「…」>言語オプション >キーボードのレイアウト>日本語キーボード(106/109)に変更する。

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