この記事では、MacのAirDrop(エアドロップ)で表示される名前を変更する方法を紹介します。
相手に対して、自身のフルネームが丸見えになり困っていれば、どうぞ。
本記事はMac向けです。iPhone/iPadの手順は、関連記事【iPhoneでAirDropの名前を変更する方法! エアドロで表示される名称が変わらない原因】で解説しています。
AirDropの名前を変える方法
macOSバージョンによって、少し手順が異なります。
以下2パターンにわけて説明します。
- macOS Ventura以降
- macOS Monterey以前
macOS Ventura以降の手順
システム設定から 一般 → 情報 と開きます。
コンピュータ名に登録される名称が、AirDropの共有先として表示されるので、任意の名前へ変更します。
これでAirDropの共有先を探している、相手からの見え方が変わります。
macOS Monterey以前の手順
システム環境設定から「共有」を開きます。
コンピュータ名に登録される名称が、AirDropの共有先として表示されるので、任意の名前へ変更します。
これでAirDropの共有先を探している、相手からの見え方が変わります。
補足:エアドロに関するアレコレ
細かい情報を補足します。
- 補足①AirDropの名前が反映されない原因
- 補足②AirDropの受信機能を無効化する方法
AirDropの名前が反映されない原因
AirDropの送信側・受信側で同じApple IDにログインしている場合、Apple IDの登録名で優先的に表示される場合があります。
例えば受信側として3台のiPhone、送信側としてMacを用意します。
うち2台のiPhoneは、Macと同じApple IDでサインイン中です。
Mac側でAirDropの共有先を検索すると、同じApple IDでサインイン中のiPhone 2台は、Apple IDの名称で表示されます。
一方、異なるApple IDでサインイン中のiPhoneは、デバイスの名称で表示されます。
もしAirDropの名前を変えたい場合、以下2パターンのやり方があります。
- Apple IDの登録名を変える
- 送信側・受信側で異なるApple IDでサインインする
AirDropの受信機能を無効化する方法
もし普段からAirDropを使っていない場合、いっそのこと機能を無効化するのもアリです。
Finderを開き、サイドバー「AirDrop」から「このMacを検出可能な相手:なし」にします。
これでAirDropの送信側から見えなくなるため、受信機能が無効化されます。
注意点として、AirDropの送信機能は無効化されません。
送信も含めオフにしたいなら、詳しい手順を関連記事【MacのAirDropを無効にする方法! オン/オフを切り替えて勝手な送信/受信を防止しよう】で解説しています。
〆:エアドロの表示名を管理しよう!
以上、MacでAirDropの名前を変更する方法! エアドロで表示される名称が変わらない原因 の説明でした。
初期設定のまま名前を変えていない方は、ぜひ一度チェックしてください。
もしフルネームが登録されている場合、今までAirDrop共有中、周囲の人に丸見えだったかもしれません・・・。
ご参考あれ。
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