携帯電話で「留守番電話」オプションを契約しているでしょうか?
大手キャリアの場合、スマートフォンでは300円の有料オプションとなっていますが、電話に出れない時や電波状況が悪い状況でも相手からのメッセージを保存できるため便利です。
が、たまに「留守番電話」を契約しているにも関わらず、相手からかかってくる電話を留守番電話に保存できないケースがあります。
そこで本記事では、携帯で着信した電話を留守電に保存できない原因について紹介します。
大きくメッセージが残らないのは3つの理由があるため、それぞれ解決策も含め說明しています。
本記事の主旨とは逆に、かかってくる着信が全てコール音が鳴らずに、すぐ留守番電話に繋がる場合は下記記事を参照下さい。
関連記事
photo by JESHOOTS
着信した電話を留守電に保存できない原因
原因①:そもそも留守番電話のオプション契約があるか?
「着信を受けても留守番電話が機能しない」という症状の場合、まず携帯に留守番電話契約があるか、確認をして下さい。
ドコモ / au / ソフトバンクそれぞれオプション名や詳細な機能は異なりますが、共通してスマートフォンの場合、事前申込が必須の有料オプションとなります。
ドコモ
ドコモ携帯の場合、フィーチャーフォン(ガラケー)とスマートフォン共通して、留守番電話の機能は申込が必須の有料オプション(300円)となります。
au
au携帯の場合、フィーチャーフォン(ガラケー)なら申込不要かつ無料で留守番電話を利用できます。
ただし、スマートフォンや最近のLTE対応ケータイだと、留守番電話の機能は申込が必須の有料オプション(300円)となります。
ソフトバンク
ソフトバンク携帯の場合、フィーチャーフォン(ガラケー)なら申込不要かつ無料で留守番電話を利用できます。
ただし、料金プラン「スマ放題」・「スマ放題ライト」に加入している場合は、留守番電話の機能は申込が必須の有料オプション(300円)となります。
原因②:相手を着信拒否していないか?
自分に電話をかけてくる発信者を着信拒否している場合、留守番電話に繋がらず、受信者へメッセージを残すこともできません。
ここでややこしいのが、「iPhone側の着信拒否設定」と「携帯会社側の着信拒否設定」の2つがあるという点。
前者の設定をしていると、設定番号からの着信は強制的に留守電になりますが、後者の場合、そもそも留守電にすら残らないようになっています(前者の設定はiOS 7以降にiPhone本体に搭載された機能です)。
本件については別記事でまとめているので、合わせてご参考あれ。
関連記事
[iOS] iPhoneで着信拒否する設定方法と相手へのアナウンス内容まとめ [ドコモ/au/ソフトバンク]
以上より、「携帯会社側の着信拒否設定」に問題がある可能性があるため、一度確認してみましょう。
参考 ソフトバンク – サポート「迷惑電話を着信拒否することはできますか?」
原因③:「不在案内」設定がオンになっていないか?
最後の想定原因が「不在案内」設定が適用されており、留守番電話に繋がらない状態になっていないか、という点。
「不在案内」とは、長期出張中や休暇中など、伝言メッセージを聞くことができないときに利用する機能で、自分で録音した音声を発信してきた相手に流すことができます。
つまり「不在案内」設定がオンになっていると、強制的に録音したメッセージが流れるため、発信者は留守番電話に残すことができない状態になっています。
自分では設定した記憶がなくても誤ってオンにしていたり、過去設定をオンにした後オフにするのを忘れている可能性があります。一度、確認してみて下さい。
〆:気付かないうちに設定している場合あり
以上、留守番電話に保存できない原因! 着信した携帯にメッセージが残らない理由 [iPhone/Android] の説明でした。
ボクの周囲では最近、原因③の「不在案内」設定がオンになっていたため、留守番電話が残せない状態になっているケースがありました。
本人は「設定した記憶がない」と主張していましたが・・・。携帯はこのように、無意識のうちに設定を変えてしまうことで、不具合が発生するパターンが多いので注意が必要です。
もし自分の携帯でなぜか留守番電話が残せなくなっている場合は、ぜひご参考にして下さい。
コメント