Androidのシリアル番号や製造番号を調べる方法! SERIAL/IMEIを表示しよう

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Androidのシリアル番号(SERIAL)や製造番号(IMEI)を調べたことはありますか?

どちらもiOS(iPhone / iPad)でよく使われる情報で、主にAppleへアフター関連の問い合わせをする際に必要となりますが、Androidの場合も同様の情報が各端末へ個別に与えられており、携帯キャリアの「ネットワーク利用制限」や一部MDMソフトなどでAndroidを識別するために活用されています。

このようにAndroidではあまり登場するシーンの少ない情報ですが、いざ必要となった際に備え調べ方を知っておくと便利です。

そこで本記事では、Androidのシリアル番号や製造番号を調べる方法を紹介します。

「Androidの画面操作ができない」・「手元にAndroidがない」など、様々なケースを想定した調査方法も記載しているので、ぜひご覧あれ。

photo by MIKI Yoshihito

 

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Androidでシリアル番号や製造番号を調べる方法

Androidにおける、シリアル番号と製造番号の特徴です。

シリアル番号(SERIAL)

  • 文字配列は英数字混在10桁前後
  • シリアル番号を取得できない機種もある

製造番号(IMEI)

  • 文字配列は数字のみ15桁の文字列
  • 携帯電話でない端末(例:Wi-Fi専用タブレット)では製造番号を取得できない(代わりにシリアル番号を使用)

本記事では4つの方法でこれらを調べる手順を解説します。

  • 「設定」より確認する
  • 電話アプリより確認する
  • Android本体より確認する
  • Androidの梱包箱より確認する

「設定」より確認する

もしAndroidの電源が入り、画面操作できる状態であるなら、「設定」より確認するのが最も分かりやすくオススメです。

例えばNexus 6P(Android 8.1.0)なら、「設定」→「システム」より「端末情報」を開き、

「端末の状態」よりIMEI情報(製造番号)やシリアル番号を確認できます。

以上はNexus 6P(Android 8.1.0)での例でしたが、別機種やOSバージョンでもおおむね「設定」の「端末情報」系列の項目にて表示ができます。

iOSでは表示された製造番号(IMEI)やシリアル番号をコピーできますが、Androidの場合(ボクの環境では)できなかったため、長い文字列の打ち間違えに注意して下さい。

電話アプリより確認する

確認したい対象が製造番号(IMEI)のみなら、「電話」アプリを使った方法も知ってると便利です。

「キーパッド」で下記番号を入力すると画面上に製造番号(IMEI)情報が表示されます。

*#06#

Nexus 6P(Android 8.1.0)での表示例。

入力した「*#06#」は通話履歴にも残らないため、文字列さえ最初に覚えてしまえばサクッと確認できます。

一方「設定」から確認する方法と同じく、表示される製造番号(IMEI)情報のコピーはできないため、入力ミスのリスクが懸念点となります。

ちなみにこの方法はAndroidのみならずiOSでも共通の方法で、同じく「電話」アプリのキーパッドで「*#06#」と入力すれば、製造番号(IMEI)を表示できます。

iPhone 8 Plus(iOS 11.0.3)での表示例。

なおiOSの場合、「文字列を覚えるのは面倒・・・」という方には「連絡先」として登録してしまう豆知識がオススメで、電話帳よりタップだけで製造番号(IMEI)情報を表示できたのですが、

Androidで同様のことを行うと、「通話を切り替えられません」と表示されうまく動作しませんでした。

Galaxy S7 edge(Android 7.0)での表示例。

Android本体より確認する

もし故障等でAndroidの画面操作ができない場合、本体に刻印される情報を直接読み取る方法があります。

この方法はAndroidの機種によって刻印される場所や内容に差異があり、ほとんどの場合、製造番号(IMEI)しか確認することはできません。

下記よりボクが保有する3機種について調べた結果を例として紹介します。

  • Xperia Z3
  • Galaxy S7 edge
  • Nexus 6P

Xperia Z3 – SIMトレイの製造番号シールより確認する

Xperia Z3では、SIMトレイ脇に挿入される製造番号シールより製造番号(IMEI)を確認できます。

SIMトレイやmicroSDカードが入るスロットを空けると下記画像のようなシールが見えるので、

先の尖ったピンなどで引っ張り出すと、製造番号が記載されたバーコードシールが出てきます。

このシールに記載された情報より、画面操作ができないXperiaでも確認ができます。

Xperia Z3の場合、本体の背面やSIMトレイ上で製造番号(IMEI)の記載はありませんでした。

Galaxy S7 edge – 本体の背面より確認する

Galaxy S7 edgeでは、スマートフォン本体の背面に刻印される製造番号(IMEI)を確認できます。

使用しているケースから取り出すだけで、画面操作ができないGalaxyでも確認ができます。

Galaxy S7 edgeの場合、製造番号シールはなく、SIMトレイ上にも製造番号(IMEI)の記載はありませんでした。

Nexus 6P – SIMトレイより確認する

Nexus 6Pでは、本体に挿入されるSIMトレイに直接刻印される製造番号(IMEI)を確認できます。

SIMトレイを取り出すだけで、画面操作ができないNexusでも確認ができます。なお、SIMトレイを取り出すとAndroidバージョンによっては自動で再起動となるため作業中のアプリ等がある場合は注意して下さい。

Nexus 6Pの場合、製造番号シールはなく、本体の背面にも製造番号(IMEI)の記載はありませんでした。

そのほか – 端末の電池パックを外して確認する

以前のAndroidであれば、多くの機種で背面のカバーを外して電池パックを取り出すことができました。

実はこの電池パックの下には製造番号(IMEI)が記載されているため、ここを見れば画面操作ができないAndroidでも確認できます。

ボクの保有する端末に電池パックを外せる機種がないため未検証ですが、もし以前の機種をお使いであればぜひ確認してみて下さい。

Androidの梱包箱より確認する

もしAndroid本体が手元にない場合、対象機種の梱包箱さえ残っていれば、貼付されているバーコードラベルで製造番号(IMEI)を確認できます。

Xperia Z1のバーコード例。

梱包箱を残しておけば、将来的にAndroidを売却(下取り)する際に高値で売ることもできるためオススメですが、もし箱が邪魔になっているならバーコードシールだけでも残しておくと製造番号(IMEI)をすぐ確認できて便利ではないでしょうか。

参考:Googleアカウント管理ページでは確認できない

もしスマートフォン本体も梱包箱も手元にない場合、残念ながら遠隔で製造番号(IMEI)を確認する手段はありません。

iOSでは遠隔で確認する手段として「Appleアカウントの管理」サイトよりアカウントと紐づくデバイスのシリアル番号や製造番号(IMEI)を表示できますが、Androidで同機能となる「Googleアカウント情報」ページ上ではこれら情報は確認できませんでした。

Googleアカウントを遠隔から強制ログアウトする方法! ログイン中の端末を削除しよう
この記事では、遠隔からGoogleアカウントを強制ログアウトする方法を解説します。知らない端末が表示される原因と対処法も触れています。

Googleの公式ページやその他ネット上の情報でも他に有効な手段はなかったため、Androidにおいて製造番号(IMEI)を確認するには、必ずスマートフォン本体か梱包箱どちらかが手元にある必要があるようです。

参考 Google Store ヘルプ – 端末のシリアル番号を調べる

 

参考:「ネットワーク利用制限」確認で使用する

Androidへ個別に与えられる「シリアル番号」や「製造番号」は、端末の個別識別が必要なサービスを利用する際に登場します。

具体的に活用するケースとして、携帯キャリアの「ネットワーク利用制限」があります。

「ネットワーク利用制限」とは、例えば携帯ショップで購入したスマートフォンが盗難に遭ったり、端末代金が未納だったりする場合に、携帯キャリア側から当該端末に対し強制的にかけられる、通信機能の制限を指しています。

ここで携帯キャリア側が対象の端末を識別する際に用いられるのが「製造番号(IMEI)」で、各携帯キャリアごと用意される専用サイトでIMEIを入力するだけで、「ネットワーク利用制限」がかかっているか確認ができます。

サイト NTTドコモ – ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト

サイト au – ネットワーク利用制限携帯電話機について

サイト ソフトバンク – ネットワーク利用制限

本件は中古の携帯電話を購入する際に問題になることが多く、フリマアプリやネットオークションで見知らぬ第三者から購入した端末に実は「ネットワーク利用制限」がかかっており、使用することができなかったトラブルが散見されます。

そのためインターネット上で中古の携帯電話を購入する際は、まず(できれば写真付きで)IMEI(製造番号)情報を教えてもらい、上記サイトで「ネットワーク利用制限」の対象となっていないかチェックをオススメします。

また逆のケースで、自分の携帯電話を売却する際は、事前に「ネットワーク利用制限」の有無を確認してから出品するようにしましょう。

 

〆:IMEIを確認する手段を把握しておこう

以上、Androidのシリアル番号や製造番号を調べる方法! SERIAL/IMEIを表示しよう の説明でした。

Androidの場合、シリアル番号や製造番号(IMEI)あまり触れる機会のない情報ですが、ネットオークションをよく利用するなら、これら情報を調べる方法と「ネットワーク利用制限」のリスクは知っておくべきでしょう。

ぜひ、ご参考あれ。

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