YouTubeには動画の内容を文字起こし(字幕)で確認できる機能があります。
この文字起こしをコピーして、メモしたり翻訳に使ったりしたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、パソコンからYouTubeの文字起こしを表示してコピーする方法を解説します。
パソコンでYouTubeの字幕をテキスト化する方法
PCのブラウザでYouTubeサイトにアクセスし、文字起こしをしたい動画を再生します。
動画の概要欄を開き、文字起こしを表示 をクリックしましょう。

「もっと見る」をクリックして、概要欄を開く

文字起こしを表示 をクリック
画面の右側に、文字起こしされたテキストが並びます。
このままテキストを選択→コピーを実行できますが、タイムスタンプ(時間)も一緒に出てしまいます。

画面の右側に、文字起こしされたテキストが並ぶ

そのままコピーしようとすると、タイムスタンプも含まれる
コピーに含めたくない場合、メニューから タイムスタンプ表示を切り替える を選びましょう。
タイムスタンプ(時間)が消えて、文字だけの状態になります。

①メニューを開く → ②タイムスタンプ表示を切り替える

タイムスタンプが出なくなる
あとは文字起こし欄をマウスで選択して、コピー(Ctrl + C)すればOK。
Wordやメモ帳など、お好きな場所に貼り付けて使えます(Ctrl + V)。

タイムスタンプぬきの、文字だけをコピーできる
なお文字起こしされるテキストは、YouTubeの字幕機能を使用しています。
字幕は主に2パターンあり、前者の自動生成された字幕が圧倒的に多いです。
- AIが自動生成した字幕
- 投稿者が手動で作成した字幕
自動生成の場合、字幕(=文字起こしされたテキスト)に誤字が含まれる場合があるため、注意しましょう。
うまく文字起こしできない場合
次の動画は通常、文字起こしできません。
- 字幕がついていない動画
- YouTubeショート動画
が、解決策もあるので、それぞれ紹介します。
字幕がついていない動画
字幕がついていない動画は、文字起こしできません。
該当の動画は、再生プレーヤーの字幕アイコンを選択すると、「字幕を利用できません」と表示されます。
この場合、動画の概要欄を開いても、文字起こしを表示 項目が非表示となります。

「字幕を利用できません」と出る動画は、文字起こしもできない
対応策として、音声認識ツールを活用して、音声→テキストに変換する代替手段もあります。
詳しくは、別記事で解説予定です。
YouTubeショート動画
今回紹介した手順の場合、字幕ありのショート動画であっても、文字起こしできません。

動画の概要欄を開いても、文字起こしを表示 がない
対応策として、動画ページのURLのうち、shorts/をwatch?v=に置き換えます。
▼通常のYouTubeショート動画URL
https://youtube.com/shorts/xxxxxxxxx
▼変更後のYouTubeショート動画URL
https://youtube.com/watch?v=xxxxxxxxx

URLのうち、shorts/ → watch?v= に置き換える
これでショート動画であっても、通常のYouTube動画と同様の再生ページが表示されます。
動画の概要欄を開き、文字起こしを表示 をクリックすれば、画面の右側に、文字起こしされたテキストが並びます。

URLを変えれば、通常のYouTube動画と同様の再生ページが表示される
〆:文字起こしで効率的に作業しよう!
以上、PCでYouTubeの文字起こしを表示・コピーする方法! 字幕が出ない場合の対処法も解説 の説明でした。
文字起こしでコピーしたテキストは、たとえば次のような使い方が便利です。
- ChatGPTに貼り付けて、動画内容の要約を指示する
- Google翻訳に貼り付けて、英語→日本語に音声を翻訳する
スマートフォン上の操作でも同等のことは可能ですが、パソコンの方が使い勝手がよいです。
ちょっとしたメモや内容確認はもちろん、上記に紹介したような学習用途でも大変便利な機能なので、ぜひ活用してみてください。
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