Magiskを隠してroot検知を回避する方法! root化で起動できないアプリを動かそう

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この記事では、MagiskのアイコンMagiskを隠して、root検知を回避する方法を解説します。

root端末で起動できないアプリがあれば、お試しあれ。

 

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Magiskを隠してroot検知を回避する方法

SafetyNetPlay Integrityというセキュリティ検知によって、一部アプリはroot化端末で起動できません。

root端末で起動できないアプリの説明

ポケモンGOの例。root状態を検知して、起動不可となる。

このroot検知を回避する、基本的な設定を3パターン紹介します。

  1. Magiskのパッケージ名を変える
  2. Zygiskを有効にしてDenyListを指定する
  3. Play Integrity Fixを導入する
多くのアプリは、1・2を設定すれば起動できます。一部の強力な検知機能をもつアプリで、3が有効です。

①:Magiskのパッケージ名を変える

MagiskのアイコンMagiskのパッケージ名を変えて、見た目は別アプリのように偽装する機能があります。

アプリによっては、Magiskのパッケージ名でフィルターをかけて、起動を制限している場合があります。

そのようなケースで、この機能が活躍します。

まず、MagiskのアイコンMagiskの設定メニューから Magiskアプリを隠す を選択します。

Magiskのパッケージ名を変える手順1

(左)設定を開く (右)Magiskアプリを隠す

アプリ名は任意ですが、デフォルトのSettingsでよいでしょう。

Magiskのパッケージ名を変える手順2

“Settings”というダミー名称へ偽装する

ホーム画面へのショートカット追加が提案されます。

特に理由がなければ、追加するのがオススメです。

Magiskのパッケージ名を変える手順3

ショートカットを追加する

これでMagiskのアイコンMagiskを隠すことができました。

アプリアイコンはシステム系アプリのアイコンSettingsと表示されます。

またデフォルのパッケージID(com.topjohnwu.magisk)から、ランダムな文字列に変わっています。

Magiskのパッケージ名を変える手順4

(左)アプリアイコンと名前が変わる (右)パッケージ名が変わる

②:Zygiskを有効にしてDenyListを指定する

MagiskのアイコンMagiskでは、一時的にroot状態を”見えなくする”機能があります。

これを有効にすれば、SafetyNetの検知をすり抜けて、アプリを起動できる場合があります。

まず、MagiskのアイコンMagiskの設定メニューから Zygiskオンのアイコンオンにします。

Zygiskを有効にしてDenyListを指定する手順1

(左)設定を開く (右)Zygiskをオン

DenyListを構成 から、root検知を回避したいアプリを選択します。

Zygiskを有効にしてDenyListを指定する手順2

(左)DenyListを構成 (右)アプリをチェック

最後に DenyListを適用オンのアイコンオンにして、端末を再起動します。

root検知に引っかかっていたアプリを起動できれば成功です。

Zygiskを有効にしてDenyListを指定する手順3

(左)DenyListを適用をオン (右)再起動

機能の仕組みとして、一時的に非root環境に戻ることで、root検知を回避しています。

したがって対象アプリ起動中、Magiskモジュールは機能しなくなります。

なお以前のMagiskのアイコンMagiskではMagiskHideという機能がありましたが、現在は代わりにこの機能が実装されています。

③:Play Integrity Fixを導入する

MagiskのアイコンMagiskに専用のモジュールを導入して、SafetyNetやPlay Integrityの検知を回避します。

GitHubページから、モジュールPlay Integrity Fixをダウンロードしましょう。

Play Integrity Fixを導入する手順1

最新バージョンのZipファイルをダウンロードする

MagiskのアイコンMagiskでモジュールをインストール、端末を再起動します。

root検知に引っかかっていたアプリを起動できれば成功です。

Play Integrity Fixを導入する手順2

(左)①モジュール→②ストレージからインストール (右)Play Integrity Fixを選択

Play Integrity Fixを導入する手順3

(左)OK (右)再起動

 

〆:root化で起動できないアプリを動かそう!

以上、Magiskを隠してroot検知を回避する方法! root化で起動できないアプリを動かそう の説明でした。

root検知に引っかかるアプリとして、銀行系・決済系・ゲーム系アプリが多いですが、紹介した設定によってパスできる可能性が高いです。

▼例:セブンイレブンのアイコンセブンイレブンアプリ

セブンイレブンアプリの例

セブンイレブンアプリの例。左が適用前、右が適用後。

▼例:Pokemon GOのアイコンPokemon GO

Pokemon GOの例

Pokemon GOの例。左が適用前、右が適用後。

ただ完璧ではなく、セキュリティの厳しいアプリでは失敗するケースもあります。

この分野はセキュリティと開発者のイタチごっこで、常に変化しているため、最新情報は検索してみることをオススメします。

紹介は割愛しましたが、もっと複雑なroot検知の回避方法もあります(例:LSPosed/Shamikoなどなど)。

興味のある方は、ご参考ください。

関連記事 Androidをroot化する方法まとめ

関連記事 Androidがroot化できているか確認する方法

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コメント

  1. ぷくぷく より:

    はじめまして、SafetyNet FIXでPOKEMON GOが動いていたのですが、ROOT検出で起動できなくなりました。
    Play Integrity FixをインストールすることによりPOKEMON GOが起動できるようになりました。
    情報、ありがとうございます。

    気になったのですが、SafetyNet FIXとPlay Integrity Fixの共存は問題ないでしょうか?
    宜しくお願い致します。

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